perfプロファイリングの結果、CPU時間の55%がPostgreSQLのユーザースペーススピンロック(s_lock)で消費されていることが判明した。PREEMPT_LAZY環境下で、ロック競合が劇的に悪化している。原因はプリエンプションモデルの制限問題の根源は、Linux 7.0のrc1で導入されたカーネルスケジューラの変更にある。Intelのカーネルエンジニア、ペーター・ジルストラが作成したコミットが、利用可能なプリエンプションモードを制限した。 従来、Linuxカーネルはサーバー向けに「PREEMPT_NONE」(プリエンプションなし)というモードを提供していた。スループット最大化を優先し、カーネルがタスクを途中で中断しない設計だ。データベースサーバーのように、CPUを長時間占有する処理には理想的なモードだった。 Linux 7.0では、x86やARM64などの主要アーキテクチャでP
1991年、フィンランドの一学生が書き始めたコードは、今や世界のスーパーコンピュータの100%、クラウドインフラの90%以上、そして数十億台のAndroidデバイスを支える、現代文明のデジタル・バックボーンとなった。しかし、この巨大なエコシステムは、過去34年間にわたり一つの「単一障害点(SPOF)」を抱え続けてきた。創始者であり、最終的な意思決定者であるLinus Torvalds(リーナス・トーバルズ)その人である。 2026年1月、Linuxカーネルコミュニティはついに、この長年のリスクに対する回答を公式文書として提示した。Dan Williams(Intel)によって起草され、メインラインにマージされた「継続性計画(Continuity Plan)」は、1人の天才のカリスマ性に依存していたプロジェクトが、永続的な社会インフラとしての「制度」へと脱皮するための、歴史的な構造転換の始ま
はじめに ちょっとSNSで 「.NETはLinuxでも本格的に動く!」 とか 「Web系エンジニアは.NETの理解が10年前で止まってる」 とか話題ですね。一方で、「そもそも.NETでLinuxをメインにした開発方法をWebの記事等で見かけない」 という話もあり、確かに自分もあんまり見かけないなー、と思ったので 「無いなら作る」 の精神で作りながら書いてみる事にしました。Weekly ITニュースで扱ってるから概要は知ってるんですがエアプ気味でしたので良い機会。まあ、お仕事だとJavaがメインだけど、自称 Web系エンジニアなので対よろです! TL;DR 最新の.NETはWindows専用だった.NET Frameworkと違いLinuxも一級市民 VS Code + DevContainer, VueやReactと組合せ安いREST API, コンテナ, GCPのCloud Runデプロ
Windowsの生みの親であるビル・ゲイツ氏と、Linuxの生みの親であるリーナス・トーバルズ氏が、初めて顔を合わせる機会があったことを、ディナーをセッティングしたマーク・ルシノビッチ氏が写真付きで報告しました。 I had the thrill of a lifetime, hosting dinner for Bill Gates, Linus Torvalds and David Cutler. https://www.linkedin.com/posts/markrussinovich_i-had-the-thrill-of-a-lifetime-hosting-dinner-activity-7341857033932914691-f5Kw A Historic Photo: Torvalds and Gates Together https://linuxiac.com/a-h
Linux Daily Topics “ロシアのトロールどもに告ぐ、この変更が元に戻ることはない” ―Linus、ロシア系メンテナーの"追放"を認める 開発中の次期カーネル「Linux 6.12」の4本目のリリース候補版となる「Linux 6.12-rc4」は、スケジュール通りに10月20日に公開されたが、その前々日となる10月18日、カーネルメンテナーのGreg Kroah-Hartman(GKH)はいつもとは雰囲気が異なるパッチをカーネル開発者のメーリングリストに投稿した。 [PATCH] MAINTAINERS: Remove some entries due to various compliance requirements. -Greg Kroah-Hartman Remove some entries due to various compliance require
