第21回 業績を伸ばしたいときこそ従業員満足を見る 株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏 2006年9月22日 従業員満足は、お客様満足に匹敵する 業績の不振にあえいだとき、わたしは自問してみたことがあります。「我が社の従業員満足はどれくらいあるだろうか」と。お客様満足はだれでも追及します。しかし従業員満足はどうでしょうか。おざなりにしてはいないでしょうか。 わたしの知るところ、伸びている会社は例外なく従業員満足度が高いという共通点があります。当然です。従業員が満足していない会社で、お客様満足のための努力などできるはずもありません。お客様満足がなければ売り上げも伸びない。 つまり従業員満足は、お客様満足に匹敵するのです。どんな会社も、お客様と社員がいない会社はありません。好況の持続も不況の克服もすべて社員にかかっています。年齢は関係ありません。お客様満足と従業員満足は、いってみれば