日本デザイン振興会は11月9日、2011年度「グッドデザイン賞」の特別賞全6賞、計45件の受賞対象を発表した。大賞には本田技研工業のカーナビゲーションシステムによる情報提供サービス 東日本大震災でのインターナビによる取り組み「通行実績情報マップ」が受賞している。 グッドデザイン特別賞は、10月3日に発表した2011年度「グッドデザイン賞」1112件の中から決定したもので、「グッドデザイン大賞」(内閣総理大臣賞)は、すべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で2011年を象徴するデザインという位置付け。 本年度は3月11日に発生した東日本大震災後の情勢をふまえ、日本社会の復興や、人びとの暮らしにおける豊かさの再定義につながる活動の展開を軸にした。 「通行実績情報マップ」は、東日本大震災の被災地域でのスムーズな移動を支援する目的で、震災翌日の3月12日午前10時30分よりHondaのカーナビ「インタ