タグ

ブックマーク / blog.ihatovo.com (19)

  • 東大女子少ない問題とそれに伴うあれこれ - 科学と生活のイーハトーヴ

    少し前に話題になったこの記事について。 日の最高峰の大学 女子学生は5人に1人だけ - The New York Times なぜ「5人に1人」のままなのか 私がその「5人に1人」だったころ*1と比べて、東大の女子学生を取り巻く事情がほとんど変化していないことに落胆している。 20年も経てば、さすがに女子学生の割合がもっと増えていてもいいはずだと思っていたが、まったく増えていない。 そもそも日では、4年制大学に進学する女子が少なく*2、旧帝国大学群では女子学生の比率がさらに低くなっている*3。 東大の女子学生比率が低い問題も、基的には、日における女子教育の構造的な問題が反映されているのだろう。 冒頭の記事でも指摘されているように、女性が高度な教育を受けようとすることを妨げる有形無形の抑圧が、日には残っている。 まずは、4年制大学に進学を希望する女子が、その希望を妨げられないように

    東大女子少ない問題とそれに伴うあれこれ - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 自発的に自分語りすることの良さと難しさ - 科学と生活のイーハトーヴ

    とどさんことid:tsundenai(すごいidだ)のこの記事 を読んで、単純にカテゴライズできないことは特に、個別具体的な経験談の蓄積が大切だなと改めて思った。 自分語り、ちょう大事。 とはいえ、「自分語り」で検索すると、だいたい「うざい」という言葉とセットで書かれている。 「相手が聞いてもいないのに自分のことを語る行為」と説明されていることが多いが*1、この「『相手が』聞いてもいないのに」というところが、うざいと思われてしまうポイントなのだろう。 特定の相手がいる場で、その相手の話の文脈を無視して(または相手の話を都合よく踏み台にして)なされる自分語りは、うっとうしがられてもしかたない。 でも、特定の相手との会話の中ではなく、まったく自発的になされた問わず語りの自分語りであれば、そうそう嫌われることもないんじゃないか。 というか、随筆・エッセイ作品の人気を考えれば、むしろ、自発的な自分

    自発的に自分語りすることの良さと難しさ - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 順天堂大学医学部の入試について - 科学と生活のイーハトーヴ

    東京医科大を皮切りに、さまざまな医大や医学部で不適切な入試が行われていた可能性が指摘されていた問題で、今回、順天堂大学が、女子や浪人生の受験生を不当に取り扱っていたことを認めた。 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181210/0022433.htmlwww3.nhk.or.jp 上記報道にもあるとおり、順大は、女子受験者の差別的取り扱いについて、「大学受験時点では女子のほうが精神的な成熟が早くコミュニケーション能力が高い傾向にあり、判定の公平性を確保するため男女間の差を補正したつもりだった」と “釈明” している。 カッコ付きで “釈明” と書いたのには、もちろん、そんなものが釈明になるはずがないだろう、という憤りを込めている。 私には、自分の子供を順大系列の病院で産んで、とても手厚いケアを受け、いいお産をさせていただいた、という経験がある。

    順天堂大学医学部の入試について - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 子供たちを科学沼に誘い込めるかもしれないマンガとか本とか - 科学と生活のイーハトーヴ

    アニメ『はたらく細胞』が大人気ですね。 実はここ数年、『はたらく細胞』に限らず、子供たちが読んでも楽しめるような、科学を題材にしたマンガやが豊作なのです。 この5年以内くらいに出版/連載開始されたものの中から、いくつかピックアップしてみました。基準は、 ・うちの子(現在小6)に評判がよく、 ・私が見てもおもしろいぞ、許せるぞ、と思ったもの です。 お子さんたちを科学沼に誘い込む一助となれば嬉しいです。*1。 マンガたち 『決してマネしないでください。』(蛇蔵) 決してマネしないでください。(1) (モーニング KC) 作者:蛇蔵講談社Amazon モーニング連載時から、うちの子がおそらく一番好きだったマンガ。 とある大学の研究室に、一癖も二癖もある研究者や非研究者がわらわら集まっては、目先の話題をネタに実験したり、恋をしたり、過去の科学者たちについて語り合ったりしています。 「工科医大」

