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ブックマーク / number.bunshun.jp (56)

  • 「20代のうちに恥をかかないと辞めた後に食べていけない」 女子サッカーと仕事(1日7時間)の両立を本気で目指すクラブとは(間淳)

    「プレイングワーカー」 あまり聞きなれない言葉が、日女子サッカー界や山梨県の一部エリアに広がり始めている。そして、女子サッカーにとどまらず、プロスポーツを変革するかもしれない。 標高1000メートル。人口約3000人。富士山北麓に位置する山梨県鳴沢村に、FCふじざくら山梨は拠地を置く。なでしこリーグ1部を頂点とする女子サッカーのピラミッドでは、6部相当の山梨県リーグ1部に所属。ただ、チームには、なでしこリーグでプレーした選手もいる。 「競技でも一流、社会でも一流であれ」 2018年に創設されたFCふじざくらには、クラブのコンセプトがある。「競技でも一流、社会でも一流であれ」。女性アスリートの新しいロールモデル「プレイングワーカー」を掲げている。アスリートと社会人のキャリアを同時に築き上げて、どちらの道でも活躍する人材輩出を目指している。 クラブの理念を体現する存在の1人、MF中塚理加(

    「20代のうちに恥をかかないと辞めた後に食べていけない」 女子サッカーと仕事(1日7時間)の両立を本気で目指すクラブとは(間淳)
  • 「なぜJリーグより下のクラブに行く必要が…」安易な海外移籍に憤っていたミキッチの真意とは【浅野拓磨の退団問題】(木崎伸也)

    日本代表にも名を連ねる浅野拓磨のパルチザン電撃退団に、波紋が広がっています。いわゆる4大リーグ以外の欧州各国に移籍する選手が増えた一方で、2012年にサンフレッチェ広島に所属していたミハイル・ミキッチが現在の状況を予見したかのような“懸念”を語っていました。その記事を再公開します(初公開:2012年4月10日) 今、Jリーグにとって最も悩ましい問題のひとつは、若手のヨーロッパ流出だろう。2010年W杯以降、香川真司、内田篤人、宇佐美貴史、大津祐樹といったリーグの見所となりうるタレントたちが次々と日を離れ、この夏もセレッソ大阪の清武弘嗣や柏レイソルの酒井宏樹の海外移籍が噂されている。 ドイツに6年間住んだ経験がある筆者としては、リスクを冒して移籍する若手選手たちの気持ちがわかる気がする。Jリーグである程度の結果を出せば未知の世界で力を試したいと思うのが自然だし、言葉も通じない異文化に飛び込

    「なぜJリーグより下のクラブに行く必要が…」安易な海外移籍に憤っていたミキッチの真意とは【浅野拓磨の退団問題】(木崎伸也)
  • 鎌田大地の言葉と長谷部誠の助言に共感しつつ考える… 日本とドイツ(欧州)で違う「自己主張・自己責任・専門性」とは(吉崎エイジーニョ)

    日々、欧州サッカーとその地でプレーする欧州組のニュースは、この切り口で眺めることにしている。 「キリスト教文化圏の影響」 なにせデータをたどると、サッカーの世界で「キリスト教文化圏かどうか」は、その競技力や発展に決定的な違いを生んでいるのだ。これまでのW杯全大会でベスト4以上にキリスト教国以外が入ったのはわずか2例しかない(02年のトルコと韓国)。90年の歴史で、それ以外はわずか2なのだ。 つい先日も、現海外組のトップランナーの一人でもある鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)の興味深い証言を目にした。 「欧州1年目のとき(ベルギーにレンタル移籍する前のフランクフルト在籍時)に、ちょっとヤル気がないみたいに見られがちで、ハセさん(長谷部誠)にも『それだと損するから、やっているようにしっかり見せたほうがいい』とアドバイスされたこともあります」 (参照:https://number.bun

    鎌田大地の言葉と長谷部誠の助言に共感しつつ考える… 日本とドイツ(欧州)で違う「自己主張・自己責任・専門性」とは(吉崎エイジーニョ)
  • 内田篤人や酒井高徳、パク・チソンも味わった「欧州と日本のサッカーと思想の違い」… “神との距離感”や上下関係を考える(吉崎エイジーニョ)

