そして9月21日から4G LTEを提供する。KDDIは、2012年12月から当初提供予定だったLTEサービスを今秋に前倒しするとともに、800MHz帯と1.5GHz帯に加え、2.1GHz帯でもLTEサービスを提供することをアナウンスしていた。石川氏は前倒しの明確な理由は述べなかったが、同じく9月21日に発売する「iPhone 5」の登場を見据えたことは明白だろう。というのも、21日時点で利用できる4G LTEの周波数帯は2.1GHz帯のみで、この2.1GHz帯での通信は、当面はiPhone 5のみが対応する予定となっているためだ(参照記事)。なお800MHz帯と1.5GHz帯での4G LTEも、当初予定していた12月から前倒しとなり、まもなく発表されるであろう秋冬モデルのLTE端末(Androidなど)で利用可能になるものと思われる。4G LTEの対応機種について石川氏は「21日時点では1
「最強のスマホネットワークになる」――KDDIは9月14日、LTEサービス「4G LTE」を9月21日に開始すると発表した。スマートフォンをWi-Fiルータ化できるテザリングにも対応。当初から政令指定都市など全国の主要都市をカバーし、来年3月までに人口カバー率96%を実現する。スタート時点の対応機種は明らかにしていないが、21日発売のiPhone 5から対応するとみられる。 ソフトバンクモバイルも「SoftBank 4G LTE」を21日にスタートすると発表した。来年3月末までに政令指定都市100%カバーを目指す。 KDDI、ソフトバンクモバイルの開始で携帯電話4事業者のLTEサービスがそろい、競争が本格化する。 KDDIはテザリング解禁 4G LTEの基本料金は月額980円、ネット接続サービスが同315円、パケット通信量定額サービス「LTEフラット」が同5985円(月間のデータ通信量が7
KDDIが9月14日、次世代高速通信のLTEサービス「4G LTE」の提供を9月21日に開始することを発表した。 4G LTEでは、従来の3G通信(CDMA 1x EV-DO Rev.A方式)と比べて約8倍の高速通信が可能になる。通信速度は下り最大75Mbps、下り最大25Mbpsだが、2013年には下り最大112.5Mbpsに高速化する予定。また、スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして利用できるテザリングにも対応する。テザリングの利用には月額525円が発生する。 さらに、最新技術「eCSFB(enhanced Circuit Switchced Fallback)」を世界で初めて導入する。高速で低遅延なLTEのメリットを生かすことで、待受時の消費電力を抑えながら、音声通話の発信から着信までの時間やSMSの送受信にかかる時間を短縮できるという。 あわせて、4G LTE専用の料金プ
●1. 特長 (1) 高速データ通信 3G通信 (CDMA 1x EV-DO MC-RevA方式) に比べて約8倍の通信速度となる受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの高速データ通信が可能です。なお、2013年には、受信時最大112.5Mbpsに高速化する予定です。(注) (2) テザリング対応 auスマートフォンをモバイルルータとしてご利用いただけます。PCやタブレットなどマルチデバイスでインターネットをお楽しみいただけます。 (3) 音声通話やSMSの発信から着信までの時間を大幅に短縮 世界初となる「eCSFB」技術の導入により、待受時の電力消費を抑えながらも音声通話の発信から着信までに要する時間を大幅に短縮できます。さらに、LTEの電波を高頻度で確認することにより、SMSの送受信についても時間を短縮できます。「eCSFB」は、高速で低遅延なLTEの利点を活かし、LTEネット
au版iPhone 5のLTEエリアは、テザリング対応はどうなるのか――KDDI 田中社長に直撃(1/2 ページ) 米国サンフランシスコに滞在中、偶然KDDIの田中孝司社長とお目にかかり、「iPhone 5」についてお話を伺う時間をいただいた。KDDIの2.1GHzのLTEエリアは今どういう状況なのか、テザリングは解放するのか、などなど気になるポイントを聞いた。 米国サンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsで、次世代の高速通信規格LTEに対応した「iPhone 5」が発表された。発表内容は別途伝えられている通りなのでここでは割愛するが、日本ではこれまでと同様、ソフトバンクモバイルとKDDIから、9月21日に発売される。従来と異なるのは、ソフトバンク版とau版が異なるハードウェアになっている点だ。 Appleの発表、それに日本での展開についてはまだ詳細
5G and LTE. Find the iPhone that’s right for your country or region. 5G lets you download movies, stream higher-quality video, and FaceTime in HD at impressive speeds.1 All iPhone models connect to fast LTE networks around the world.2 And every iPhone since iPhone XR has eSIM, an industry-standard technology that lets you activate your new iPhone and add carriers digitally. Before you travel, just
