高知・室戸沖に漁師を驚かせる珍客。世界最大魚類の「小さな」個体が網にかかり、生態調査が行われた。 海に潜る数人のダイバー。網に入ってきたのは世界最大の魚類と言われるジンベエザメ。6月21日の午前7時過ぎ、室戸岬沖の定置網の中を泳いでいるところを漁師が発見した。 この記事の画像(8枚) 体長は、約3メートル。これまで室戸沖に現れたのは、5メートルほどの個体が多いという。 水族館の専門家は。 海遊館 飼育展示部・猪田孝広さん: いつも情報をいただくのは4~5メートルから、大きいと8、10メートル。3メートルは少ないと思います。3、4歳ぐらいかなと。あくまで推測ですけど 実は室戸市では別の漁港でも、6月1日に体長10メートルのビッグなジンベエザメが見つかった。 地元の漁師によると、これまでは年に数回だったが、19日も定置網にかかるなど、6月に入って合わせて8回も姿を現している。 生態の謎を解明す