    「だから絶対ゴールを決めて帰る」 3-5-2の左MFで出場したが、かなり相手ゴール前に近いポジションを取り続けた。幾度か監督から「守備に下がれ」という指示が出たが、少々すっ飛ばす。もう順位も決まっていたし、前半ですでに3-0とリードしていた。後半の半分が過ぎた頃だっただろうか。右から来たクロスを一度止め、右足でシュートを打った。強いキックではなかったがコースが良かった。インフロント気味にひっかけたボールが、ゴールに入っていった……。 すみません。自分自身のゴールです。 06年6月のドイツ10部リーグでのことだ。筆者は当時、「Number」の取材でケルンの地で10部リーグに1シーズン限定でガチのチャレンジを敢行した。在籍中に全26試合あったが、そのうち13試合に出場、1ゴールを決めた。はい、4試合だけレギュラーで出て、そのほかはサブ。残りの13試合は思いっきりベンチ外でした。 「で、キミは何

    内田篤人や酒井高徳、パク・チソンも味わった「欧州と日本のサッカーと思想の違い」… “神との距離感”や上下関係を考える(吉崎エイジーニョ)
  • 「ちょっとヤル気がないみたいに見られがちで」日本代表に君臨した鎌田大地の周囲を動かす“王様の資質”(二宮寿朗)

    王様は力みがないくらいでちょうどいい。 中央に君臨するトップ下は攻撃のタクトをふるい、「王様」とも称されるポジション。そこに鎌田大地が定着しつつある。 日韓戦では技ありのシュートで追加点を奪って勝利に貢献すると、14-0と記録的な大勝となったモンゴル戦でも1ゴールを挙げ、出場時間を通してチャンスに絡みまくった。ときにボールをキープして、ときに素早く動かして時間と味方を操る。 周りがスピードを上げれば逆に緩めてスペースに入っていくのも効果的。つまり空間を操るのもうまい。南野拓実が中に入ってくれば、左サイドに回ってのケアも忘れない。周囲を見ながら自分の役割をすらりと算出する器量と、それをさらりとこなせる技量が彼にはある。 ブンデスリーガの上位に身を置くフランクフルトでレギュラーを張っているだけのことはある。 動じない、焦らない。 欧州の地でキャリアを積んできたからこの落ち着きが生まれたのかと言

    「ちょっとヤル気がないみたいに見られがちで」日本代表に君臨した鎌田大地の周囲を動かす“王様の資質”(二宮寿朗)
  • 巨人・亀井善行、代打サヨナラ本塁打のウラ側 原辰徳監督はなぜ「今年こそ彼に頼らないチーム作り」を考えていたのか(鷲田康)

    打った瞬間だった。 コロナ禍で9回打ち切りが決まった今季のペナントレース。そのスタートとなる東京ドームの巨人対DeNAの開幕戦は打ち切り直前の9回裏、最後の最後にとんでもないドラマが待ち受けていた。 7対7の同点で迎えた巨人の最後の攻撃。DeNAの三浦大輔監督がマウンドに守護神・三嶋一輝投手を送り出すと、巨人ベンチは代打にベテラン・亀井善行外野手を指名した。同点引き分けまで、あとアウトは3つ。しかし、そこから劇的な結末が生まれた。 「始まったばかりですけど、今年一番の当たりです」 カウント1ボール1ストライクからの3球目。三嶋の真ん中からやや外寄りに入ってきたスライダーに、亀井のバットが一閃する。弾かれた打球は、アッという間にライトスタンド中段まで飛んでいった。 プロ野球初の開幕戦での代打サヨナラホーマー。一塁側ベンチが歓喜に包まれる。そのベンチに向かって「どうだっ!」とばかりにバットをか

    巨人・亀井善行、代打サヨナラ本塁打のウラ側 原辰徳監督はなぜ「今年こそ彼に頼らないチーム作り」を考えていたのか(鷲田康)
  • 「ボールをストライクにしてくれ…ではない」元チームメイト斎藤隆が解説する田中将大“フレーミング発言”の真意(中村計)

