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書評に関するkaionjiのブックマーク (249)

  •  「天敵なんてこわくない」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    天敵なんてこわくない―虫たちの生き残り戦略 作者: 西田隆義出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2008/06/01メディア: 単行購入: 4人 クリック: 51回この商品を含むブログ (4件) を見る 書は昆虫生態学者の西田隆義による自らの研究物語だ.2008年の出版.八坂書房という小さめの出版会社から出されていたためか当時見逃していたのだが,昨年出版された共立出版の「行動生態学」の捕回避の章で紹介されていたので読んでみた. 著者の最初の問題意識は個体群生態学的なもので,ある生物種の個体数変動を天敵が抑えるという現象はなぜ生じるのかというところから始まる. 数理的にはロトカ=ヴォルテラ方程式のような形で天敵は被者の爆発的増加を抑えることができるし,有名なカナダのタイガにおけるオオヤマネコとカワリウサギのサイクル的な増減の報告もあるのだが,実はこのリサーチはその後の追跡では怪しい

     「天敵なんてこわくない」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 住み慣れた故郷から東京へ 若者が「移動」で得るもの、失うもの (WEDGE) - Yahoo!ニュース

    『「東京」に出る若者たち――仕事・社会関係・地域間格差』 (石黒格、李永俊、杉浦裕晃、山口恵子著・ミネルヴァ書房) 地方の疲弊が叫ばれて久しい。東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)で生まれ育ったり、生活をしていたりするとなかなか地方の実情について知ることは少ない。しかし、東京へは毎年、地方から多くの若者が上京し、やがて定住する。 東北地方出身の若者たちが「なぜ住み慣れた故郷から移動し、何を得て、何を失うのか」――。こうした問のもとに書かれたのが『「東京」に出る若者たち――仕事・社会関係・地域間格差』(石黒格、李永俊、杉浦裕晃、山口恵子著・ミネルヴァ書房)だ。今回、著者のひとりで、日女子大学・人間社会学部准教授の石黒格氏に「東京へ出るメリット・デメリット」「ローカル・トラック」「機会の不平等」についてお話を伺った。 ――東北地方の若者の現状がよくわかるだと思いますが、地方からの

  •  「孤独なバッタが群れるとき」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学) 作者: 前野ウルド浩太郎出版社/メーカー: 東海大学出版会発売日: 2012/11/01メディア: 単行購入: 31人 クリック: 976回この商品を含むブログ (28件) を見る 書はサバクトビバッタの研究者,前野 “ウルド” 浩太郎によるサバクトビバッタの相変異に関するである.最近立て続けに面白いを出している東海大学出版会の「フィールドの生物学」シリーズの最新刊. トノサマバッタとサバクトビバッタは一定以上個体密度が高くなると相変異を起こして群生相になり大集団で長距離を飛行し,飛来地の植物そして農作物を根こそぎにすることが知られている*1.これは古来から大厄災として記録に残され,中国では「蝗」と呼ばれて恐れられてきた*2.しかしこれが普段はおとなしい緑色のバッタの相変異したものだということが知ら

     「孤独なバッタが群れるとき」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 『スタンフォードの自分を変える教室』≒意志力の科学 - HONZ

    このレビューの最中はシロクマのことを考えないようにしてください。 そんなことを言われなくても、シロクマのことなんて普段から意識したことないし、考えたことなんてないよ。と、読んでいる人の大半が思っているに違いない。それならなおのこと、シロクマのことを考えないで、この先のレビューを読み進めてください。 このはスタンフォード大学の人気講座である『意志力の科学』をもとに作られたである。このが発売以来飛ぶように売れている。そんなにみんな自分の人生を変えたいと思っているのだろうか?などといいながら、自分も買って、こうしてレビューを書いているのだから、人のことは言えないのだけれども……。 『スタンフォードの自分を変える教室』 というタイトルをみると、ただの自己啓発書のような感じがするが、このはそうではない。原題は『The Willpower Instinct』直訳すると「意志力の能」だろうか。

    『スタンフォードの自分を変える教室』≒意志力の科学 - HONZ
  • スターリン期の大量死の評価をめぐって――ノーマン・ネイマーク『スターリンのジェノサイド』を読む - Danas je lep dan.

