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オイスターバーを運営する創業23年のゼネラル・オイスターの吉田秀則社長にとって、ノロウイルスが大流行した2006年は、店舗拡大を進めているさなかだった。自社の店舗ではノロウイルスによる食中毒の被害は出ていなかったものの、カキが食中毒の原因と見られていたため、客足が遠のき売り上げは減っていた。 逆境の中、吉田氏はカキの提供を諦めることはせず、安全性を保証できるよう自社で養殖まで手掛けることを決断した。カキの安全性を確保する価値は大きいと考えたからだ。 ホテルオークラや帝国ホテルなどの料理長に相談したところ、絶対に安全なら使うという答えが返ってきた。「ここを何とか突破すれば、新たなマーケットでもあるし高く売れる。付加価値が高いと思った」。吉田氏はブルームバーグのインタビューで話した。 ゼネラル・オイスターは、今年８月にノロウイルスのない「あたらないカキ」の完全陸上養殖に成功したと発表。株価は１

魚介類からユニクロまで、なんでもそろってる吉池ビル(東京都台東区上野3-27-12)。特に1階の魚介類コーナーの品ぞろえと安さは尋常ではなく、買えば確実に満足できる食材ばかり。なかでも牡蠣はマジで神がかっているラインナップ。 岩手県大船渡産の新鮮な生牡蠣！ 吉池の牡蠣天ぷら 吉池が「生牡蠣の天ぷら」を販売していることが判明。吉池に入荷した岩手県大船渡産の新鮮な生牡蠣を使用した天ぷらで、吉池が厨房で独自に手作りしたもの。これは期待しかない。 ＜吉池のXツイート＞ 「岩手県大船渡産 生牡蠣使用生カキの天ぷら お試し価格中ですよ～」 岩手県大船渡産 生牡蠣使用生カキの天ぷらお試し価格中ですよ〜 pic.twitter.com/5D1YOqM51W— 吉池 (@yoshiike_group) December 17, 2023 店員さんが揚げたての生牡蠣の天ぷらをパックに詰めてくれた ということで

青森県で養殖されるホタテが大きな危機に直面し、対策が急がれている。夏の猛暑で稚貝が大量死し、来季の生産見通しが立たない。県や地元自治体は収入安定のための漁業保険加入の促進に乗り出した。ただ、全国各地でサケの不漁やノリの養殖不作といった漁業不振が広がり、保険を利用する可能性が高まっている。原資が枯渇しないか危惧する声も出始めた。青森県むつ市議会は12日、ホタテ養殖の漁業者が加入する漁業保険の掛け

広島県尾道市の加島沖の海底に沈めた網籠から一斉に泳ぎ出す約100匹の魚影。仕掛けていたカメラには元気いっぱいのアコウ(キジハタ)の稚魚が写っていた。約7センチの体長はやがて最大60センチ近くまで成長し、高級魚となる。

海洋へのプラスチックごみの流出が国際的な問題となる中、日本近海に生息する絶滅危惧種の海鳥コアホウドリ約１００羽の死骸のうち、９割の胃からプラスチック片が見つかったことが、北大大学院などの調査で分かった。コアホウドリはほとんどを洋上で過ごし、海洋環境のバロメーターとされる。今秋には釧路市沿岸でも、ゴム手袋をのみ込んだ個体が発見された。道内への海洋ごみの漂着量は国内で最も多く、専門家は「北海道を含む日本近海でも海洋ごみの問題は深刻化している」と指摘する。 北大大学院水産科学院などの研究チームが２０１４～１８年に、主な生息地の小笠原諸島周辺で計９６羽のコアホウドリの死骸を回収し、今春までに解剖を終えた。このうち８７羽の胃から、ビニール袋の破片や釣り糸、プラスチック製品の材料となる粒状の「レジンペレット」などが確認された。 コアホウドリは体長８０センチ、羽を広げると約２メートルで、夏から秋にかけ、

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【読売新聞】　鳥取市の水族館「県立とっとり賀露かにっこ館」で、青紫色をした珍しいズワイガニ１匹が展示されている。 ズワイガニの殻は通常赤色だが、赤色を出す色素「カロテノイド」の量や働きに異常があると、まれに青紫色になることがある。展

１７日、静岡県西伊豆町でホテルの改修工事をしていた男性作業員が海に転落し死亡しました。 １７日午前１１時半ごろ、西伊豆町仁科で「男性作業員がのり面の作業中に２０～３０ｍの高さから海に落下した」と一緒に作業をしていた同僚から消防に通報がありました。 海に転落したのは下田市に住む男性作業員（３２）で西伊豆町内の病院に救急搬送されましたが、死亡が確認されました。 死因は溺水でした。 作業が行われていたホテルは海沿いに建っていて、海側ののり面が崩れないようにするため、コンクリートを打ち込む作業をしていたということです。 警察は男性が強風にあおられて海に転落した可能性を視野に原因を調べています。

