私は脱原発派で、可能な限り早い時期に原発ゼロにしてほしいと思っている人間の1人なのだけど、その理由は、放射能が日本人にとってあまりにも忌避すべきものになってしまっているからだ。 放射能の危険性は、例えば火と比べたらだいぶ低い。 火は火事を起こし、毎年たくさんの死者を出している。体の半分以上を深く火傷したら、たいてい助からない。 でも、放射能を浴びても簡単には死なない。 東海村の原発におけるJCOの事故では、臨界を止めるため、3人の作業員が炉内に送り込まれ、作業中に青い閃光を間近に大量に浴びたが、1人は生き残った。 もちろん、生き残れた人も骨髄移植などをしてぎりぎりで助かったわけで、今もさぞかしおつらい思いをしてらっしゃるだろう。 軽く考える気は微塵もない。 だが、火だったら、燃え盛る家の中に普段着で入っていくようなものであり、即、全身黒焦げだっただろう。 でも、「火を日本からなくせ」と言う
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