    MLB5球団で活躍し、故郷のある東北楽天で日球界に復帰。その2013年は田中将大の24勝0敗もあり、日一にも貢献した。現在はNHK BSのMLB中継などで解説を務める斎藤さんに聞いたメジャーリーグとプロ野球の違い。そして“フレーミング”発言の真意とは?(全2回の2回目/#1へ) 「日の夏の湿度は、やっぱり異常です」 ――楽天の田中(将大)が日に戻ってきて、今、非常に盛り上がっています。斎藤さんもメジャーで7年間プレーしたあと、楽天で3年間プレーしていますが、日に戻って苦労されたことはあるのでしょうか。 斎藤 地方球場とかだと、極端にマウンドが低い場合がある。土も柔らかい。メジャーのマウンドはだいたい硬くて高いので、そういうところだと投げにくいと感じるかもしれません。あと、向こうのボールに慣れてしまうと、今度は、日のボールに違和感を感じてしまうんです。僕の場合、日のボールの方が

    「ボールをストライクにしてくれ…ではない」元チームメイト斎藤隆が解説する田中将大“フレーミング発言”の真意(中村計)
  • 「君はイチローにはなれないよ」ホークスの背番号“51”上林誠知、過去2年間「打率1割台の低迷」から逆襲なるか(田尻耕太郎)

    やはりこの男は非凡だ。上林誠知の評価がキャンプからオープン戦にかけて、改めて見直されている。 2月15日、キャンプ最初の紅白戦に白組・5番センターで出場。その第1打席でいきなりライトオーバーの塁打を放った。 「逆風だったので行かないかと思ったんですけど、しっかり捉えられてはいた。紅白戦の初打席だったので積極的にいこうと思っていた。うまく反応して打てました。逆方向に打つイメージを持ったまま、緩い変化球だったので引っ張ってしまったんですが、そのように球種やコースごとに対応できたらいいかなと思います」 打率.609&10試合連続安打 これが号砲となった。紅白戦の計3試合でチームトップの打率6割(5打数3安打)。目立たないが、3四球も光った。対外試合が始まっても勢いそのままにヒットを量産した。2月27日のオリックスとの練習試合では山由伸のストレートをセンター前へ華麗に運んだ。 「1目は日

    「君はイチローにはなれないよ」ホークスの背番号“51”上林誠知、過去2年間「打率1割台の低迷」から逆襲なるか(田尻耕太郎)
  • なぜ「ミスしても味方に謝らない」のか…「神」と海外選手の真の関係性とは【サラーの祈り】(中野遼太郎)

    2020年シーズン、Jリーグベストイレブンの表彰式。 日人選手が軒並み「チームメイトとスタッフ」に感謝の意を述べる中、オルンガ選手だけは、まず「神」に感謝を伝えていました。 神に感謝――僕たちは、外国籍選手が神に感謝している姿や言動を、すでに「サッカーでよく見る光景」の一部として受け入れていて、そこに改めて違和感を持つ人は少ないのではないでしょうか。たとえばモハメド・サラーが得点後に地面に額をつける姿を見ても「そういうゴールパフォーマンス」くらいの認識が定着しているように思います。 けれど、サラーが祈りを捧げることと、(たとえば)日人が「かめはめ波」のゴールパフォーマンスをすることでは、持つ意味合いが全く異なります(鳥山明さんが「神」かという議論は他に譲ります)。 「神を信仰する」がサッカーに与える影響 僕たちは普段、宗教とサッカーを切り離して考えています。少なくとも、積極的に関連づけ

    なぜ「ミスしても味方に謝らない」のか…「神」と海外選手の真の関係性とは【サラーの祈り】(中野遼太郎)
  • 【命日】野村克也が再生した3人が明かす “心理をつく感性” なぜ「みんなノムさんにはめられた」のか(鈴木忠平)

    1年前の2月11日、野村克也が世を去りました。彼の手で“再生”した野球人が生前のエピソードを振り返ります。 選手の隠れたポテンシャルを見極め、適材適所に配置し、その力を最大限に引き出す手腕が注目された野村再生工場。頭脳派なだけではない、人間くさい心理掌握の妙を、3人が語った。 初出:Sports Graphic Number 999号『再生工場の秘密を解く 江孟紀/小早川毅彦/遠山昭治』(2020年3月12日発売/肩書などすべて当時) 1972年。東映フライヤーズから南海へトレードとなった江孟紀は、そこで選手兼任監督であり球界を代表する大捕手だった野村克也と遭遇した。まだ未勝利だった右腕はその年いきなり16勝をあげた。 「捕手の力だけで16勝できるなんてありえない。ちょっとみんな偶像化しすぎなんです。ただね、不思議なのは、僕は4年間、毎年200イニングほど投げましたけど一度も野村のサイ

