図1●ソフトウエア業におけるOSS関連事業の売上高および案件数の推移(第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査より引用) 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)オープンソフトウェア・センターは2010年4月30日、「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」を公開した。「顧客の低コスト志向により、OSS(オープンソースソフトウエア)活用ビジネスは、不況の中で伸びている貴重なビジネスドメインになっている」としている。 同調査は2009年の7月から8月にかけ国内IT関連企業に対し行なったもので、調査票を3000社に発送、916社が回答した。2007年度に第1回調査を行っており、今回公開された2009年度調査が第3回となる。 調査によれば、IT事業全体の売上高は減少傾向の企業が多い中で、OSS関連事業は2008年度調査に比べて売上、案件数ともに伸びている(図1)。その理由
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