みなさまお元気ですか 暑さも少し落ち着いてきて、ようやく外に出てもいいかなという気になってきました。季節の変わり目体調には気をつけていきたいですね。 実は、一ヶ月くらい前に Linux PC を自作して Mac から移行しました。そのときの考え、その後の感想を残しておきます。 また、学んだことや作業のログを細かく残しておきたいと思います。(どこかの誰かが不安に思ったときに同じ失敗や疑問を経験した人がいて安心してもらえたら嬉しい) Ubuntu のインストール画面 (ベストオープンソースと開発しよう!) 目次 Mac をやめるきっかけ、経緯 Ubuntu に移行して一ヶ月の感想 おまけ1: どのような PC になったか おまけ2: 事前に学んだこと おまけ3: PC の組み立て おまけ4: Ubuntu のセットアップ 加筆/修正 指摘のあった誤字を修正 NVEnc について誤った内容があっ
CrowdStrikeは数ヶ月前にDebianとRocky Linuxを破壊していたが誰も気づかなかった 2024 7/20 Windowsデバイスで広範囲にブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)が発生し、航空会社、銀行、医療機関など、さまざまな分野で業務が中断しています。 原因は、クラウドベースの総合セキュリティソリューション「CrowdStrike Falcon」のアップデートによって配信されたドライバーファイルにあり、CrowdStrikeは問題を認め、MacやLinux PCには影響しないと説明しています。 今回の問題は突然発生したかのように思えますが、実は同じような問題が数ヶ月前にも発生し、DebianとRocky Linuxのユーザーが大きな影響を受けていたことがわかりました(Neowin)。 Hacker Newsによると今年の4月、CrowdStrikeのアップデートによ
Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場 WindowsやMacなどのデスクトップPCでVisual Studio Code(以下VSCode)を利用して開発をする場合、同じローカルマシン上でDockerコンテナのLinux環境を起動し、VSCodeのターミナルで接続して操作することは、開発環境としてよくあることだと思います。 これと同じことをWebブラウザ版のVSCodeでも実現する、すなわちWeb版VSCodeが同一Webブラウザ上にWebAssembly化したDockerコンテナを起動し、Web版VSCodeからローカルマシンとして接続し利用できる、実験的実装を実現したVSCodeの拡張機能「vscode-container-wasm」が登場しました。 V
この記事はLinuxカテゴリです! 本文はLinux上での話をしています Linuxに関する疑問解消や共有は日本語Linuxersへ 序 2023-01-12にLinux界隈に激震が走ったらしい。 Linux環境(Unix環境を含む)の日本語入力を支えていた、Mozcdic-UTプロジェクトが終了したからだ。 まず、前提として私の立場を明確にしよう。 私は2017年から、従来のMozc-UTに代わる新しい(ライセンス上の懸念のない)Mozc辞書として誕生したMozc-NEologd-UTのFcitxバインディング、fcitx-mozc-neologd-utのAURパッケージをメンテナンスしてきた。 その後新生Mozc-UTが誕生してからはfcitx-mozc-ut-unifiedとfcitx-mozc-ut-unified-fullというふたつのパッケージを加え、計3つパッケージをメンテナ
Ubuntuが.NET 6/ASP.NETをネイティブサポートすると発表。最適化されたコンテナイメージをCanonicalが配布開始 マイクロソフトとCanonicalは、Linuxの代表的なディストリビューションの1つであるUbuntuが.NET 6をネイティブにサポートすると発表しました(マイクロソフトの発表、Canonicalの発表)。 Canonicalはパッケージマネージャやシェルなどを省いて徹底的にスリム化し、.NET 6とASP.NETランタイムに最適化したUbuntu 22.04 LTSのコンテナイメージの配布を開始します。またUbuntu 22.04 LTSのホストOSでは「apt install dotnet6」コマンド一発で.NET 6のインストールが可能になります。 @Microsoft and Canonical announce native .NET avai
This post was inspired by some controversy with Valve and their support for Linux, but the bulk of it comes from long-term observation. One of the biggest impacts with the viability of Linux on the desktop was Valve’s Proton, a Wine fork integrated in Steam allowing almost any Windows game to work out of the box. To Linux users, life was good. However, with the recent announcement of the Steam Dec
