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ブックマーク / elmikamino.hatenablog.jp (39)

  • 雪の上の黒い粉 - 記憶の彼方へ

    藻岩山に登っているように見えた電気工事の作業員 ソウハチガレイ(宗八鰈, Pointhead flounder, Cleishenes pinetorum)の一夜干し。美味そうだなあ。 苅谷さんとばったり出会って、立ち話する。「苅谷さん、歳、聞いていい?」「ああ、8月で78だ」「やっぱり、俺の親父と同じくらいだなあ」「達者かい?」「いいえ、6年前に死にました」「そうかい、そりゃ、お気の毒に」「生きてる間に親孝行らしいことは何もできませんでした」「まあ、そんなもんよ。死んでからの孝行ってこともあるしな」「そうですかね」「そうさ」 たんぽぽ公園のアイスキャンドルはさらにひと回り小さくなった。なぜか、ポケットに入っていた10円玉を置いて、「春よ、くるな。雪よ、ふりつづけろ、、」と小声で心に置いた。 佐藤さんちのまだ厚く雪に覆われた畑には、黒い粉が大量に撒かれていた。その撒布作業を終えたばかりの佐

    雪の上の黒い粉 - 記憶の彼方へ
    kakaneko
    kakaneko 2010/03/19
    「まあ、そんなもんよ。死んでからの孝行ってこともあるしな」「そうですかね」「そうさ」
  • 雪だるまの神話、誕生か - 記憶の彼方へ

    エゾノコリンゴの樹のツララ エゾイタヤの樹の幹に沿ってできた太く長い氷、何て呼べばいいのか、とりあえず、ツララ。 サフラン公園の雪だるま2号の頭が転げ落ちていた。誰の何の仕業か^^ 頭を元にもどしておいた。両手で抱えて持ち上げようとしたが、最初は予想以上に重く、しかも持ちづらくて、なかなか持ち上がらなかった。三度、四度試しているうちに、コツがつかめて、ヨイショ!と持ち上がった。持ち上がったが、そのままではバランスが悪くすぐにまた転げ落ちそうだったので、しばらく抱きかかえる格好になった。その場面だけ見れば、朝の公園で雪だるまと抱き合っている怪しいオヤジにしか見えなかったであろう。そのとき公園内にいた数人の大人は私と視線を合わせないようにしていた。頭を更に持ち上げてズンと胴体に落として安定をはかろうとした。一回ではダメだった。二回目でようやく安定した。雪だるまを作ったり、修復するには、手間がか

    雪だるまの神話、誕生か - 記憶の彼方へ
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    kakaneko 2010/01/14
  • 花魁渕(おいらんぶち) - 記憶の彼方へ

    ちょっと足をのばして豊平川を見に行く。藻南橋から豊平川下流方面を望む。右の断崖の下あたりが「花魁渕」。藻岩山の頂上が断崖に隠れている。 雪を漕いで、断崖の対岸に設置された説明板まで行く。諸説ある「おいらんぶち」の由来のうちのひとつが書かれている。 そのすぐ傍にたつ宝性地蔵尊。「ほうじょう」と読むらしい。敗戦後、三人の水死事件をきっかけに、宝流寺仏教婦人会がおいらん淵の水死者の供養のために、昭和二十五年(1950)十月に建立したものとされるが、、。なぜ大小二体なのか? しかも、 手前の地蔵には「昭和三十年一月二十二日 七七才/幡司政憲」と読める。 発起人と石工の名が刻まれた石塔。 あ!? 宝性地蔵尊の台座に小さな顔が雪からのぞいている。 雪を払うと、こんな姿が現れた。可愛くも哀しい。知らなかった。計三体ということか? 未詳。とにかく、拝んできた。 参照 花魁淵伝説(藻南公園 - Wikipe

    花魁渕(おいらんぶち) - 記憶の彼方へ
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    kakaneko 2010/01/14
  • 記憶の彼方へ009:私の知らない母と私 - 記憶の彼方へ

    畳、漆喰の壁、襖障子。何ストーブだろうか。燃料は薪ではなさそうだ。石炭だろうか、コークスだろうか。私は昭和32年8月21日に生まれた。写真は半世紀あまり前、昭和32年(1957)の冬に撮影されたものらしい。今、不思議を感じる。見れば見るほど分からなくなる。今までは不思議とは感じなかった。単純なことだと思っていた。半世紀前の、ありのままの事実が写っているだけだ。半世紀前には、お前は赤ん坊で、お前の母親はお前の知らない若い女だった。それだけのこと。でも、今は、不思議を感じる。いや、衝撃さえ覚えている。写真を見ることのどこかに亀裂が走った。私自身や母にこんな時があったのかという驚きではない。今の私の娘たちと変わらない年齢の「若い母」と「赤ん坊の私」が写った写真をどう見ればいいのか分からなくなる。私はその時のことを何も覚えていない。体に回された若い女の右腕、両膝を支える左腕、声や吐息、背中に触れて