Published 2023/12/17 21:27 (JST) Updated 2023/12/17 21:29 (JST) 岸田文雄首相は17日、東京都内で開かれた東南アジア諸国連合（ASEAN）首脳らとの夕食会で、北海道産のホタテなどをPRした。「品質が高く、おいしい食材を日本全国から取り寄せた。生産者の思いを込めた」とあいさつした。 夕食会では、ホタテの刺し身に岩手県産のウニを添えたメニューなどが提供された。首相は「お気に召したものがあれば、帰国後に日本大使館に問い合わせをしてほしい。すぐに対応させる」と述べ、笑いを誘った。 ホタテを巡っては、中国が東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受けて日本産水産物の輸入を停止した影響で、生産者が打撃を受けている。

ごはんをもっと食べたくなるような情報を発信する農林水産省農産局の「やっぱりごはんでしょ!」。公式インスタグラムgohanmaff(@ gohanmaff)で、フランス版おにぎり「パリおにぎり」を紹介しています。 今回はマイナビ学生の窓口に所属する大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します。 2024年は「パリおにぎり」がトレンド 今フランスでは、パリを中心に日本の「おにぎり」が大ブーム! パリのおにぎり屋さんの前には、行列ができるほどの人気なのだとか。トマトやオリーブ、サーモン、チーズといったフランスらしい食材を使うなど、日本人にはちょっと珍しいフランス版おにぎりなのですが、あまり気が進まなそうなしつちょーさんも、食べてみると一転「めっちゃうまいわ!」と大絶賛! 日本人のお口にも合うようですね。 実は、あまりの人気ぶりに、先日クックパッドが発表した「食トレンド予測2024

おにぎり界にパリの風が吹き込んでいる。フランスでのブームを逆輸入し、クリームチーズやトマトなど"パリっぽい"食材でアレンジするのが特徴。レシピサイトにも投稿が集まり始めている。国内で「ぼんご系」と呼ばれるおにぎり専門店が注目を集める中、次にくると言われるのが「パリ系」。世界を結ぶおにぎりのこれまでとこれからを追った。「『おむすび』は今ではすっかりパリっ子のランチの主流なんです」。パリに住むフラ

日本経済が戦後の奇跡の復興に沸いた高度経済成長期の終焉（しゅうえん）から、2023年で50年を迎えた。その間、日本の産業地図は大きく塗り替えられ、成長を支えた立役者の中にも退場を迫られようとする者は少なくない。沈みゆく業界を食い止める活路は何か。新たな発想や行動力で抜けだそうとする「敗れざる者たち」。日本の魚を守ろうと漁業の改革に奔走する人々を追った。世界遺産・知床を望む北海道・東北部の漁村、

いよいよ三陸のアワビの復活に動き出す 筆者の手元には水上助三郎の功績を後世に残したいとの思いから刊行された『水上助三郎伝』がある。20年ほど前に吉浜鮑のことを取材しに吉浜へ行った際、地元漁協の古参の理事から「三陸にもこんな面白い男がいたんだよ」と譲り受けたのだ。 ＞＞干鮑の加工の様子と香港で売られている「吉浜鮑」 東京にあった大日本水産会が資料を基にまとめ、昭和36年11月に発行したもので、416ページにも及ぶ貴重な資料だ。オットセイの猟について年度別に詳しく書かれていたり、海賊に襲われて戦った経緯が記録されていたり、嵐で難破しそうになったエピソードが紹介されていたりと盛りだくさんの内容である。その中には吉浜鮑を復活させようとした助三郎の苦労も記されている。資料を基に、当時の様子を再現してみたい。

» 月額500円で毎日ビール無料！ 東京駅のラーメン屋で見つけたサブスクがお得すぎて逆に怖いので利用してみたら…もっと怖くなった 特集 月額500円で毎日ビール無料！ 東京駅のラーメン屋で見つけたサブスクがお得すぎて逆に怖いので利用してみたら…もっと怖くなった 和才雄一郎 2023年12月17日 「サブスクはじめました ビール（タンブラー）ハイボール 毎日1杯500円 / 月」 東京駅にあるラーメン屋「どうとんぼり神座（かむくら） グランスタ八重北店」の前で上のPOPを見つけたとき、私は思わず足を止めた。 えーと。これはつまり月額500円で毎日ビールまたはハイボール1杯が無料で飲める……ってことかな!?　そういうこと……ですよね？　うーん……どういうこと？ どういうことも何も “そのまんま” なのだが、私はしばらく「何か裏があるんじゃないか」と思わずにはいられなかった。 なにせ500円であ