BuzzFeedがテレビを超えた――。 2014年11月、BuzzFeedが発表したデータでこのようなことが明らかになりました。ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭に生まれた世代)に限った月間リーチ数ではありますが、いわゆるマスメディアを、ネット発のメディアが規模的に抜いたという調査結果です。これはニュースメディアにとって象徴的な出来事でした。 同データでは、アメリカのミレニアル世代の半数がバズフィードを読むことを紹介しており、若い読者の獲得がメディアとして影響力を高めるひとつの手段になるのかもしれません。スマートフォンやソーシャルメディアの本格的な普及により、さまざまなルール(特に情報流通)が大きく変化しているのです。 その環境下では、巨大企業が新興勢力に対して力を失ってしまう「イノベーションのジレンマ」が知らぬ間に進行しています。2015年5月に外部に流出した「ニューヨーク
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