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    kakaneko 2009/12/27
  • 雀に睨まれる - 記憶の彼方へ

    イチイの樹の中に半ば隠れるようにして群れていた雀の群を撮っていたら、さすが警戒心が強く、そのうちの一羽にかなり気合いの入ったきつい視線を向けられた。睨まれた。雀に触れるのは不可能な気がした。

    雀に睨まれる - 記憶の彼方へ
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    kakaneko 2009/12/09
    こんなかっこいい面構えの雀はじめて見た!
  • 美しき天然 - 記憶の彼方へ

    美しき天然, 8:33 空にさえずる鳥の声 峯より落つる滝の音、 大波小波とうとうと 響き絶えせぬ海の音、 聞けや人々面白き 此の天然の音楽を。 調べ自在に弾き給う 神の御手の尊しや。 …… ある年代以上の人にとっては(昭和32年生まれの私はギリギリ)聞き覚えのある旋律だと思う。サーカスのジンタやチンドン屋でおなじみの曲「美しき天然」(田中穂積作曲、武島羽衣作詞)。もっとも、若い人たちは、阪神・淡路大震災を機に生まれたソウル・フラワー・ユニオンの別働隊チンドン楽団ソウル・フラワー・モノノケ・サミットがカバーした曲としてなじみがあるかもしれない。しかし、こんな詩がついていたことを知る人は少ないのではないか。これが、姜信子さんが自らの旅の人生をそこに重ねながら、その跡を辿った、佐世保で生まれ、朝鮮半島、ソ連極東、中央アジアと、海峡を越え、国境を越え、大陸を横断した、高麗人の追放と流浪の語られざ

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    kakaneko
    kakaneko 2009/12/09
    むかし祖母が歌ってきかせてくれた歌
  • 舌の時間、光りしずまる - 記憶の彼方へ

    昨日、カミさんの実家で地方紙「室蘭民報」日曜版(2009年11月15日)に目を通していて、あるコラムが目にとまった。一瞬、目を疑った。辺見庸の「コケを見にいく/光りしずまるもの」と題したエッセイが載っていた。その後半にこんな風に発音表記された言葉が引用されている。 いかいかがやくのではなく、いかいいうまる。いはいをそとへまきちあすのであなく、いかいをないぶへういこもうといていうようです。 何を言っているのか分からないでしょう。実は、これは辺見庸が五年半前に脳の病いに倒れ、歩けないどころか、ろくに話せなかったときに、付き添いの人にさりげなく渡され促されて、発声練習したときの文庫、武田泰淳の『ひかりごけ』の一節を、そのときの発音のままに表記したものである。サ行とハ行とラ行の発音が舌がまわらなかったという。たしかに、ふだんぼくらはほとんど意識しないが、舌を激しく使う発音である。原文はこうである

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    kakaneko
    kakaneko 2009/11/18
  • 葉牡丹、杜鵑草 - 記憶の彼方へ

    ハボタン(葉牡丹, Kale or Flowering cabbage, Brassica oleracea var. acephala) ホトトギス(杜鵑草, Toad lilies, Tricyrtis hirta

    葉牡丹、杜鵑草 - 記憶の彼方へ
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    kakaneko 2009/10/15
  • 愛しのハナ - 記憶の彼方へ

    セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草, Cleome or Spider plant, Cleome spinosa) ワサワサからフワフワへと変身したハナ 信号待ち コスモス(秋桜, Cosmos, Cosmos bipinnatus)

    愛しのハナ - 記憶の彼方へ
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    kakaneko 2009/10/15
    べっぴんちゃん
  • 札幌、晴、風強し - 記憶の彼方へ

    低気圧は去ったものの、まだ大気はとても不安定で、北風は冷たく、雲の動きも激しい。時々空が唸る。空気は爽やかで気分はいい。嘘のように雪はきれになくなり、植物たちも雪が降る前と変わらない。それどころか、いったん点火した「緑の導火線」は季節外れの寒さや雪に襲われても消えることはないようだ。 原生林でキタコブシ(北辛夷, Magnolia kobus var. borealis)が開花した! 久しぶりにサッポロのワサワサ犬「ハナ」をかまう。ときどきドキッとするような目つきを見せる。 あちらこちらで開花し始めたレンギョウ(連翹, Forsythia suspensa)。花をアップで見上げたとき、一瞬、南国、奄美の空に通じる「道」を見た。 チューリップ(Tulip, Tulipa)。戸外のメイプルソープになれるか。ダメだな。 たんぽぽ公園でニセアカシア(針槐, Locust tree, Robinia