    きわめて問題提起的な意欲作でありながら,どうしてこんな残念な結果になってしまったのだろうか。いや,むしろ,書の著者ネイマークの持つその意気込みが,書を残念なものにしてしまっているのかもしれない。読みながら,そんなことを考えた。スターリンのジェノサイド作者: ノーマン・M・ネイマーク,根岸隆夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2012/09/11メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 書,つまりノーマン・ネイマーク『スターリンのジェノサイド』(根隆夫訳,みすず書房,2012年)は,Norman M. Naimark, Stalin’s Genocides (Princeton: Princeton University Press, 2010)の邦訳であり,スターリン体制下での大量死を「ジェノサイド」と位置づけて論じる書物である。といっても,文は日語版で1

  • 呉・樫田著/金川訳『精神病者私宅監置の実況』:すごい。大正期のキチガイ座敷牢の実態調査を現代語で! - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    【現代語訳】呉秀三・樫田五郎 精神病者私宅監置の実況 作者: 金川英雄出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2012/09/14メディア: 単行購入: 36人 クリック: 943回この商品を含むブログ (7件) を見る 90年前の大正時代にはすでに精神病者に対応するための法制度もある程度はあったし、精神病院なんてものもあったわけだが、むろんみんながそこに入れたわけではなく、相当部分の精神病者――ボケ老人もかなりいるが、25-40歳くらいが大半――は家族が座敷牢を作ってそこにぶちこむしかなかった。その実態を調査したもの。著者の呉秀三は東京帝国大学の医学部の先生。精神病で呉というと、どうしてもドグラマグラを連想してしまうんだけれど、そういう関係はどうもないみたい。 あちこち農村に分け入ってはその実態を淡々と書いており、その収容されている座敷牢の平面図、患者の状況その他がひたすら記録されている

    呉・樫田著/金川訳『精神病者私宅監置の実況』:すごい。大正期のキチガイ座敷牢の実態調査を現代語で! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 『マンガ本当はすごかった大日本帝国の諜報機関』 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    これ、凄く面白かった!。このマンガすごくまとまっていて、この時代の日お特務機関の同行や目的、人物が、一覧でわかる。マンガ、陳腐な劇画だとは思うけど、バランスよくまとまっていて、これだけ複雑な題材を、よくこうシンプルにまとめたな、と力量に関心。この時代の防諜にかんして、凄い知りたかったけど、詳細資料やは難しすぎてイメージがわきにくかったけど、ずっばっとつながった。このは素晴らしいです。特にいいか悪いかの価値判断がほとんど入っていないところが、素晴らしい物語。イデオロギーに堕すと臭みがあって、右でも左でも、読めたもんじゃなくなるんだよね。まぁ中立はあり得ないとしても。

    『マンガ本当はすごかった大日本帝国の諜報機関』 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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  • 梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか

    『クーリエ・ジャポン』6月号に掲載された山形浩生さんの記事で、Economist誌の中国系自動車メーカーについての記事が紹介されていた。まあ一連のコピー製品を揶揄するような内容なんだが、それにしてもいくらコピーしているからといってどうしてそんなに安い(オリジナルの半額くらい)製品を作れるのか、謎だ、とEconomistも山形さんも首をひねっており、Economistのことだからそのうち何かもっともらしい分析結果を出すかもしれない、という言葉で締めくくられていた。 しかし、わざわざEconomistが謎を解いてくれるのを待つ必要はない!中国産業研究の分野ではたぶん世界のトップランナーである、丸川知雄さんの新著を読めばその答えが(あらかた)わかるからである。 現代中国の産業―勃興する中国企業の強さと脆さ (中公新書) 作者: 丸川知雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05メデ

    梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか
  • 「滝山コミューン」のうそ寒さ:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

    阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2008年1月 7日 [書評]「滝山コミューン」のうそ寒さ 暮れの忘年会のひとつで、日経BP社の柳瀬君、新潮社の横手君、そして杉並区の校長先生になった藤原和博氏と同席する機会があった。そこで奇妙なとその作者の評判を聞いた。 「滝山コミューン1974」。書いたのは明治学院大学教授、原武史氏である。どこかの書評で70年代団地のうそ寒い集団教育の話を書いただということはうっすら知っていたが、タイトルもなんだか不気味そうで読む気になれなかった。ところが、優秀な編集者二人が絶賛しているのだ。 こちらは話についていけない(総合誌編集者がこれでは勉強不足と言われる)。新宿駅の423列車とか、遠山啓だとか、何のことやらさっぱりである。しかし作者がもともとわが古巣の日経社会部記者だと聞いて、なんだ、後輩かと急に親しみがわいた。新聞社で落ちこぼれてアカデミズムに

    「滝山コミューン」のうそ寒さ:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online
  • 「限界集落の真実」はとてつもないスケールとミクロなリアリティでアタマがぶん殴られる大ヒットの新書であった。

