今週(2004,10/21号)の週刊文春「お言葉ですが・・・」より。 手塚治虫文化賞(みなもと氏が特別賞受賞)式典に、みなもとが高島を招待した。 もともと高島氏は「5ページ読んで詰まらなけりゃ、本は投げ出して一切続きは読まない」という偏屈爺で、新聞もろくによまない。漫画なんかも、世代的にあまり目を通しているはすがないのである。 しかし「風雲児たち」はそんな氏のお眼鏡にかない、絶賛を浴びた。 そのお礼を兼ねて、みなもと氏は高島氏を招待したのだ。 ほんで、その後、みなもと氏は高島氏に新刊「挑戦者たち」(少年画法社)を贈呈。 先生は昭和二十二年生まれ京都の人。 映画撮影所の仕出し(チョイ役)とか、宅配の貸本屋とか・・・ 島津製作所とか、あちこちでアルバイトしながらマンガ修行に励んだ。 このいろんなアルバイトの話が面白いのです。 引用者申す。 みなもと氏は高度成長真っ只中に半フリーター状態で、まだ