日立造船は20日、大阪市内で定時株主総会を開き、社名を「カナデビア」とする定款変更議案が可決された。株主の90%以上が賛成した。社名は10月1日に変更する。1881年に大阪鉄工所として創業し1943年に現社名となった日立造船は、戦後の財閥解体で日立製作所の系列から外れており、資本関係はない。祖業の造船事業も2002年に分離した。事業を引き継いだジャパンマリンユナイテッド(JMU)の保有株式も2
鳥取市の湖山池が汽水化して12年が経過した。ヒシの大量繁茂などによる悪臭の発生は解消され、環境基準値を下回っていた水質も大幅に改善した。汽水化により産地化に成功したヤマトシジミ漁は年間約1億8千万円の売り上げを誇り、漁業者にとって“宝の池”に生まれ変わった。動植物の生態系や経済を含めた周辺環境まで大きな変貌を遂げた湖山池の汽水化を検証する。 汽水湖だった湖山池が淡水化したのは、1983年の千代川の河口付け替え工事が大きな要因。日本海と直接つながり、塩分濃度が上昇したため、水門操作によって淡水化していた。
2024年06月20日プレスリリースPICK UP 「これからの水産業で大切なことって?」in東かがわ市 香川県の水産業の特徴や新たな取り組みを、附属高松小学校の子どもたちが現地で学びます! 附属高松小学校の5年緑組の子どもたちが、東かがわ市の株式会社「安岐水産」および「安土池」を訪れます。安岐水産では、いかそうめんの製造工程のようすや、原料を安定供給するためのグローバルな取り組みについて学びます。安土池では、IoT技術を活用した、新しい牡蠣養殖について学びます。日本の水産業が抱える課題を解決するためにはどうしたらいいか、香川県内の先進的な事例から学んでいきます。 安岐水産では、水産加工工場の見学だけではなく、海外への技術指導による、品質のよい水産資源の確保や、国内で減少している水産資源の代替となる、海外の新たな水産資源の開発など、グローバルな視点での取り組みを学びます。また、豊かな瀬戸内
削り節を製造する「福島鰹(かつお)」(本社・京都市中京区)の工場がある京都府南丹市八木町の八木中で、工場長を招いてだしの取り方を学ぶ授業があった。1年生がかつお節をかんなで削り、昆布との合わせだしをつくることで、和食に欠かせないうま味について学んだ。 工場長の福島辰治さん(48)が12日に同校を訪れ、教えた。生徒約50人は鍋に昆布を入れて火にかけ、続いて花かつおを投入。豊かな香りが漂う中、かつお、昆布単体のだしと、合わせだしを飲み比べ、福島さんは「合わさると、うま味の相乗効果でおいしく感じる」と説明した。 かつお節を削ることにも挑戦。かんなに向かう生徒たちは「ほとんど力は要らない」と福島さんに助言され、リズムよく削った。中学1年の女子生徒(12)は「かつお節の形がいびつなので、自分でやってみると難しかった」と話した。 福島さんは生徒らに「インスタントのみそ汁やカップラーメンに昆布の切れ端を
なみえバーガーをPRする(左から)伊藤さん、佐藤さん 福島県広野町のふたば未来学園高と浪江町の道の駅なみえは町内の請戸漁港に水揚げされた魚介類「常磐もの」と町産のブランドタマネギを使ったハンバーガー「なみえバーガー」を共同開発した。19日、道の駅なみえでお披露目した。 請戸に上がったヒラメを使ったハンバーガーを販売している道の駅なみえが、常磐ものの安全性やおいしさを発信しようと、ふたば未来学園高に商品開発を提案した。県などでつくるFukuramu(フクラム)カード推進協議会が道の駅なみえとふたば未来学園高を仲介した。 開発したなみえバーガーは香味焼きしたヒラメと、町産のタマネギ「浜の輝(かがやき)」のマリネが具材として入っている。素材の味を引き立てているタルタルソースは、ふたば未来学園高を卒業した7期生が監修した。先輩から託されたスペシャリスト商業系列の佐藤優香さん(3年)と伊藤絵美さん(