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    kakaneko
    kakaneko 2009/04/29
    わさこ
  • ハナちゃん - 記憶の彼方へ

    サッポロの「ワサオ」に思い切って接近した。ちなみに、「ワサオ」とはメレ子さんの記事がきっかけとなって、今やその名前と存在が全国に知れ渡った青森のワサワサ犬。そう言えば、先週、朝日新聞にも記事が載っていた。こちらは青森のワサオに比べるとスケールも迫力も下回るが、同じような毛むくじゃらのワサワサ具合から、私が勝手に「サッポロのワサオ」と命名した。サッポロのワサオへのアプローチの模様はこちらの動画で。 ところが、私がワサオ、ワサオ、と彼をかまっていたら、飼い主のご年配のM夫人が出ていらして、ハナです、と訂正された。すみません^^; 女の子でしたか! どうりで穏やかな感じがしました...。平成8年生まれですから、もう12歳、おばあちゃんですけど。そうですか。ハナ、ハナ。ご免な。今度から、ちゃんとハナと呼ぶよ。その後、M夫人からは貴重な話を聞くことができた。ハナちゃんにはいろいろと教えられたと彼女は

    ハナちゃん - 記憶の彼方へ
    kakaneko
    kakaneko 2009/03/11
    わさおみたいに可愛いハナちゃんはムツゴロウさんち出身
  • 宮本常一の3000枚の写真 - 記憶の彼方へ

    常一 写真・日記集成 全2巻・別巻1 作者: 宮常一出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2005/03/31メディア: 大型 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見る 『宮常一写真・日記集成』に掲載された約3000点の写真を見ることは、色んな驚き、衝撃に連続して襲われる、とびっきり素敵な体験だった。ひとつにはこんな風に驚いた。例えば、以前朝の散歩で見かけたツグミを記録した。 ツグミが一羽、トビも一羽(2009年02月24日) そのときツグミについて調べて気になっていたことがあった。それは、ツグミは鳥獣保護法で禁猟になって久しいこともあり、現在ではツグミを見かけても、捕らえて焼いてべてみようと発想する人はまずいないだろうが、1970年代以前は、かすみ網を使って用として大量に捕獲され、焼き鳥屋でごく普通に供されていたという歴史的事実である。しかしそれは読んで

    宮本常一の3000枚の写真 - 記憶の彼方へ
  • 町内の作品 - 記憶の彼方へ

    驚愕の書! 爆発する怒りをかろうじて犬に向ける感情の制御が素晴らしい。

    町内の作品 - 記憶の彼方へ
    kakaneko
    kakaneko 2009/02/26
    驚愕の書!
  • 夢の足音 - 記憶の彼方へ

    詩は宛先のない手紙なのかもしれない。誰にいつどうやって届くか分からない手紙。それはもしかしたら未来や過去の自分に宛てられているのかもしれない。昨年暮れに東向島あたりを一緒に歩いた(濹東巡礼報告1)「詩人」大和田海さんが、風太郎を悼む詩=手紙を書いてくれていた。しかも彼らしく、IDコールもトラックバックもなしで、いつかきっと風太郎に届くことを信じて、ネットにそっと放たれたかのようだった。1週間、気づかなかった。でも、不思議なことに、その間に私は大和田さんのことを何度も思い出していた。『悼む人』を読んでいる時にも、「悼む人」と彼の印象がだぶった。大和田さん、あなたはちゃんと足音を聴いてくれたんだと思います。ありがとう。勝手ながら、引用させてください。 無題 まだあなたが雪の上を歩く 静かな足音が聴こえてきそうです。 その寝静まる前の息も、 ぜいぜいと外を駆け巡るときの 汗も息も。 僕は聴けなか

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    kakaneko 2009/02/16
  • 別れのレッスン - 記憶の彼方へ

    親子。 カズマと私がどっちが先に死ぬかという話をした時に、 カズマが先に死んだらどうしていいかわからないほどさみしくて困ると言ったら、 そういう時に元気が出るようにとカズマが歌を作ってくれました。 歌詞をメモしてくれました。 あひるの親子がふんどしはいた♪ 「元気だせよ」となぐさめた。ヘイ カズマはじめての作詞作曲。 メロディは複雑すぎて覚えられませんでした。 なぐさめの歌(『裏庭日記』2009-01-22) 仲間。 ついこの間も我々の間で「寄せ書き」を書いて病院に贈ったばかりだった。極めて子供じみてはいるが「寄せ書き」という一種の共同性の識知の中で彼は暫くの間生きていてつまり空間を超越して我々の中でいつも存在していた。しかしついに再びその顔を見ながら酒を飲むと云うことが叶わなかったのである。残された我々生ある者は自分の死というものを体験出来ないゆえ彼の死も想像の中でしか捉えることができな

