コンピュータを誰かと共有するといっても、必ずしもコンピュータを代わる代わる使うということではない。 Microsoftは、教室で1台のPCを使って複数の生徒が同時に別々の作業を行える製品に取り組んでいる。2010年に登場の予定だ。 マウス、キーボード、ディスプレイは個別に用意され、それぞれが自分のアプリケーションで作業するが、その処理は「Windows Server」の新しいバージョンを搭載したPC1台だけで行う。この新しいOSは「Windows MultiPoint Server 2010」と呼ばれている。 Windows MultiPoint Server担当のゼネラルマネージャーIra Snyder氏は、ブログで次のように述べている。「この数年間、われわれはMicrosoftでシェアドリソースコンピューティングの分野を研究してきた。この新しい分野の狙いは、顧客がコンピュータの使われて