「限界集落の真実」はとてつもないスケールとミクロなリアリティでアタマがぶん殴られる大ヒットの新書であった。

「限界集落の真実」はとてつもないスケールとミクロなリアリティでアタマがぶん殴られる大ヒットの新書であった。 いやぁ～、大都会東京に住んでるみんな！元気？ところで限界集落なんて、全く知らないどっかの片田舎のじいさんばあさんの話だと思ってるでしょ？違う違う。この本読んでみろって。 限界集落の真実: 過疎の村は消えるか？ (ちくま新書) とあるきっかけでこの本に惹かれて読んでみた。表紙にある問いかけ、「過疎の村は消えるか？」っていうのを検証するのはホントに最初の方だけで後の方は、我々日本人の目の前にある危機っていうのはなんなのか？を歴史の振り返りとフィールドワークで丁寧に辿る素晴らしいルポルタージュというか提案というかそういうもの。冷静なのにアツい本。 単純に書くと「限界集落っていうのは田舎だけの問題じゃなくて過去の日本が辿ってきた歴史を考えれば必然の結果で、それでも「消滅」なんて結果には至って

[laislanopira]

どっかにある滅ぼすべき村落の話ではない。この国の人口の問題の一部である

[zg90]

「むしろ日本社会の戦後の変動の中で生じた、主要三世代の間に特徴的に見られる村落と都市の、低次産業と高次産業の、あるいは中央と地方の間の、極端な住み分けからくる矛盾のうちに考えるべきものなのである。」

[sskr31]

おもしろそう 「限界集落の真実」はとてつもないスケールとミクロなリアリティでアタマがぶん殴られる大ヒットの新書であった。 - Reason to be cheerful, part 3

[gajumaro]

読みたい

[qwe546]

高度成長期のナンタラニュータウンみたいな公団住宅の類いもある意味限界集落なんじゃねみたいな話はどっかで聞いたような。

[K416]

追記の部分、ありうる（もしかしてもう行われてる？）プロジェクトかも。山下先生も金子先生も九大出身の社会学者だし。学会重なってるし。