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ウイグルに関するkaikajiのブックマーク (51)

  • 新型肺炎の流行地にウイグル人労働者を送り込む中国政府の非道

    <感染を恐れて中国人労働者が集まらないのを補塡するため、各地の工場にウイグル人が派遣されている> 世界のトップ企業に供給される部品を製造する中国の工場では2017年から19年にかけて、新疆ウイグル自治区の収容施設から移送された8万人ものウイグル人が強制労働させられている──。シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所が3月1日に発表したレポートが世界に波紋を広げている。 レポートはウイグル人の強制労働が行われているのは「アップル、BMW、ソニー」の関連工場だと言及しているが、この動きは新型肺炎の拡大後、違う形で加速している。 同自治区のニュースサイト「天山網」は3月4日、「私たちは元気で暮らしています──新疆生まれの労働者たちの声」と題する記事を配信した。それによると「2月23日、97人の若者が専用機でアクスから杭州に行き、杭州日月電器有限公司で働くようになった」。この工場は電気コネクタな

    新型肺炎の流行地にウイグル人労働者を送り込む中国政府の非道
  • リベラル21 サハロフ賞受賞、されど受賞者の消息は不明

    kaikaji
    kaikaji 2020/01/04
    【阿部治平】
  • リベラル21 新疆ウイグル地区を旅してきた―絶滅危惧民族のいま

    初めて中国新疆ウイグル自治区を友人たちと訪れた。 出発前から私はかなり緊張していた。中国は、新疆で少数民族約100万人を拘束し収容施設に入れている、という国際的非難を浴びているからである。新疆の回族を除くムスリムは、ウイグル・カザフ両民族そのほかを合わせても1000万足らずなのに、100万が囚人というのは私には考えられないことであった。 この3月中国国務院が発表した「白書」によれば、2014年以降に同自治区で逮捕された「テロリスト」はほぼ1万3000人。また同じ2014年以降について、1588の暴力テロリスト集団を破壊し、爆発装置2025個を押収し、4858の違法な宗教活動で3万645人を処罰し、違法宗教資料34万5229点を押収したとして、「新疆でのテロ対策と脱過激化闘争は、常に法の支配の下に行われてきた」と主張している(AFP・時事2019・3・19)。 つまり、不法なテロがあったから

    kaikaji
    kaikaji 2019/08/02
    【阿部治平】
  • ウイグルを巡る米中対立(1)――米政府による批判と問題の背景 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

    論考 米国政治 ウイグルを巡る米中対立(1)――米政府による批判と問題の背景 December 17, 2018 アメリカ政治 日米関係 ウイグル自治区カシュガルの街並み                    写真提供 Getty Images 同志社大学法科大学院嘱託講師 村上政俊 沸き起こり始めたウイグルについての対中批判 ポンペオ国務長官は、2018年7月、「信教の自由を推進する閣僚会合(Ministerial to Advance Religious Freedom)」を初めて主催した。 ペンス副大統領も26日に演説[1]し、「トランプ大統領が繰り返し述べているように、アメリカは信仰の国(nation of faith)であり、信教の自由は政権の最優先課題だ。」とした上で、「中国政府は数十万あるいは数百万人規模でイスラム教徒のウイグル人をいわゆる『再教育施設(re-educatio

    ウイグルを巡る米中対立(1)――米政府による批判と問題の背景 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
  • ウイグル絶望収容所の収監者数は89万人以上

    家族が強制収容された「留守児童」の問題も深刻化(写真は中国共産党のエンブレムの前で授業を受ける新疆ウイグル自治区の子どもたち、12年6月) REUTERS <リークされた詳細なデータによれば、新疆ウイグル自治区のウイグル人密集地域で、ウイグル人口の2~4割が中国共産党の「再教育」キャンプに強制収容されている> トルコ・イスタンブル在住の亡命ウイグル人組織によって運営されているインターネットテレビ『イステクラルTV』は2月14日、「信頼できる現地の公安筋から入手した」として、新疆ウイグル自治区の強制収容施設に収監されているウイグル人やカザフ人の数を公表した。 この表は県単位で収容者数が記されており、ウルムチ市、ホタン市、イーニン(グルジャ)市など、市単位での数値が欠けている。中国の行政単位としては県が市より下となる。おそらく、大きな行政単位の中心市レベルと末端の県レベルでは管轄部署が異なり、

    ウイグル絶望収容所の収監者数は89万人以上
  • 聯合國:中國秘密囚禁百萬維族人對其政策「洗腦」 - BBC News 中文

    kaikaji
    kaikaji 2018/08/12
    国連人種差別撤廃委員会で、新疆ウイグル自治区の「再教育キャンプ」に約100万人のムスリムが収容され人権侵害が起きているという「信頼に足る報告」に基づく問題提起が行われ、BBCやNYTがこれを報じている。
  • サッカー選手もアイドルも ウイグル絶望収容所行きになった著名人たち