    【命日】野村克也が再生した3人が明かす “心理をつく感性” なぜ「みんなノムさんにはめられた」のか(鈴木忠平)
  • 【なぜ就活に強い?】「ラクロス部の学生はいますか」企業が求めるマイノリティー競技の強みと利点とは(杉園昌之)

    昨今、大学スポーツ界のなかでも頭ひとつ抜けた人気を誇っている競技がある。 ひと昔前から大企業を中心にOBとのつながりが強いラグビー、アメリカンフットボールが根強い支持を集めているというものの、ここ最近はその序列に変化が出てきた。体育会系の就職活動事情に詳しく、若年層のキャリア支援事業などを行う株式会社クリアソンの中村俊一氏は言う。 「人事部の方と話をしていれば、ピンポイントで聞かれます。『ラクロスの学生はいますか』と。他競技と比べても、その数は圧倒的に多いですね」 ラクロスもOB、OGのつながりはあるものの、就職活動において強い決め手となっているかといえばそうではない。企業側から求められるわけは、ほかにあるのだ。 限られた練習場所、転向組の利点 ひとつは朝に強いこと。大学ラクロス部のほとんどは早朝練習がメイン。そこには、新興スポーツならではの事情がある。野球、サッカー、ラグビーのように専用

    【なぜ就活に強い?】「ラクロス部の学生はいますか」企業が求めるマイノリティー競技の強みと利点とは(杉園昌之)
  • 高校サッカー“ロングスロー論争”は英国でも賛否 「一か八か」「目の前の結果ではなく…」デラップ砲は根強い人気(田嶋コウスケ)

    約10年前に活躍した、ある選手の動画がイングランドで最近話題になった。 スポットライトを浴びたのは、ロングスローの名手として知られたロリー・デラップ。超高速スローからの攻撃でゴールネットを揺らす得点シーンを集めた動画は、英衛星放送スカイスポーツが昨年4月に動画サイトで公開すると、約58万回のPVを記録した。いまだに再生数が伸びているように、「デラップ砲」の人気はまったく衰えていないようだ。 デラップは肩を壊してサッカーに専念 英サッカーサイトで「ロングスローの名手トップ5」といった特集記事が掲載されると、毎回ライバルを大きく引き離して堂々の1位に輝くのが、このデラップである。青年時代にやり投げの選手として学生チャンピオンになり、肩を壊したことでサッカーに専念するようになったという異色の経歴の持ち主である。 ロングスローは高速で、飛距離にして約40メートル、しかもゴール前に近づくにつれスピー

    高校サッカー“ロングスロー論争”は英国でも賛否 「一か八か」「目の前の結果ではなく…」デラップ砲は根強い人気(田嶋コウスケ)
  • 箱根駅伝、リタイアしたエースは何を語るか「もういいからやめなさいと」「神さまからの天罰じゃないか」…(NumberWeb編集部)

    雑誌「Sports Graphic Number」と「NumberWeb」に掲載された記事のなかから、トップアスリートや指導者たちの「名言」を紹介します。今回は箱根駅伝をめぐる3つの言葉です。 <名言1> カアちゃんがね、「もういいからやめなさい」と叫んでいたのは聞こえました。 (徳一善/Number Do 2013 Winter 2012年12月20日発売) ◇解説 各校が箱根駅伝で優勝、シード権入りを目指すためにはスーパーエースの活躍が不可欠だ。しかし多大な重圧を受けることで、まさかの結末を味わったランナーは多い。法政大学時代の徳は、その象徴だった。 2002年1月2日、往路のいわゆる“花の2区”で悪夢が起きた。 「腓腹筋が切れたんです。一瞬、バチっていう聞いたことがない音がして。その音は今も、脳天にイメージとして残ってますね」 大会直前に痛めたアキレス腱を気にしつつも、5km過ぎ

