9月8日、「Microsoft Dynamics CRM 3.0」が発売になった。マイクロソフトにとって初めての業務アプリケーション領域への進出だけに、発売前から話題を集めていた製品だ。ビジネスモデルとしても、これまでのパートナー経由での製品販売ではなく、直販を仕掛けてくるのではないかという見方もあったが、7日に開催された記者会見では、「パートナーとの連動によるビジネス」であることを強調した。 マイクロソフトが業務アプリケーション分野に進出し、パートナーとのビジネスを続けていくことを強調する狙いはどこにあるのか。この製品を担当する、業務執行役員 マイクロソフトビジネスソリューションズ事業統括本部の宗像淳統括本部長と、同プロダクトマーケティング本部の新保将製品戦略部長を直撃した。 ■ ビジネスアプリケーション分野でもプラットフォームベンダになりたい ―CRMをはじめとするDynamicsシリ