マイクロソフトはLinuxに対応したWebブラウザ「Microsoft Edge for Linux」の正式版リリースを、オンラインイベント「Microsoft Ignite 2021」で発表しました。 We made it! #MSIgnite kicks off today We're excited to share new milestones and updates for Microsoft Edge, including: Microsoft Edge on Linux IE mode Cloud Site List Management New features for Microsoft Search Read more: https://t.co/JGPTQuIK8V — Microsoft Edge Dev (@MSEdgeDev) November 2, 2021
Linuxはプログラミング言語Cの申し子のような存在だ。しかし時は流れ、状況は変わった。RustをLinuxのシステム記述言語として採用しようという動きが少しずつ支持を集めてきている。例を挙げると、Linuxカーネル開発者のための年次カンファレンス「Linux Plumbers Conference(LPC)2020」において、開発者らはLinuxのインラインコード部分でのRustの採用を真剣に議論していた。その議論は現在どうなっているのだろうか?筆者はLinuxの父と目されるLinus Torvalds氏と、Linuxの安定版カーネルのメンテナーであるGreg Kroah-Hartman氏から考えを聞いた。 これはRustに魅了された一部の開発者らによって推し進められている机上の空論ではない。LinuxでRustを積極的に利用しようとするアプローチは、既に世の中で見かけるようになっている
AWSが生まれたのは、Amazonが経費削減のためにSunのサーバからHP/Linuxサーバへ切り替えたことがきっかけ。当時の社員が振り返る 1990年代後半に、米Yahoo!などに代表されるインターネット系企業の株が高騰したインターネットバブルが発生しました。 そのバブルが2000年前後にはじけると、ユーザー数の拡大を背景に資金調達をしてきた企業の多くが投資家からの資金を得られなくなり、行き詰まり始めます。 Amazon.comもそうした状況のなかで先行きを不安視された企業の1つでした。2001年4月の週刊東洋経済の記事には、最高値の10分の1程度にまで下がった株価のグラフとともに、「莫大な酸素(キャッシュ)を燃やし続けている」「2000年12月末時点で2000億円を超える債務超過だ」と記されています。 当時Amazon.comのデジタルメディア部門ディレクターであったDan Rose氏
業務で Linux 向けの Go プログラムを多数開発しています。 しかしながら、開発している機材の OS は好きこのんで Windows です。 在宅から勤務するときに、Windows のリモートデスクトップが最強すぎるので手放せないのが大きな理由です。 そんなわけで、Windows の Hyper-V という機能で Ubuntu を仮想マシンとして動作させ、Emacs で長年開発していました。 しかし近年、モニタも 4K 32 インチと大きくなりましたしメモリも 32 GB 搭載されていますし、なにより Visual Studio Code のような高機能 IDE が手軽に利用できる状況でありながら、ろくにカスタマイズをしない Emacs で開発を続けるのも怠慢かなと考え、「WSL で快適な Go 開発環境を作る」という記事に書いたように Windows + WSL + Visual
マイクロソフト製のWindows/Linux/macOSクロスプラットフォーム対応シェル、オープンソースの「PowerShell Core 6.0」正式版が登場 マイクロソフトは、Windows/Linux/macOSのクロスプラットフォーム対応の新シェル「PowerShell Core 6.0」正式版のリリースを発表した。Windows専用に開発されてきたPowerShellをオープンソース化し、.NET Coreをベースに作り直したものだ。 Windowsには「コマンドプロンプト」と呼ばれるコマンドラインツールが標準で搭載されています。コマンドプロンプトは、dirやcopyのようなMS-DOSの時代から使われている命令を用いてOSを操作し、バッチファイルなどを実行することができる、いわゆるシェルの機能を提供します。 しかしコマンドプロンプトは貧弱な機能しか備えていないため、マイクロソフ
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