国見町竹田津の「岡」という地区から「浦手」という地区へ向かう旧道沿いに今回の庚申塔は祀られていました。 場所:大分県国東市国見町竹田津 井上 座標値:33.6586494,131.5560913 石垣の上、生い茂った樹々の間に隠れるように庚申塔が祀られています。庚申塔に向かって右側に石灯籠。この石灯籠には文字が刻まれます。 「奉寄進石灯籠」「如月吉祥日氏子中」と刻まれます。 そして本題の庚申塔がこちら↓ 一面六臂の青面金剛の主尊。右手に弓矢を持っているのとは別に、なんだか金剛杵(こんごうしょ)と思われる先が分かれた短い杖のようなものを持っています。金剛杵は煩悩を破るといわれる杵に似た法具です。 左手の彫りはとても複雑でなかなかひとつひとつを判別するのが難しい。唯一はっきりとわかるのは三叉戟です。 青面金剛の顔部分をみてみると以下のように顔が四つ確認できます↓ さらに頭の上にのっている小さな