    箱根駅伝、リタイアしたエースは何を語るか「もういいからやめなさいと」「神さまからの天罰じゃないか」…(NumberWeb編集部)
  • 巨人の悲しき「戦力外通告」 3年前、村田修一(36)の“非情なリストラ”がジャイアンツに残した遺産(中溝康隆)

    「巨人、村田修一内野手と契約結ばず」 2017年10月13日夜、新幹線車内の文字ニュースが流れ、それを横目で確認しながら、ノートパソコンで「村田、自由契約」の原稿を書いたのをよく覚えている。微妙に目を赤くしながらキーボードを叩くジャイアンツパーカー姿の俺。遠目から見たら完全に彼女にフラれた男である。 その年の村田の成績は118試合で打率.262、14塁打、58打点。あらためて見たら2020年のウィーラーより打ってるな……というのは置いといて、通算360塁打、2000安打までは残り135と迫っていた。前年の16年シーズンはチームぶっちぎりトップの21併殺打……じゃなくて、打率.302、25、81打点という堂々たる好成績で、セ・リーグ三塁手ベストナインとゴールデングラブ賞に輝いている。誰がどう見てもまだまだ現役で充分できる印象だった。

    巨人の悲しき「戦力外通告」 3年前、村田修一(36)の“非情なリストラ”がジャイアンツに残した遺産(中溝康隆)
  • 山井→岩瀬、13年前“消えた完全試合”の夜 日ハム側の証言「完敗したのに、なぜかどんちゃん騒ぎだった」(鈴木忠平)

    この試合、自分の出番はなさそうだ……。田中幸雄はシリーズ第5戦の戦況を見つめながら、脱力していくのを感じていた。 プロ22年目、39歳、ミスター日ハムと言われる男は、代打屋としてベンチにいた。 右投手の山井が8回までパーフェクトの快投を演じていた。現実的に右打者の自分が打席に立つことは想像できなかった。いつものようにイニングの合間にスイングをして、体は温めていたものの、最終回を迎える頃には心のスイッチを切りかけていた。 だから、9回表のマウンドに左腕の岩瀬が上がった時には我が目を疑った。ただ、その事実を確認した後は不思議と腑に落ちた。 《パーフェクトの投手を代えるなんて考えもしませんでした。だけど、後から、そうだ相手は落合さんなんだ、と思いました》 「ホームランバッターが先頭にいたら、相手は嫌だろう?」 田中は日ハムにおいて落合の野球観に触れた数少ない1人だった。1997年、巨人を退団し

    山井→岩瀬、13年前“消えた完全試合”の夜 日ハム側の証言「完敗したのに、なぜかどんちゃん騒ぎだった」(鈴木忠平)
  • 戸惑い→気づき→責任→象徴 2年で17人のJリーガーを生む明治大・栗田監督に聞く大学サッカーの意義(安藤隆人)

    今季のJリーグで眩い輝きを放つ大卒ルーキーたち。 なかでも明治大学出身選手たちの活躍が目覚しい。FC東京の安部柊斗と中村帆高、サガン鳥栖の森下龍矢、横浜FCの瀬古樹と、すでにそれぞれがクラブにとって欠かせない存在となっている。 昨季の明治大は総理大臣杯、インカレ、関東大学リーグ1部の大学三冠を達成。同校としてはもちろん、関東の大学勢としても初の快挙を成し、大学最多の9人のJリーガーを輩出した。関東大学リーグで首位をひた走る今季も、鹿島アントラーズ内定を発表している常佳吾ら来季J内定者はリーグ最多となる8人(10月31日時点)。まさに大学サッカー界を牽引する存在だ。 育成年代の“加速化”が著しい昨今。育成機関として大学の4年間を『長すぎる』と見る人も少なくない。確かに大学1〜2年生でブレイクした選手が、その後の2年間では期待された以上の活躍ができない姿も見てきた。だが、明治大出身選手を含め

    戸惑い→気づき→責任→象徴 2年で17人のJリーガーを生む明治大・栗田監督に聞く大学サッカーの意義(安藤隆人)
  • 【写真】「伝説のビール売り子」おのののかと結婚 28歳“モヒカン”塩浦慎理ってどんなスイマー?(田坂友暁)

