海外からも熱い視線――シャープが「IGZO」搭載スマホとタブレットを紹介:2013 International CES CESのシャープブースでは、4Kの大型テレビに加え、「IGZO」技術が大きくアピールされていた。モバイルの分野で注目を集めていたのが、このIGZOをディスプレイに搭載したスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」「AQUOS PHONE Xx 203SH」とタブレット「AQUOS PAD SHT21」だ。海外ではIGZOについて初めて耳にする来場者も多いが、7日に行われたシャープのプレスカンファレンスでIGZOの詳細を知り、「IGZOを搭載したスマホはどれ?」と尋ねてくる人が多かったようだ。 本誌では何度も紹介してきたが、IGZOとは酸化物半導体のこと。IGZOを液晶に搭載することで、バックライトの透過率が向上するほか、静止画表示中における画像の更新
シャープが12月21日、同社冬モデルのディスプレイに採用した「IGZO」技術に関する説明会を開催。ディスプレイデバイス開発本部 技術開発センター 技術企画室 室長の今井明氏と、ディスプレイデバイス第2生産本部 第2プロセス開発室 室長の松尾拓哉氏が、IGZOの技術や搭載商品について説明した。 IGZOとは酸化物半導体のことで、「Indium(インジウム)」「Gallium(ガリウム)」「Zinic(亜鉛)」「Oxygen(酸素)」の頭文字を取ったもの。2009年に半導体エネルギー研究所が、高い結晶性を持つIGZO網膜(CAAC-IGZO)を作り、2012年にシャープとの共同開発により量産化に成功した。このIGZOを液晶パネルに採用し、IGZOを搭載した最初のデバイスとして、スマートフォンの「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」と、タブレットの「AQUOS PAD SHT21」が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く