    (左上から時計回りに)サッカー選手のエリパン・ヘズムジャン(所属チーム「江蘇蘇寧足球倶楽部」サイトより)、ウイグル語での言論空間を作ったトゥルスンジャン・メメット(From Misranim)、新疆医科大学元学長のハリムラット・グプル(From uyghurnet)、ウイグル人ポップス歌手のアブラジャン・アユップ(ミュージックビデオより) <収監者数は89万人以上。共産党の思想改造施設が著名文化人やスポーツ選手までも続々と収監し、ウイグルの民族アイデンティティを破壊しようとしている> 中国の新疆ウイグル自治区では、17年から大々的に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束が今も続く。主体民族である漢人以外の人々が社会的地位も収入も一切関係なく何の罪もないのに収監され、ターゲットの大部分はウイグル人だ。収監者数は少なくとも89万人。おそらく実際の総数はそれよりずっと多い。

    サッカー選手もアイドルも ウイグル絶望収容所行きになった著名人たち
  • ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

    お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 著名なウイグル人イスラーム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者として名を知られる82歳のムハンマド・サリヒ師が17年12月中旬、中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40日後の18年1月24日に死亡した。 「愛してると伝えて」米フロリダの銃乱射の教室で何が起こったのか サリヒ師は36年、南新疆のアトシュ市に生まれ、長く中国政府のシンクタンクである中国社会科学院に所属。87年からは新疆イスラーム学院の学長も務めた。『ウイグル語・アラビア語大辞典』をはじめ多くの著作もある。イスラーム

    ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
  • 記者の目:亡命ウイグル人を取材して=福永方人(横浜支局) - 毎日新聞

    ◆福永方人(ほうじん) 反中テロ、世界の脅威に 気さくで温厚そうな若者たちの過激な言葉に衝撃を受けた。先月中旬、トルコで、中国新疆ウイグル自治区から逃れてきた亡命ウイグル人に話を聞いて回った。東南アジアを陸路縦断した命懸けの密航、中国との武装闘争を見据えたシリアでの戦闘訓練……。長時間のインタビューを通して彼らの悲壮な覚悟に接し、新疆で「抑圧」されるウイグル族の深刻な実情がうかがえた。そして、テロをも辞さないほどに反中感情が先鋭化しつつあると実感した。 朝刊1面などの連載「チャイナ・センセーション 第1部 一帯一路の行方」(昨年12月30日〜今年1月8日掲載)の取材だった。中国が提唱するアジアから欧州に至る経済圏構想「一帯一路」の最大の課題はテロ対策だ。一帯一路の起点の一つ、新疆ではウイグル族の分離・独立運動がくすぶる。民族的にも宗教的にも近い沿線のイスラム教国に波及すれば一帯一路が“テロ

    記者の目:亡命ウイグル人を取材して=福永方人(横浜支局) - 毎日新聞
    kaikaji
    kaikaji 2016/01/29
    「「命を懸けて戦い、古里から漢族を追い払う」と豪語する亡命ウイグル人たちの姿に、新たなテロリストが生まれてしまう可能性が垣間見えた。それほど彼らは追い込まれている」
  • (@上海)進む情報統制 成立から60年の新疆ウイグル自治区:朝日新聞デジタル

    特派員リポート 金順姫(上海支局長) 中国の新疆ウイグル自治区は今年10月1日、成立から60年を迎えた。中国西部に位置し、中央アジア諸国と国境を接する地域で、イスラム教を信仰するトルコ系のウイグル族が多く住んでいる。清朝に征服されたあと1930~40年代には独立が宣言されたが、49年の新中国成立を経て、55年に自治区が設けられた。その後、漢族の大量移住が進んでいる。 私は上海に赴任後、一昨年、昨年と、たびたび新疆ウイグル自治区に赴いた。多数の死傷者を伴う暴力事件が続き、そのつど急いで現場に向かった。事件の端緒を自治区政府系ニュースサイト「天山網」などでつかむことも少なくなかった。 自治区の成立から60年を迎え… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員

