朝、実家の母から電話があって、 明日の法事で和尚さんに 持って帰って頂くお茶とお菓子を 買って来るように頼まれる。 私は「だれの法事やったっけ?」 母「おじいさんの法事よ」 私「お茶とお菓子ね、はいはい」 祖父が亡くなる前年の夏から 近所の親戚を含めて、お葬式が 5件程有った。 私の母が忙しかった。 祖父は、亡くなる年の1月~2月に 風邪をひいて、肺炎で入院した。 そして 4月の末に肺炎は治って 家に帰ってきた。 病院から帰ると 嬉しそうに自分のベッドに寝た。 でも 私が側に行くと祖父は 「あと、十日」と言った。 ちなみに、うちは何かが見えたり きこえたりする家系では無いです。 私は数えた。 『あと十日でゴールデンウィークが 終わる』とも思った。 もともと、 休みに何も予定は入れていなかった から差し支えは無かった。 それから私は毎朝起きると 祖父の部屋に行ったり 母がご飯を食べさせている
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