9月20日に配信が始まったAppleの「iOS 11」。この新しいモバイルOSでは数多くの新機能や細かい改良点に加え、国内でもサービスが提供されている「Apple Pay」の大幅な進化にも注目したい。 Apple Payはその名の通り、Appleが提供する電子ウォレット(財布)および非接触型の決済サービスだ。日本におけるモバイル決済の利用率はまだ低い水準だが、iPhoneをかざして駅の改札を通過したり、店頭での支払いに利用していたりする場面を見かけたことがある(あるいは使っている)人も少なくないだろう。 今回のアップデートでは、米国での提供が予告されている「個人間送金(P2P)」や「Apple Pay Cash」のようなサービスはまだ日本にやってこないものの、「非接触通信による店頭での決済」「アプリでの決済」「Webブラウザでの決済」の3つについて、日本国内のユーザーが大きな恩恵を受けるこ
かつて米国でApple Payが発表された直後、これをiPhone 6にインストールしてパリ中のマクドナルドを駆け巡って利用テストを行なった筆者だが、今回はいよいよ日本へとその舞台を移してテストするときがやってきた。 日本国内でApple Payが利用する「NFC決済」に対応した小売店がほとんど存在しないことは以前の沼津港でのレポートにもあるとおりだが、今回は(IKEAを除けば)おそらく国内小売大手では初となるNFC決済の展開事例を見ることができたので、iPhone片手に紹介できればと思う。 マクドナルドにNFC決済がやってくる 筆者はここ数年ほとんど日本国内のマクドナルドに行っていないのだが、いくつかある理由を2つほど挙げると「行動範囲にあまり店舗がない」「(筆者がよく使う)交通系電子マネーに対応していない」ことにある。マクドナルド自体は「iD」「楽天Edy」「WAON」が利用できるもの
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