    (@上海)進む情報統制 成立から60年の新疆ウイグル自治区:朝日新聞デジタル
  • 新疆からカイセリへ ―― 亡命ウイグル人ルポルタージュ - SYNODOS

    中国の統治下におかれている東トルキスタンから亡命し、イスタンブルへとやってきた500人のウイグル人たちは、およそ1ヶ月前からカイセリにある打ち捨てられた、破壊決定の下った警察の宿舎で住むことを余儀なくされている。 亡命希望者である彼らウイグル人たちは、東トルキスタンからイスタンブルへとやってきた経緯を紙に初めて語ってくれた。しかしながら、顔と名前は伏せることが条件であった。自分たちの名前や顔が知れてしまうと、中国統制下の中で暮らしている家族たちに被害が及ぶことを恐れているのだ。 それでは何千キロもの逃走の物語をみてみよう。 カイセリのメリキガーズィ郡にあり、財務省に属するシェケル地区の一角の古く保守点検のない宿舎の中で、2つの大きな旗がはためいている。一方は赤と白のトルコ 共和国国旗、そしてもう一方は青と白(空の旗とも言われる)東トルキスタンの旗である。ここはカイセリにおける第二のウイグ

    新疆からカイセリへ ―― 亡命ウイグル人ルポルタージュ - SYNODOS
  • リベラル21 フランスではムスリムは差別されている

    1月7日フランスで悲惨な事件が起きた。週刊新聞「シャルリー・エブド」のパリ事務所で、フランス国籍ムスリムが風刺漫画作者と編集者らを銃撃した。これに関連する死者多数。テロリストは9日射殺された。 これによりフランスではモスクへの報復襲撃が頻発するなど反ムスリムの感情が昂揚している。ドイツでも、今回の事件で一般民衆の間にムスリムへの排外主義が広がるだろう。反イスラムの極右勢力が勢いづき、移民規制を訴えて伸長することは間違いない。以前から反ムスリム・デモはしばしば起こった。いまではそれを扇動し、フランス的ドイツ的価値を強調する極右政党が欧州議会で一定の地位を占めるにいたった。 事件に際し、各国政府はイスラム教徒全般への憎悪が高まらないよう苦慮し、オランド仏大統領は今回のテロとイスラム信仰とはまったく別だとして、国民に理解を求めている。だがそんなバカなことはない。テロリストは「アッラーは偉大なり」

    kaikaji
    kaikaji 2015/01/12
    【阿部治平】
  • ウイグル族学者は何を訴えたのか

    中国でウイグル族が直面している現実への理解と問題解決を訴え、ウイグル族と漢族の間の「橋渡し」役を務めようとして国家分裂罪に問われた中央民族大学(北京)の著名なウイグル族経済学者、イリハム・トフティ氏に対し、新疆ウイグル自治区ウルムチ市中級人民法院(地裁)は9月23日、無期懲役判決を言い渡した。 裁判所は判決文で罪状の一部をこう指摘した。「海外メディアの取材を受け、悪意を持って新疆問題・事件を煽り立てた」。海外メディアの取材を受けたことまで罪に問われるのも異例だが、言論弾圧で無期懲役判決が出されるのも極めて異例だ。しかも「穏健派」とされたイリハム氏に対する裁判の結果には、中国におけるウイグル問題の複雑な現実が潜んでいる。 「どんな結果になっても受け入れる。当局の政策に批判的な声を上げた知識人は重い代価を払わなければならない。裁判を通じて新疆の法制化を望んでいる」。新疆ウイグル自治区で「テロ」

    ウイグル族学者は何を訴えたのか
    kaikaji
    kaikaji 2014/10/09
    「今回の中央民族工作会議は、国際社会も強い懸念を示したイリハム氏への判決を受け、習指導部として共産党の主導する新疆政策には一貫して間違いがないことを訴えたもの」
  • 新疆ウイグル自治区を歩く=漢化と抑圧の間で(4:ポスカム/公安拘束編)(迷路人) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    カシュガルから、イェンギサール(英吉沙)県、ヤルカンド(莎車)県を経てポスカム(澤普)県へと向かう。タクラマカン砂漠の西辺を延々と車で進み続ける道だ。「砂漠」と言っても、月夜の下に黄色い砂丘が続くような一般的イメージとは異なり、小石や背の低い乾地性植物がポツポツと見られる荒野である。 こういう「草がまばらに生え,若干の動物が生息する荒れ地」のことをモンゴル語で「ゴビ」というらしい。事実、この辺りの自然はまさにゴビそのものだ。ゴビの砂は小麦粉やカタクリ粉みたいに粒子が細かく、踏みしめるごとにやズボンの裾にパウダーが纏わりつく。いざ砂嵐にでもなればメチャクチャ肺に悪そうである。 荒野の一道を進んでいくと、ときおり現地のおっさんが車を停めさせて砂漠に飛び出し、トイレに駆け出す。自分もとりあえず試してみることにして、世界一雄大な立ちションをした。きっと往年の班超や玄奘も同じようにしていたに違い

