家族の一時帰国とお父さんの一時帰国期間がずれるというのはよくある話。今年は久しぶりに5週間ほどアメリカで一人暮らしをし、今一時帰国に向けての空港で一杯飲んでいる。 私は2013年の11月にアメリカに移住した。コロナ禍で、一時帰国できない年が1年だけあったので、今回はちょうど10回目の一時帰国だ。歳時記に「一時帰国」を夏の季語として登録してもいいんじゃないか、というのは在米日本人の共通認識だと思う。それだけ、子どもの夏休みが長いアメリカにおいて、一時帰国というのは在米日本人の夏の風物詩なのだ。多分、共感できる人数はかなり少ないと思うが、私の「あぁ、今年も一時帰国なんだなぁ」と思う瞬間をいくつか共有したい。 思ったより志を達成できない 家族が先に一時帰国してしばらくの一人暮らし。これだけで、不思議と時間は無限にあるように感じられる。普段は家族との兼ね合いでできない、あれをやろう、これをやろうと