エリクソン・ジャパンの藤岡雅宣CTOは2012年8月30日、定例で開催している技術説明会において、「新たな無線ネットワークの展望と周波数展開に関する課題」と題し、今後の無線ネットワークの進化の方向性について解説した。 現在の無線ネットワークは、携帯電話システムの標準化団体「3GPP」が2007年に「Release 8」として標準仕様が規定したLTEが主役と言える。LTEはその後も機能拡張が施されており、2010年には「Release 10」として(1)複数のキャリアを束ねて最大100MHz幅まで広帯域化できる「キャリアアグリゲーション」、(2)最大下り8レイヤー/上り4レイヤー/マルチユーザーにも対応した「MIMO送信技術の拡張」、(3)マクロセルとスモールセルの混在環境でシステム全体のキャパシティーを向上する「HetNet」、(4)無線を使ったバックホールリンクをサポートする「リレー伝送
[追記]最新図はこちら↓ 各社LTEエリア展開状況(常時更新) さて、前に書いた各社LTE展開プランに関して、まただいぶ状況が変わってきているので、改めてアップデートしておきたいと思います。 まずドコモ。相変わらず2GHzがメインで、なおかつ、ほとんどのエリアが5MHz幅(37.5Mbps)エリアとなっていて、状況は変わらず、エリアが徐々に広がっているだけのようです。ごく一部の地域で2GHzの15MHzを始めていたりするようで、今後は、これを徐々に増やしていくでしょうが、3Gのメインバンドともいえる2Gを都市部では削れないでしょうから、これ以上2GHzを使った拡大は難しいでしょう。一方、800MHzや1.5GHzの基地局も実験的に展開を始めているようですので、もう少ししたらこれらのエリアが急に広がり始めるかもしれません。 次にKDDI。こちらは着々と800MHzと1.5GHzを増やしていて
KDDI 代表取締役社長の田中孝司氏が4月25日、決算会見の席上で次世代高速通信規格「LTE」サービスの開始に向けた準備の進捗に言及した。 基地局も端末も順調に準備が進んでおり、時期は未定としながらも、当初予定していた12月より前倒しでサービスを開始すると説明。周波数帯についても、800MHzと1.5GHzに加え、現状、EV-DOで利用している2GHzも利用することを明らかにした。 LTEサービスは、NTTドコモとイー・アクセスがサービスを開始しており、ソフトバンクモバイルも2012年秋以降に開始する予定。KDDIは最後発となる見込みだったが、今回、前倒しを発表したことでソフトバンクモバイルと同時期、もしくはそれより速く開始する可能性も出てきた。 なお、サービスエリアの展開については、「高品質のネットワークを一気に展開したい」(田中氏)といい、2013年3月の時点での全国実人口カバー率96
NTTドコモ代表取締役副社長の辻村清行氏は3月14日、第4世代通信サービス「LTE-Advanced」を2016年度以降に開始したいとの考えを明らかにした。 東京ビッグサイトで開幕した「Mobile IT Asia」の基調講演に登壇した辻村氏は、「2015年度末までにLTE-Advancedの開発を完了させたい。(サービス開始は)おそらく2016年度以降になるだろう」と開始時期に言及。LTE-Advancedは通信速度が下り最大1Gbpsと超高速のサービスで、「あと数年で光通信を超えるスピードがモバイルで体験できる」(辻村氏)と期待を寄せた。 ドコモは2010年12月に「Xi(クロッシィ)」のブランド名でLTEの商用サービスを開始。現在の人口カバー率は「全国で30%」(辻村氏)にとどまるが、今後は全国主要都市から地方都市、そして全市町村へとカバレッジを広げ、2014年度までには全国で98%
スウェーデンのエリクソンは通信機器の大手メーカー。スペインのバルセロナで開催されている「Mobile World Congress 2012」の会場では、巨大な展示ブースを構え、同社の顧客や関係者などに新技術や製品を見せている。今後大きく市場が広がると見られている高速通信技術のLTE(long term evolution)の動向について、LTEプロダクトマネージャーのハナ・マウラー・シブレイ氏に聞いた。 世界におけるLTEサービスの広がりをどう見ているか。 LTEの利用者の中で、スマートフォンユーザーが増大しています。我々がカバーしている世界のLTEユーザーは2億5000万人です。そのうち北米が75%です。続いて韓国が大きな比率を占めています。日本はまだ少なく何十万人という段階でしょう。ただ、今後日本のLTE市場は爆発的に広がっていくと見ています。 スマートフォンを利用しているユーザーは
そうそう、Xi(LTE)対応のスマホが出てきてから、Xiエリアと3Gエリアに関して、着信不良だの接続不良だのという話がいろいろ出てき始めましたね。ということで、そういうことがなぜ起こるのかの話。 従来、たとえば3GケータイにWiMAXとかWiFiとかが入っている端末でも、それらの電波状況なんてまるで関係なく3Gの発着信は問題なく行えたものです。ここからの類推だと、LTEだからと言って発着信に問題が出てくることはありえない、と思うのが普通なのですが。 LTEは、他の通信方式とは根本的に違っています。というのは、LTEのシステム連携の話で書いたことが関係しています。 まず、なぜLTEがリンク先の解説で書いたような面倒なシステム間連携機能を持っているのか、というところからです。それは、CDMA2000での音声・データ同時接続の話でも書いた、「無線機」の問題です。携帯電話はただでさえ実装密度が上が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く