●海士町磯入組合が決定 舳倉島・七ツ島周辺は見通せず 輪島の海女(あま)がいよいよ海へ。能登半島地震の影響で見合わせていた国の重要無形民俗文化財「輪島の海女漁」が7月に再開される。漁場を管理する海士(あま)町磯入(いそいり)組合(輪島市)が本土沿岸部でモズク漁から再スタートを切ることを決定。メインの舳倉(へぐら)島、七ツ島周辺での漁再開は見通せないが、海とともに生きてきた女性たちが生業(なりわい)を取り戻す一歩を踏み出す。 海士町磯入組合には約120~140人の海女が所属。モズク漁は例年4~5月に始まり、サザエ、アワビの素潜り漁が解禁される7月ごろまで続けられる。 サザエやアワビの漁には、水揚げの拠点となる輪島港などで被災した保管用の水槽や製氷機などの復旧が必要だが、モズクは保管や選別が容易なため、先行して再開することにした。 当面は輪島沖約50キロの舳倉島や同約20キロの七ツ島より安全と
太平洋クロマグロの漁獲管理を強化する関連法の改正案が19日、参院本会議で可決、成立した。取引単価の高い30キロ以上の大型マグロを対象に、水揚げ報告の項目に漁獲した個体の数を新たに加え、記録の保存を漁業者に義務付ける。施行は公布から2年以内。
寿司ネタなどでも人気の「ノドグロ」。新潟県内で水揚げされるものについて、県は重さや取り扱いなどの条件を満たした高品質なものを「美宝」という名称でブランド化すると発表しました。 「美宝」に認定される条件は これは、6月17日、東京・港区で開かれたイベントで新潟県の花角知事が発表しました。新潟県産のノドグロで「美宝」と認定されるには、さまざまな条件があります。 「美宝」という名称は海を泳ぐノドグロが赤い宝石のように見えたという地元の漁業者の話をもとに決まりました。イベント会場には、県の関係者などおよそ60人が集まり、「美宝」の刺身や棒ずしを試食していました。 新潟の「ノドグロ」とは 「ノドグロ」は新潟を代表する高級魚です。県のホームページなどによりますと、新潟県内では主に底びき網で漁獲されますが、7月~8月の底びき網禁漁期には延縄(はえなわ)で漁獲されるため、1年を通してまとまった量が水揚げさ
この記事の3つのポイント 工業用刃物メーカーがインバウンドを意識した商品でヒット 日本製刃物が訪日外国人に人気だったことから開発に着手 一人鍋専門店は訪日客の動向を踏まえ、海外展開を強化 空前の訪日消費に沸く日本。一過性の特需と捉えるのはもったいない。持続的な成長につなげるために奮闘する企業の取り組みを追う。 ■主な連載予定(タイトルや回数は変わる可能性があります) ・訪日消費15兆円は日本を救う 「爆買い」後の新潮流 ・4950円で「トイレツアー」 日本通のリピーターが切り開く新観光資源 ・アサヒビール、訪日客に想定外の「生ジョッキ缶人気」で海外発信を強化 ・箱根の高級旅館、副業で訪日客需要に対応 人手不足で発想の転換 ・外国人が頭にネクタイ スナックツアー、日本の夜間経済を活性化 ・4000円ラーメンが訪日客に人気 「並ばなくていい」権利付与で売り上げ3割増 ・みそ煮込みうどんをハラル
府漁協中浜婦人部(京丹後市丹後町、13人)は18日、「お魚料理教室」を丹後地域公民館で開いた。市立島津小の5年生9人が参加し、今が旬のトビウオを3枚におろし、魚肉ハンバーグとつみれ汁作りに挑戦した。 中江栄子部長(75)によると、「子どもたちが海が好きになってほしい、海にすむ魚を好きになってほしい…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く