    「限界集落の真実」はとてつもないスケールとミクロなリアリティでアタマがぶん殴られる大ヒットの新書であった。 いやぁ~、大都会東京に住んでるみんな!元気?ところで限界集落なんて、全く知らないどっかの片田舎のじいさんばあさんの話だと思ってるでしょ?違う違う。この読んでみろって。 限界集落の真実: 過疎の村は消えるか? (ちくま新書) とあるきっかけでこのに惹かれて読んでみた。表紙にある問いかけ、「過疎の村は消えるか?」っていうのを検証するのはホントに最初の方だけで後の方は、我々日人の目の前にある危機っていうのはなんなのか?を歴史の振り返りとフィールドワークで丁寧に辿る素晴らしいルポルタージュというか提案というかそういうもの。冷静なのにアツい。 単純に書くと「限界集落っていうのは田舎だけの問題じゃなくて過去の日が辿ってきた歴史を考えれば必然の結果で、それでも「消滅」なんて結果には至って

  • 『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか』 地獄を見た司令官 - HONZ

    地獄というものがこの世に存在するのなら、著者が1994年にルワンダで見た光景こそ、そう呼ぶに相応しい。徹底的に破壊された都市、拷問の限りの果てに殺された人の山、その死体をべて犬の大きさにまで成長したネズミ。そこには、正気を保っているほうが異常であると思われるような、圧倒的な現実が広がっていた。 書の著者であるカナダ出身の軍人ロメオ・ダレールは、1993年10月にPKO部隊の司令官として内戦の続くルワンダに国連から派遣され、80万人の命がたった100日間で失われたジェノサイドを目の当たりにした。事態の鎮静化後に司令官を辞任したダレールは、カナダへ帰国してからもうつ病やPTSDに苦しみ、2000年にはアルコールとドラッグを用いて自殺未遂を起こす。 苦しみ続けた彼は、世界にルワンダの悲劇を伝えるために、そして、二度と同じような悲劇を起こさないために地獄の体験を振り返り、書にまとめた。この

    『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか』 地獄を見た司令官 - HONZ
  • 冨田『ロシア宇宙開発史』:アメリカとはまったく別の技術の系譜 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ロシア宇宙開発史: 気球からヴォストークまで 作者: 冨田信之出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2012/08/31メディア: 単行購入: 7人 クリック: 383回この商品を含むブログ (3件) を見る ロシアの宇宙技術は、テーマとしてはマニアックながら、アメリカとは別の技術的な系譜として興味深いもの。書はその歴史を、帝政ロシア(いやそれ以前)からフルシチョフ失脚による最盛期の終わりまで、ロシア語文献を駆使しつつ詳細に記述。英語では標準文献のオーバーグ『軌道の赤い星』も邦訳がない現在の日では、この分野でほとんど唯一無二のではないか。一度回収され、満を持しての刊行はうれしい。 神話化しているロケットの先駆者ツィオルコフスキーの業績などもきちんと相対化し、技術政治と人間ドラマのからみあいの書きぶりも見事。コロリョフも限界はありましたか……。 いずれ書の先のミールや他国へ

    冨田『ロシア宇宙開発史』:アメリカとはまったく別の技術の系譜 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 【御礼】『ビジネス書ぶった斬りナイト』ありがとうございました&選書一挙20冊掲載! - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    こんなうだつのあがらないおっさん三名のダラダラトークのために阿佐ヶ谷ロフトAがまたしても満員。ありがたいことでございます。恐らく日の中では比較的を多く読んでいるほうであろうおっさん三名が皆さまのために、ビジネス書を中心に「このはええで」というのを取り上げるイベントだったわけですが、会場のご要望も高かった選書リストを掲示させていただきますのでよろしくお願いします。 「もっと広いジャンルのを紹介しろ」というお声もありましたので、スゴサイトをリンクしておきます。はっきり言ってこちらのサイトで良書とされるものに大きな外れは一冊もありませんので、こちらも是非どうぞ。あと、私の心の師でもあるdankogaiも。 わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる http://dain.cocolog-nifty.com/ 404 Blog Not Found http://blog.liv

    【御礼】『ビジネス書ぶった斬りナイト』ありがとうございました&選書一挙20冊掲載! - やまもといちろうBLOG(ブログ)
  • 米山『空き家急増の真実』:今後重要になる問題。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    空き家急増の真実―放置・倒壊・限界マンション化を防げ 作者: 米山秀隆出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2012/06/02メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 25人 クリック: 563回この商品を含むブログ (11件) を見る 真実といっても、別に特別な真実はなくて、原因も対策もごく常識的。いや一瞬、「空き家急増の裏には、実は太平天国教団の陰謀が!」とかいうじゃないかという懸念が脳裏をよぎったが、そんなことはない。きわめて堅実でまっとうな。最近、高齢化とともにまったく利用の予定や見込みがない空き家が増えていて、それを何とかしないと治安面でも環境面でもいろいろ問題が起きるよ、という話を統計的なデータも使って整理しつつ、一部の自治体や他国での対応も見ながら、日で今後どういう施策を進めるべきかを簡潔に論じた。空き家はもちろん一軒家だけでなく、マンションなんかも含まれ

