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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/sekihei (3)

  • 「習近平版文化大革命」の発動が宣言された――と信じるべきこれだけの理由

    中国を代表する女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)も「新・文化大革命」のいけにえに? Alessandro Bianchi-REUTERS <中国でよくない変化の胎動が始まっている。芸能人摘発に続いて企業・金持ち叩き、さらに経済政策批判禁止に英語の制限......。すべての出来事が指し示しているのが、半世紀前の悪夢「文化大革命」の再来だ> 芸能界粛清から始まった習版の文化大革命 日でも一部報じられていることだが、今年8月に入ってから中国で著名芸能人に対する異様な「粛清」が相次いで行われた。 まずは8月中旬、人気俳優の張哲瀚が数年前に靖国神社で写真を撮ったという過去の「罪状」を暴露され、人民日報などの国営メディアから厳しく批判された。その結果、数多くのブランドとの契約がその日のうちにすべて打ち切られ、撮影中の作品からも降板を余儀なくされた。張哲瀚はこれで事実上の芸能界追放となった。 そして8月

    「習近平版文化大革命」の発動が宣言された――と信じるべきこれだけの理由
  • NBA騒動に学ぶ「かんしゃく国家」中国との付き合い方

    NBAを罵倒してもNBAが見たい中国人の心のうちは?(10月10日に上海で行われたエキジビジョンゲーム) Aly Song-REUTERS <NBAと中国のバトルは単に米中経済の問題でない。中国は国際社会に自分たちの価値観を押し付けようとしている> 今年10月6日から9日までの4日間、中国政府とCCTV(中国中央電視台)、そして一部の民間企業が一丸となってアメリカの一民間団体NBA(全米プロバスケットボール協会)に対する凄まじい包囲戦を展開した。 発端は10月4日、中国でも人気の高いNBAチームであるヒューストン・ロケッツのダリル・モーリーGMが「自由のために戦おう」「香港と共にある」と書かれた画像をツイートしたことだった。 来、中国国内ではツイッターそのものが遮断されているから、1人のアメリカ人が何をツイートしようと、中国政府や関係者は無視すればいい話である。しかし、中国側は意外に強い

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  • 米中貿易戦争で迷走の習近平に「危機管理できない」疑惑

    建国70周年記念式典を前国家主席の胡錦濤(左)の隣で見る習近平。心ここにあらず? Jason Lee-REUTERS <建国70周年の記念すべき日に「香港の乱」を許した習近平。米中貿易戦争の交渉過程を丹念に分析することで見えた最高指導者の「無定見」とは> 10月1日の中国建国70周年記念日。習近平政権は首都・北京で史上最大規模の記念式典と軍事パレードを盛大かつ華やかに執り行い、国を挙げてのお祝いムードの演出に全力を挙げた。 しかしその一方、北京から遠く離れた中国の一部であるはずの香港で、民衆はまたもや大規模な抗議デモを起こした。その中で、抗議者である18歳の高校生が警察に実弾を打たれて重傷を負うショッキングな事件も起きた。 北京で政権のメンツをかけた盛大な記念式典が行われるその最中、同じ中国で反政府デモが行われ大騒乱となる――共産党独裁政権の下ではまさに前代未聞の異常事態、建国70年の大珍

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