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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/obata (2)

  • バブルは弾けた

    今度の下げは一時的ではすまない可能性が高い(2月26日、東京) Kim Kyung-Hoon-REUTERS <米国の長期金利が急上昇したのを合図に、アメリカでも日でも株価が暴落した。とくに何のサプライズもない、期待通りで理論通りという珍しいケース。だからこそ、物だ> 2月26日、日経平均株価は1200円以上の暴落となった。 何も驚くことはなく、バブルが弾けただけである。 この暴落が継続して、まっさかさまなのか、乱高下をしながら下がっていくのか、または、一度盛り返してから、さらに激しい乱高下を伴い下がっていくのか、いずれにせよ、バブルは弾けたか、弾けつつある。 バブルが弾けたのは当たり前のことで、バブルは弾けるからバブルなのである。しかし、これはバブルは弾けて初めてわかる、という世間の常識とはまったく違う。むしろ正反対だ。投資家たちは、全員、バブルの最中にバブルであることを知っている。

    バブルは弾けた
  • 米国株と日本株の非連動

    今週は12時間ごとに株価の方向感が変わった(写真は4月10日のニューヨーク証券取引所) Brendan McDermid-REUTERS <これまで常に連動してきた日米株価の動きが乖離し始めたのはなぜか。いくつかの仮説を検証する> この10年、常に連動してきたが、ここにきて、月曜の夜の米国、火曜の昼の日、火曜の夜の米国。どれも方向感が全く違う。どういうことか。 私は、日市場がノイズで、日市場を無視すべきだと書いたが、他に2つ仮説がある。 乱高下が激しすぎて、12時間の違いはまったく別の市場となるから、時差が違いをもたらしている、というのが一つの仮説。12時間前は株は上がったが、今は上がっていない。12時間前は米国株市場が開き、今は日市場が開いている。それだけのこと。という説だ。 この説は論理的にはまったく正しいし、現実にも合っている可能性がある。そうなると、12時間で市場の方向感が

    米国株と日本株の非連動
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