    米山『空き家急増の真実』:今後重要になる問題。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 専門外の人でも『遺伝統計学の基礎』を読むべき理由|Colorless Green Ideas

    遺伝研究者だけでなく、統計を使う必要がある人ならば読むに値する。やさしくはないが、様々な統計手法が分かりやすく書かれている。また、概念でなく、目的や意義をベースに説明しているという特徴がある。 はじめに 今日は、以下の遺伝統計学に関するを紹介したい。タイトルに「遺伝統計学」と書かれているが、遺伝と関係のない分野の人にとっても、統計を学ぶ際に有用なであると思う。 山田亮 (2010). 『遺伝統計学の基礎―Rによる遺伝因子解析・遺伝子機能解析』 東京:オーム社. このは、タイトルにあるように、遺伝に関わる現象を数理的・統計的に扱う手法について書かれている。このため、出てくる事例は遺伝に関するものが多いが、こので扱われている数理的・統計的手法は他の分野に通用する。 また、説明も非常に分かりやすく、かなり読みやすい教科書である。遺伝の研究者であるかどうかに関わらず、統計を使う必要がある分

  • FuelPHP 入門書の決定版『はじめてのフレームワークとしての FuelPHP』が発売されます - A Day in Serenity @ kenjis

    大変お待たせしました。FuelPHP の入門書 『はじめてのフレームワークとしての FuelPHP』 がついに7月2日に発売されることになりました。待った甲斐があったと思われるような完成度の高い書籍に仕上がりました。 このは、以下のようなことが当てはまる人に自信を持ってお薦めします。 FuelPHP に興味があるが、Web の情報は断片的で、しかも正確なものかどうかもよくわからなくて困る FuelPHP の全体像や考え方を手っ取り早く知りたい また、以下のようなことが当てはまる人にも是非お読みいただきたいです。 PHP は使ってるけど、フレームワークって何?Smarty とどう違うの?まだ使ったことがないので知りたい PHP 使ってるけど、どうにもレガシーでこの会社大丈夫か?と疑問を感じる 使ってるフレームワークがオレオレフレームワークでしかも実装がイケてない。あと、他人がメンテできず困

  • 西洋の剣や剣術について語るならまずはこれ『中世ヨーロッパの武術』 - 火薬と鋼

    昨日今日と仕事の予定が激変。半端な時間に空きができた。 2ヶ月前に読んだの紹介をしよう。 今回紹介するのは『中世ヨーロッパの武術』 中世ヨーロッパの武術 作者: 長田龍太出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2012/03/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 43人 クリック: 403回この商品を含むブログ (7件) を見る2chまとめサイトやTogetterのようなサイトで西洋の剣や剣術についての記事が注目されている事がある。興味を持つ人がそれなりにいるということだろう。だが、そうしたまとめは全く信頼性のカケラもないようなものも多い。例えば西洋剣というと重さで叩きつけるようなものだとしか認識していないような話をよく見るが、それは実態と合わない。 西洋剣・剣術の研究や実践を行っている人はいるのだが、そうした人からの情報が手に入りやすいかたちで出てくることは稀だ。 この『中世ヨー

    西洋の剣や剣術について語るならまずはこれ『中世ヨーロッパの武術』 - 火薬と鋼
  • http://bukupe.com/summary/4855

  • この自伝がすごい/よく生きるためのリベラルアーツ書10冊

    今日は、あまりにベタ過ぎて、普段なら吸い込まぬように姿勢を低くして全力で回避したくなるテーマについて書いてみる。 年収が上がったり、かけっこが速くになるにはきっと役に立たないが、不運に見舞われたり、打ちのめされたり、他人や自分に裏切られたり、自分や他人に失望したり、知恵熱が出たりした時にも、いつも傍らにあって杖になり孫の手になり、あなたが覚えていたのより、ほんの少しだけましな自分に立ち戻らせてくれるような〈人生の一冊〉は、どうすれば見つかるのだろうか? 言い換えれば、〈人間になる〉という教養当の目的に寄与し得る、語の真の意味での〈教養書〉とは、どのようにして出会うことができるのだろうか? いろいろ読むことによって、そして繰り返し痛い目に遭うことによって、黒歴史を何度も塗り重ねることによって、なんて結局のところ紙の束でしかないと思い知ることによって、……といったところがよくある答えであ

    この自伝がすごい/よく生きるためのリベラルアーツ書10冊