    子供たちを科学沼に誘い込めるかもしれないマンガとか本とか - 科学と生活のイーハトーヴ
  • ちょっと前のだるまちゃんが読む、『未来のだるまちゃんへ』(かこさとし) - 科学と生活のイーハトーヴ

    1ヶ月くらい前に、書店で何気なく手に取ったがありました。 未来のだるまちゃんへ (文春文庫) 作者: かこさとし 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/12/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る ああ、かこさとしさんだ。懐かしいなあ。とパラパラめくってみました。 子供ももう小学校6年生になって、大好きだっただるまちゃんのも、科学絵も、私が読み聞かせてやることはなくなりました(棚には今も並んでいます)。 正直に言えば、かこさんのを手に取るのは久しぶりでした。 書店でざっと見た限り、『未来のだるまちゃんへ』は、やさしい言葉で語り下ろされた、かこさんの自伝のようでした。ほほう。おもしろそう。 買って帰って読み始めると、これがおもしろいのなんのって。 あっという間に夕の支度の時間になり、しぶしぶ腰を上げて、夕を作りながらも夢中で読みました。 『だ

    ちょっと前のだるまちゃんが読む、『未来のだるまちゃんへ』(かこさとし) - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 不完全な世の中だから、言葉を尽くそう - 科学と生活のイーハトーヴ

    早いもので、もうすぐ今年も終わりを迎えます。 毎年のことですが、年末に仕事を終えると、長い休みが待っていそうな錯覚をおぼえて、とてつもない開放感に包まれます。 もっとも、実際の休みはそれほど長くない(どころか、自宅でゆっくり休める日もほとんどない)のですが、気持ちだけでもリフレッシュするためには、年末感に騙されておくのもいいのかな、と思ったりしています。 今年の生活を振り返ると、自分の仕事はまあぼちぼち。なんとか毎月、ごく細々と収入を得ることができるようになって、少しほっとしています。 小学5年生の子供は、心身ともに著しく成長しています。こんなに素晴らしくおもしろく、とびきり可愛い子と毎日を一緒に過ごせる私は、なんて幸せ者なんだと思います。 夫は夫で頑張っているようで何より。 自分の生活に精一杯で、なかなか会いに行けなかった祖母を亡くしたことが唯一の悲しいできごとでした。 世の中のできごと

    不完全な世の中だから、言葉を尽くそう - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 2017年 買ってよかったもの3つ - 科学と生活のイーハトーヴ

    今週のお題「今年買ってよかったもの」 に参戦! 博文館新社の『懐中日記』 博文館 日記 2018年 1月始まり 懐中日記 B7 No.050 出版社/メーカー: 博文館新社発売日: 2017/09/12メディア: オフィス用品この商品を含むブログを見る B7版の小さな日記帳で、1ページに上下2日記入できる形式です。 罫線がないので、縦書きでも横書きでもイラストでも、自由に書けるのも魅力。 インターネット上に公開できないようなこと、公開するまでもないことなんかを、折に触れてちょこちょこ書き留めてきました。 毎日欠かさず、というわけではないのですが、わりとマメに書いています。 ・その日べたご飯(自分で作ったメニュー、外のメニュー) ・見た映画テレビ番組 ・やったことの記録(仕事、子供の学校関連、お出かけなど) ・子供のおもしろい発言の記録 ・、新聞、テレビなどでビビッときたことのメモ

    2017年 買ってよかったもの3つ - 科学と生活のイーハトーヴ
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2017/12/12
    X70 と言いたいけど、言えるほどまだ使えてない
  • X-T20を買ってしまった話 - 科学と生活のイーハトーヴ

    働いて働いて、悩みに悩んで、ようやく富士フイルムさんのミラーレス一眼、X-T20を買いました。 fujifilm.jp 初ミラーレス。 小さくて軽いボディは持ちやすく、キットレンズ(XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)を付けて700グラム弱程度。 ボディ側に手ぶれ補正機能がないのが少し心配でしたが、レンズ側の手ぶれ補正がわりと効いてくれるなという印象です。 暗めのところで、手持ちで寄れるだけ寄ってみた感じ。 さすがフィルム技術に長年の蓄積があるフジさんで、フィルムを交換するようにいろいろな色調や階調を選べる「フィルムシミュレーション」という機能が楽しいです。 鮮やかな感じにしたいときの「Velvia」。 渋いドキュメンタリータッチにしたいときの「CLASSIC CHROME」。 などなど。 フィルムシミュレーションとは別にある、多彩なフィルター機能でも遊べます。 「ダイナミ

