サラリーマンの味方「切腹最中」は、なぜ1日に7000個も売れるのか:水曜インタビュー劇場(すみません公演)(1/5 ページ) お詫びの手土産として、多くのサラリーマンが購入する「切腹最中(せっぷくもなか)」をご存じだろうか。1990年に発売したところ、当初は注目されていなかったが、いまでは多い日に7000個以上売れている。「切腹」という言葉が入っているのに、なぜヒット商品に成長したのか。 「大事な書類をなくしてしまった」「ミスで会社に損害を出してしまった」――。仕事をしていて、大きな失敗をしたことがある人も多いのでは。そんなとき、どうすればいいのか。 パナソニックを一代で築き上げた、松下幸之助のように「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる」と言ってくれればいい。しかし、世の中にはそんな悠長に構えてくれる人ばかりではない。「すぐに、謝りに来い!」と怒鳴