本体の冷蔵室内の1コーナーに「真空チルドルーム」を設けたのが最大の特徴。これはチルドルームを密閉し、内部の空気を高性能小型真空ポンプで吸引。ルーム内を低酸素状態にすることで、DHAやビタミン類、アミノ酸など、酸化によって失われやすい栄養素の損失を守る効果がある。例えば、サバのDHAを従来製品比で約46%、ひじきのビタミンAなら同比約81%を残存できるとのことだ。 ルーム内は約0.7気圧となっているが、これは酸化防止と低酸素化による変色を抑えるのに最適な数値だという。また、0.7気圧に対応するため、天井部分に300kgの重さにも耐えられる強化ガラスを採用するなど、ルーム全体に耐圧構造を採用している。 ルーム内の温度は約0℃で、湿度変動も少ない。そのため、牛肉やバナナの皮や芯が変色するのを抑えたり、ほうれん草など野菜の鮮度保持や、コーヒー、お茶の風味劣化を防ぐ効果もある。 使い方は、ルーム前面