    X-T20を買ってしまった話 - 科学と生活のイーハトーヴ
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2017/09/01
    富士、良いでしょう良いでしょう
  • 差別や偏見そのものについての議論と、差別や偏見とつきあいながら実務上の合意を形成するための議論とを、同時に進めるのはむずかしい - 科学と生活のイーハトーヴ

    長いタイトルで結論を書いてしまいました。 千葉市が男性保育士活躍推進プランを策定したことに関する熊谷千葉市長のツイートに端を発した議論を見ていて考えたことです。 男性保育士の女児担当外しは性差別? 熊谷俊人・千葉市長の発言で議論 「男性保育士に女児を着替えさせるな」要求は正当? 熊谷・千葉市長、性差別は許されないと喝破 - エキサイトニュース(1/2) 【議論再追加】熊谷千葉市長の男性保育士に関する議論。保護者の男性保育士を自分の娘に担当させるなと言う要求は正当なのか? - Togetterまとめ 私は、千葉市が打ち出した男性保育士活躍推進プランには賛成です。 子供たちにはできるだけ多様性に富んだ人たちの中で育ってほしい*1と思うし、また、保育士という職業に就きたいと願う人たちの前に性別の壁が立ちふさがることのないようにと願うからです*2。 ところが、残念ながら、今回の議論では、主に子供に

    差別や偏見そのものについての議論と、差別や偏見とつきあいながら実務上の合意を形成するための議論とを、同時に進めるのはむずかしい - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 土井善晴「一汁一菜でよいという提案」 - 科学と生活のイーハトーヴ

    NHKきょうの料理などのテレビ番組、そしてさまざまな雑誌やでおなじみの料理研究家、土井善晴さん。 私が最初に土井さんのファンになったのは、黒豆のレシピでした。そう、熱い煮汁に黒豆を入れて一晩戻し、それから煮含めるという、かの有名な「失敗しない黒豆」のレシピです。 それからも、料理番組で土井さんの回を見るたびに、おいしそう料理が魔法のように簡単に美しくできあがるのに見とれ、「これなら私にもすぐできるかも」という気に何度させられたかしれません。そして実際に作ってみると、失敗なくおいしいものができるのです。 ちなみに最近では、豆腐を水切りせずに作る「大根の白和え」(正確には大根と人参の白和え)がびっくりするほど軽く、おいしく、家族の箸も止まりませんでした。 去年の夏、NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の影響で、久しぶりに「暮しの手帖」を読みたくなって、そのときに出ていた83号を買ってみま

    土井善晴「一汁一菜でよいという提案」 - 科学と生活のイーハトーヴ
  • ここのところ気に入っている台所道具 - 科学と生活のイーハトーヴ

    料理クラスタの方には「今さらかよ!」というものばかりなのですが、自分で使ってみて感動したのでご報告です。 おひつ 夫の帰りが遅いので、ご飯は炊飯器で炊いてそのまま保温しておくというやり方が定着していたのですが、保温したままのご飯はどうしてもおいしくない。 炊飯器もだいぶ古くなって、ほんの数十分の保温でも味が落ちてしまう。 鍋炊きご飯はとてもおいしいけれども、そのままおいとくと、カピカピでべちゃっとした感じに。 「炊きたてご飯はすぐおひつに移すとおいしさを保つことができる」という話はよく聞きます。 でも、おひつ……おひつなあ……。洗い物増えるのは手間だなあ……。木でできたものはメンテナンスがさらにめんどうそうだなあ……。 と思いつつ調べていたところ、なんとセラミックのおひつというものがあるじゃありませんか! ご飯を入れたまま冷蔵庫で保存できるし、レンジで加熱もできる。 おそらく食洗機も大丈夫

