2018年7月に発生した、平成最悪の豪雨災害ともいわれる西日本豪雨(平成30年7月豪雨)。広島県と岡山県をはじめ、西日本を中心に記録的な豪雨が襲い、大規模な河川の氾濫や土砂災害など、甚大な被害をもたらす結果となった。 その豪雨のなか、斜面の崩落や土石流により、KDDIの光ケーブルが切断される危機も発生していた。ケーブルが切断すれば、人々の生活への多大な影響が出る可能性がある。 被害現場近くを走る光ケーブルは、KDDIのさまざまな役割を担う “幹線”ともいえる存在であると同時に、交通情報などにまつわる光回線も収容されているのだ。それだけなく、被災者の方たちに災害情報が届かなくなってしまう。さらには、西日本の経済活動をも止めてしまいかねない。 これは、西日本豪雨によって光ケーブルに被害が発生した7月6日から、仮設復旧に至った7月14日まで、KDDI 技術統括本部 運用本部 運用管理部 広島テク
熊本地震の発生から1週間が経過したが、大規模な土砂崩れが起きて道路が寸断した南阿蘇村など、一部エリアで携帯電話各社の通信障害がいまだ続いている。 一方、各社による被災地と被災者向けの支援も進みつつある。4月22日午後時点の状況をまとめた。 熊本県で震度7の地震、携帯3社が災害用伝言板を提供 SSIDは「00000JAPAN」――携帯電話3社、熊本県などの公衆Wi-Fiスポットを無料開放 携帯各社、熊本地震の被災地支援を開始 支払期限の延期や修理代金の軽減など NTTドコモ 熊本県南阿蘇村と阿蘇市の一部エリアで、音声通話とデータ通信がつながりにくい状態が続いている。総務省によると、同エリアで7局が停波中だ。 南阿蘇村では、周辺にある基地局のカバー範囲を広げる中ゾーン基地局の運用でエリア化を図っているが、通行規制や入山規制、避難勧告による現地作業が困難で、復旧には時間を要する見込みだという。阿
KDDIは3月8日、首都圏直下型地震を想定した模擬訓練を実施した。大地震により広い範囲で携帯電話が利用できなくなった場合に備えるもので、車載型移動基地局(基地局車)や可搬式の基地局を使った復旧の様子が報道陣に公開された。 訓練は、3月8日12時30分に東京湾北部の深さ20キロメートルを震源とするマグニチュード7.3の首都圏直下型地震が発生したと想定。広範囲で各社の携帯電話が使えず、早急な通信手段の確保が必要になり、政府からKDDIに国の防災拠点である東京臨海広域防災公園(そなエリア)と練馬区役所、品川区役所に対する通信確保の要請が出された――というシナリオ。 まず最初に、東京臨海広域防災公園にKDDIの復旧要員がヘリコプターで到着。被災状況を確認した後で、運用対策室にイリジウム衛星携帯電話で基地局車の派遣を要請した。並行して練馬・品川の区役所にも基地局車が派遣され、3カ所の被災地域で通信エ
体に備わる免疫の仕組みを使いがんをたたくがん免疫薬「オプジーボ」などの効き目を予測し、過剰な投薬を避けるための研究が相次いでいる。東北大学などは免疫細胞が分泌する特定の分子ががんの…続き 磨いた「確信」 がん克服に光 本庶氏ノーベル賞授賞式 [有料会員限定] がん免疫薬、投与の「やめどき」研究へ 全国40病院 [有料会員限定]
KDDIは4月8日、東日本大震災への対応状況と復旧・復興への今後の見通しについて発表を行った。 同社の携帯電話・固定通信サービスは4月末までにおおむね復旧する見通しだったが、7日深夜に発生した宮城県沖を震源とする震度6強の余震により、東北地方にて大規模な停電が起こり、再び通信障害が発生している。 7日深夜に発生した強い余震の影響 KDDIによると、7日深夜の余震発生時に東北エリアの基地局1262局に障害が発生。自家発電等のバックアップ電源を利用したことで、8日16時時点の停電基地局は287局まで回復した。このうち261局は停電の影響による障害で、移動電源車11台が出動し5台が稼働している。一時的に電源が回復しても、停電が長引いて自家発電の燃料切れや電源車の移動が間に合わないと、停波する基地局はさらに増えるおそれがあるという。このほか27局に回線故障が発生している。 基地局の停波により、青森
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く