    9月9日、タレントのおのののかと結婚したことを発表した塩浦慎理(photograph by JMPA)

    【写真】「伝説のビール売り子」おのののかと結婚 28歳“モヒカン”塩浦慎理ってどんなスイマー?(田坂友暁)
  • 神宮の珍事で嵐ファンと野球ファンが“場外乱闘”? 次々起こる“事件”経て、なぜか「アラフェス2020」観ることに(長谷川晶一)

    ここで滝野は待望のプロ初安打を放つ。それと時を同じくするようにしてレフトスタンド後方から何発もの花火が打ち上がったのだ。それはまるで、滝野のメモリアルな瞬間を祝福するような花火だった。しかし、花火の煙が風にあおられてグラウンド内に広がり、気がつけば球場上空は白煙に覆われ、一瞬で視界不良となる。視界が晴れるまでおよそ1分ほどの中断となった。 煙の次は「未確認飛行物体」がワラワラ? 二度目の中断劇は7回表のこと。中日・阿部寿樹がヒットを放って中日のチャンスが広がった場面で、今度は色とりどりの風船が同じくレフト後方から一斉に宙を舞い、やはり風に流される形で神宮球場に流れ込んできたのだ。当初はあまりにも距離があったため、それが「風船」だとはわからず、無数のシャボン玉のような「未確認飛行物体」がワラワラとこちらに近づいてくるのが不気味だった。 それが「風船」だと理解するが早いか、観客席から確認できた

    神宮の珍事で嵐ファンと野球ファンが“場外乱闘”? 次々起こる“事件”経て、なぜか「アラフェス2020」観ることに(長谷川晶一)
  • ヤクルトの「東京音頭」はロッテの応援歌だった? フライパンから“ビニール傘”へ、歌が結んだ人と時代(大石始)

    「東京音頭」はスワローズのものではなかった 現在では東京ヤクルトスワローズの専売特許となった「東京音頭」だが、実はスワローズの前にこの曲を応援歌としていたチームがあった。それが東京オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)だ。 オリオンズが誕生したのは、パシフィックリーグが発足した昭和25年(1950年)のことだった。昭和27年(1952年)にはフランチャイズ制度が導入され、オリオンズは後楽園球場を拠地としたが、当時の後楽園球場は読売ジャイアンツ、国鉄スワローズ、東急フライヤーズ、大映ユニオンズ、そして毎日オリオンズという5球団が拠地とする状態。オリオンズにとっては自前の球場を保有することは悲願でもあった。 オーナーであった永田雅一は私財を投じてオリオンズの拠地となる野球場を完成させる。それが昭和37年(1962年)、東京都荒川区南千住に竣工した東京スタジアムだった。 また、オリオンズを

    ヤクルトの「東京音頭」はロッテの応援歌だった? フライパンから“ビニール傘”へ、歌が結んだ人と時代(大石始)
  • 「ぶん殴られて痛いなんて未熟ですよ」プロ格闘家・青木真也が東大卒プロゲーマー・ときどにズバリ(おおたとしまさ)

    ときど 僕らの競技って、実際に自分のカラダが痛くなるわけではないんですよ。だからゲームだけをやっているとメンタルを強くするのって限界があるのかなって思っています。それで、勝てなくなってきた時期に空手を始めましたし、筋トレで自分を限界まで追い込めばメンタルを鍛えられるのかなと思って取り組んでいます。そういうことをやっていかないと、30半ばに差し掛かってこれからどんどん勝てなくなっちゃうのかなって。 青木 おっしゃるとおりです。ターザン山さんという有名なプロレスライターさんの言葉に「プロレスしか知らないやつは、プロレスのことを何も知らない」というのがあります。僕はそれを「格闘技しか知らないやつは、格闘技のことを何も知らない」と言い換えて使っています。 青木 競技のなかの技術を洗練するだけでは、1日1時間半とかの練習の間でしかレベルアップしない。大切なのはこうやって分野の違うひととお話をするよ

    「ぶん殴られて痛いなんて未熟ですよ」プロ格闘家・青木真也が東大卒プロゲーマー・ときどにズバリ(おおたとしまさ)
    kaiji000823
    kaiji000823 2020/11/09
    「格闘技しか知らないやつは、格闘技のことを何も知らない」