    ここのところ気に入っている台所道具 - 科学と生活のイーハトーヴ
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2016/10/01
    実家で長年に渡り(私が生まれる前から?)茶碗蒸しやおでん煮るのに活躍してたアレが「無水鍋」という名前だと知ったのは7年くらい前のことだった。名前を知ってからすぐに手に入れた
  • ベルマークをなくしさえすればPTA活動はラクになるか - 科学と生活のイーハトーヴ

    PTAのムダや非効率性を指摘するときに、必ずと言っていいほどやり玉に挙げられるベルマーク活動。 たとえばこの記事でも、 仕事量が多いことや、手間がかかるわりに成果が小さい活動が多いことも、働く親にとって負担と感じられます(例・ベルマーク活動) PTAは働く親の負担? なぜ、なかなか「任意」にならないのか(大塚玲子) - 個人 - Yahoo!ニュース として紹介されていますね。 その割に、ベルマーク活動はなかなかPTAの活動からなくなる気配を見せません。 ベルマーク活動をやめようという議題を持ち出すと、「それをすてるなんて とんでもない」という反応が返ってきて、とても話にならなかった、なんて話はよく聞きます。 ベルマーク活動は、私自身まったくやる気が起きない活動なので、「ベルマークむだ~」「ベルマークやだ~」「ベルマークもうやめよう~」という気持ちはとってもよくわかります。 それでは、ベル

    ベルマークをなくしさえすればPTA活動はラクになるか - 科学と生活のイーハトーヴ
  • 『花子とアン』の時代の翻訳にまつわる著作権事情 » 科学と生活のイーハトーヴ

    もらったを気楽に翻訳して出版する花子、それでよかったの? NHKで放映中の朝の連続テレビ小説『花子とアン』は、タイトルのとおり、『赤毛のアン』の翻訳者として知られる村岡花子氏の生涯を題材としたドラマです。 先週、ついに花子が『赤毛のアン』の原書である『Anne of Green Gables』と運命の出会いを果たし、ドラマもクライマックスが近づいてきました。 このドラマでは、花子がいろいろな人から英語を手渡され、その魅力を日の子供たちに伝えようと翻訳に取り組むシーンがたびたび登場します。 後に義弟となる村岡郁也さんからは『The Prince and The Pauper』(『王子と乞』)を、そして女学校時代の恩師であるスコット先生からは、『Pollyanna Grows Up』(『パレアナの成長』(または『パレアナの青春』))と、『Anne of Green Gables

  • STAP細胞と特許 » 科学と生活のイーハトーヴ

    STAP細胞の話題に関連して、東京大学の伊東乾先生が、以下のようなツイートをしていらっしゃいました。 そもそも、特許出願期間中と承認後の違いと、論文などの公刊に関するイロハからしてとんちんかんな話ばかり いまのもそうだけど よくまあこれだけ三百大言を、しかも僕みたいな人間にまで正面切って偽名で(笑)書いてくる(のがいましたよね少し前も。頭変ですよああいうの)。あほらし— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) April 21, 2014 特許出願中の内容について論文公刊する企業も個人も研究所もありません。逆に特許まわりが済まないので論文が出せず、人事その他で苦労している助教やポスドクがどれだけいるか。こうした情報こそ弁理士とかがきちんと解説すりゃ済む話で、報道には奮起してもらいたいと思うところです。— Ken ITO 伊東 乾 (@itokenstein) April

  • ニュースから原著論文を探す方法 » 科学と生活のイーハトーヴ

    サイエンス関連のニュース記事には、原著論文の紹介やリンクがないことが多いです。 しかし、もっと詳しい内容を知りたいときや、記事の内容に疑問をもったときなど、もとの論文を見ておきたいと思うこともあるかもしれません。 原著論文は、意外と簡単に探し出すことができます。いろんなやり方があると思いますが、私が原著論文を特定する方法をご紹介します。 (1)論文の掲載誌がわかっている場合 NatureとかScienceなどの有名な雑誌の場合、ニュース記事に雑誌の名前だけは掲載されていることがあります。この場合は、その雑誌のウェブサイトに行って、アーカイブ(過去記事のストック)からキーワード検索等で探すのが早いです。 (2)論文の掲載誌がわからない場合であって、日の研究者の場合 (2.1)研究者の所属機関のウェブサイトから、プレスリリースを探します。プレスリリースが出ている場合は、たいてい原