  • リベラル21 ウイグル穏健派の主張

    kaikaji
    kaikaji 2014/03/18
    イリハム・トフティ氏の2009年新疆7.5事件後の発言の紹介。一読をお勧めします。民族問題に関する阿部さんのスタンスは常に一貫している。
  • 新疆ウイグル自治区を歩く=漢化と抑圧の間で(1:ウルムチ篇)(迷路人) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    ■漢化と抑圧の間で ウイグル・レポート2014 (1 ウルムチ編)■ 2014年3月1日夜、昆明駅で29人が死亡する無差別殺傷テロが発生。中国当局の発表で、「犯人」がウイグル人とされたこともあり、ウイグル問題が日でも再び注目を浴びつつある。 偶然にも3月1日から9日にかけて、私は新疆ウイグル自治区を訪れた。特にテーマを設定した取材ではなく、あくまで「話題の地」の現状を自分の目で見てみたいだけの個人旅行だったのだが、それでも様々な現実を目の当たりにすることになった。 今回の記事シリーズでは、放送時間や紙面スペース上の制約に追われがちな既存メディアの文脈では伝えきれないことも多い、現地の空気感そのものをお伝えしていきたいと思う。ちなみに現地での私は基的には一人旅、ウルムチ市内では地元の大学に通うウイグル人の友人(漢人嫌い)に案内してもらった場所もある。 第1回は自治区首府のウルムチ市だ。

  • 記者の目:天安門車突入事件とウイグル族=隅俊之- 毎日jp(毎日新聞)

  • 北京愛知行研究所:ウイグル人ストリートチルドレン連れ帰りについての提言(2011年) - 思いつくまま

    みどりごを殺す「正義」はありや? パレスチナ占領に反対します--住民を犠牲にして強盗の安全を守る道理がどこにあろう 2011年4月28日 木曜日 北京愛知行研究所:新疆にストリートチルドレンを連れ帰るときには、必ず法律に基づき人権を尊重しなければならない 張春賢新疆ウイグル自治区共産党委員会書記は、4月21日にすべての自治区外で放浪している新疆戸籍のストリートチルドレンを連れ帰り、必要な学習教育条件を提供し、彼らが健康に成長できるようにすると宣言しました。 張春賢はその日に行われた「内地派遣活動打ち合わせ会」の席で、4月23日から5月1日までの期間、新疆から19か所のカウンターパート援助省(市)に代表団を派遣することについて発言し、その重要な議題の一つが、行った先の省(市)で「すべての新疆籍ストリートチルドレンを連れ帰る」と宣言することだ、という内容を語りました。 北京愛知行研究所は新疆ウ

    北京愛知行研究所:ウイグル人ストリートチルドレン連れ帰りについての提言(2011年) - 思いつくまま
  • チベットよりも深刻なウイグルの苦難(後篇)

    (前篇はこちら) ところが清は、18世紀までに手に入れた領域を「神聖不可分」なものとして維持することが、内憂外患の時代における最後のプライドの拠り所であると考えるようになった。 とりわけ19世紀中頃以降激化するヨーロッパ列強の拡張をい止めるためにも、漢民族の「中国」から遠く離れた土地を囲い込み、そこに近代的な国家主権を設定しなければ安心できないと考えたのである。そこで1870年代になると清は新疆を回復したのみならず、そこに漢民族地域と全く同じ制度を敷いて中国化を進めるために、1884年に「新疆省」を設置した。 漢字や儒教の強要 「異分子」への不安 さらに清は、日清戦争に敗れ、日露戦争で近代日の「成功物語」に刺激されると、漢民族中心の「近代中国」を作ろうとする中で、漢字と儒教をチベット・モンゴル・トルコ系ムスリムに強要して「中国人」となるように迫る。 何故なら、国内に言語が通じない異分子

    チベットよりも深刻なウイグルの苦難(後篇)
  • チベットよりも深刻なウイグルの苦難(前篇)

    先日、内陸アジアのオアシスの民として独自の文化を花開かせながら、今は中国の圧迫にあえぐウイグル人が、自らの苦境を打開し存在感をアピールするべく《世界ウイグル会議》を東京で開催した。その背後にある、中国のウイグル人亡命組織に対する「テロリスト」扱いをめぐる問題については、既にコラムにて有香氏が詳しくレポートされている通りである。 中国の態度硬化はなぜ? 中国はこの問題をめぐり日に対して相当強い態度をあらわにしている。例えば、世界ウイグル会議と時を同じくして開催された日中韓サミットにあたって、胡錦濤国家主席が李明博大統領と個人会談した一方で野田佳彦首相との個人会談を拒否したこと、そして経団連代表団と中国外相との会談が直前キャンセルされた背景には、東京都による尖閣諸島購入計画とならんで世界ウイグル会議開催に対する中国の危機感があるといわれる。 いや、尖閣問題はかねてから漁船衝突事件以来、民

    チベットよりも深刻なウイグルの苦難(前篇)