2019年12月15日19:00 カテゴリ軍事社会 【軍事】将来戦闘機のデジタルモックアップ「26DMU」について 航空自衛隊が運用するF-2戦闘機の退役が2030年頃から始まるのにあわせて、その後継機となる将来戦闘機を国内で開発しようとする動きがあります。 防衛装備庁では将来戦闘機の概念設計が行われ、平成23年から26年にかけて機体構想の研究の一環として1年度につき1種類、合計4種類のデジタルモックアップ(DMU)が作成されました。今回は、4種類のDMUのなかで最も新しい「26DMU」について、防衛装備庁技術シンポジウム2016で行われた講演の発表スライドをもとに書いて行きます。 官公認の「26DMU」の画像は少ない 将来戦闘機の機体構想研究で作成された4種類のDMUのうち、23DMU・24DMU・25DMUの3種類については防衛装備庁の発表資料から切り出された画像が出回っており、どのD