  • 科学と生活のイーハトーヴ » 選択肢を増やすということ

    従来からマジョリティを占めている生き方に背を向けて、別の生き方をえらぼうとすることがある。 たとえば、女性が働きながら子供を育てようとすることであったり、男性が家庭で多くの時間をすごそうとすることであったり。 従来の価値観とは異なる価値観を許容することを社会に要求するとき、しばしば「選択肢を増やそう」という言い方がされる。 「選択肢を増やそう」ということばが伝えようとしているのは、「自分(たち)が許容してほしい価値観は、あなたたちの価値観と対立するものではないのだ、皆が自由にいろいろな生き方を選べるようになることは悪いことではないはずだ」というメッセージだ。 ぱっと見たところ、非のうちどころのない理屈に思えて、わたしもこの言い方を好んで使っていた。でも、「選択肢を増やそう」という主張が、大きな説得力をもって受け入れられた場面をあまりみたことがない。なぜだろう、ということが気になって

  • 科学と生活のイーハトーヴ » 子供を叱る

    JBPressのこの記事 子供を叱る若い母親に言いたい、「お母さん、それは無理です」  JBpress(日ビジネスプレス) に端を発して、子供の叱り方についての話が、ネットで盛り上がっている。 私はたいして若くはないが、未熟な親であることにはまちがいないので、子供の叱り方は気になる話題だ。 率直に言って、JBPressの記事はカンに障った。 とおりすがりのおばちゃんが、そのときだけを見て、「そんな叱り方しちゃ子供がかわいそうじゃないの。うちはこれこれこうしていい子に育ってるんだけど、あなたもそうしなさいよ」と説教している感じというか。 つまるところ、この記事そのものが、母親に対して「どうしてそんな叱り方をするのよ~」という、よくない叱り方をしている感じになってるんだな。 いちおう、「母親をとりまく社会の事情があるんだろうけど」と共感を示しているようには見えるけど、結局は母親

  • 科学と生活のイーハトーヴ » Blog Archive » 私が女性であるということ

    自分が女性であるということを強く意識しはじめたのは、結婚してから、正確には子供を妊娠してからでした。 それまでは、「自分は女性だから損をしている」「得をしている」と考えたことは一度もなく、すべては個人の努力次第で決まると考えていました。 子供を産むまでの経歴をざっと振り返ると、保育園→公立小学校→私立中高一貫女子校→東大東大大学院→ポスドク→一部上場品メーカー。 自分なりの悩みや紆余曲折はあったものの、世間的には「順調」な人生を送ってきたといえます。 だからこそ、というべきか、私はずっと、単純な「努力教」信者でした。 自分を支え、導いてくれた人たち(親、友人、先生方など)に感謝の気持ちはもっていたものの、はたしてそれが十分であったかどうか。 たまたまそういった人たちがそばにいて、好意を寄せてもらえたということ、多くのチャンスに恵まれたということを、自分にそれだけの価値があっ

    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2009/07/18
    消えてる…
  • 科学と生活のイーハトーヴ » Blog Archive » 春野菜のオリーブオイル蒸し

    とにかく野菜をむしゃむしゃべたかったので、思いつきでつくってみたら、おいしかったです。娘もぱくぱくべました。 そろそろ出回ってきた春野菜のうまみをたっぷり楽しめます。 味つけは、塩・オリーブオイル・酒のみ。 春キャベツ、新たまねぎ、グリーンアスパラ、スナップえんどうなど、好きな野菜をざくざく切って、ぜんぶ鍋に放り込み、塩を軽くふって、オリーブオイルと酒をまわしかけ、ざっと混ぜて蓋して強火にかける。 しゅんしゅん湯気が出てきたら、弱火で数分、塩味は適当に調節し、お好みの固さでどうぞ。 野菜もおいしいですが、スープがまたおいしい。野菜の甘みとうまみが溶け出て、滋味としかいいようがありません。 旬のものは、シンプルな味つけがうまい! レシピ 《材料》 (3人分くらい) 野菜 ・春キャベツ:半玉 ・新たまねぎ:2個 ・グリーンアスパラガス:1束 ・スナップエンドウ:1パ

  • 1