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    kakaneko
    kakaneko 2009/02/12
    救いなどないと分かっている<場処>に、それでも向けられ、寄せられる心
  • ほっこりとした雪 - 記憶の彼方へ

    札幌、晴れ。しばれる空気に光が踊り、眩しすぎてまともに目を開けていられない。こんな朝の雪の表情が好きだ。ふっくら、ほっこりとした雪。

    ほっこりとした雪 - 記憶の彼方へ
  • かけがえのない死 - 記憶の彼方へ

    誕生と同じように死もまたありふれたことだ、と言ったのは誰だったろうか。しかし、誕生を「出会い」、死を「別れ」というふうに、自分にとっての具体的な体験として読み替えた途端に、誕生も死もありふれたことだとは言えなくなる。そして永遠の別れとも言われる愛する者の死の体験は、思い出という時空を超えた場所での出会いを準備する。私はどこかで死をそれとしては認めたくない。ありふれた死などありえない。どんな死も、それを語る以上、かけがえのない死として、認めたくない死として、決して埋められることのない穴として抱え込むのが筋のような気がする。もちろん、思い出の中だけに生きるわけにはいかない以上、かけがえのない死を段階的に徐々にありふれた死へと一般化するしかないのだろう。下川さんがそれこそ時空を超えて反応してくださったように、 http://d.hatena.ne.jp/Emmaus/20090208/12341

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    kakaneko 2009/02/09
  • お一人ですか? - 記憶の彼方へ

    札幌、晴れ。氷点下2、3℃だろうか、頬が少し引き締まる寒さ。風太郎の部屋までの足跡が続いていた。いないのを確認して引き返したようだ。先日宙に浮くツララがあった同じ場所に新しいツララができていた。これもそのうち宙に浮くのだろうか。玄関先の雪を掃いていた顔見知りのFさんに挨拶すると、今日はお一人ですか? という言葉が返ってきた。はい、と応えるにとどめた。まだだ、と感じた。Mさんの詩の一行にハッとさせられた。「消えゆくものすべてをあなたの地図とした」(月光の中を昨日の雪が舞う(M’s Library, 2009-02-04))。

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    kakaneko 2009/02/05
  • デレク・ジャーマンはミツバチを飼っていた - 記憶の彼方へ

    左:un dernier jardin, 右:Derek Jarman's Garden 古い友人が「ほら」と一冊のをくれた。「お悔やみに」と口には出さなかったが、そうだと受け取った。嬉しかった。私の枕頭の書の一冊 derek jarman's garden(『デレク・ジャーマンの庭』)のフランス語版 un dernier jardin / derek jarman だった。日語版はまだない。その題名が「最後の庭」となっていることに驚いた。デレク・ジャーマンにとって「最後」だったというだけでなく、人類にとっての「最後」の現実を暗示する「庭」であるという認識を喚起させる訳者のディディエ・コルトリ(Didier Coltri)の洞察に感心した。この『デレク・ジャーマンの庭』については以前簡単に触れたことがある。 derek jarman's garden(2007年09月09日) リアリテ

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    kakaneko 2009/02/03
  • マサオ日記 - 記憶の彼方へ

    風太郎 1995.10.5–2009.2.1 享年14歳 (戒名「風狂多愛出游居士」) 一昨日2月1日夜8時に風太郎は静かに息を引き取りました。しばらくは眠っているようにしか見えませんでした。10日間のオムツ生活では、水以外は口にしませんでした。水を飲むことで体内を綺麗にして、逝く準備をしているように見えました。幾つかの峠を超えて、少しずつ少しずつ、生命の炎が小さくなっていき、最期はそれがスーッと消えたようでした。でも体には温もりが残っていて、2時間くらいでしょうか、冷たくなるまでは、と二人で、これで楽になったね、ご苦労さん、ありがとうと声をかけながら撫でていました。比嘉さん(id:Ryu-Higa)が、昨日の風太郎日記のブックマークに正直な感想を書いてくれました。「とても悲しい。心底思うのが僕は、あまりにも失うことに慣れていない。慣れる必要はない、と言われようがそれが自然の摂理だという

    マサオ日記 - 記憶の彼方へ
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    kakaneko 2009/02/03