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中国の1日当たりのPCR検査能力が4609万件に
吉林省長春市で全住民を対象にPCR検査を実施（2022年3月16日提供）。(c)CGTN Japanese 【3月16日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会医政医管局の焦雅輝（Jiao Yahui）局長が15日、国務院感染症共同予防・抑制メカニズム発表会で明らかにしたところによりますと、2022年3月13日現在、全国で合わせて1万2400の機関が新型コロナウイルスのPCR検査サービスを提供しており、うち医療機関が8864施設、疾病管理機関が2733施設、第三者検査実験室が803施設だということです。 現在、中国全体のPCR検査能力は1日当たり4609万件に達しています。 中国は2020年、五つの検体を一つのチューブに入れて一度に調べる技術、2021年には10人分の検体を一度に検査する検体プール検査法を開発しました。2022年初めに、さらにこのプール方式の検査能力を高め、20
新型コロナウイルス、検査体制の拡充が後手に回った裏事情
国内では、新型コロナウイルス（2019-nCoV/SARS-CoV-2）への感染例が連日報告されている。感染経路をたどれない感染例が増え、流行期のフェーズに移ってきた。しかし政府によれば、国内での新型コロナウイルスの遺伝子検査のキャパシティーは、2月12日時点で1日最大300件止まり。2月18日から1日3800件に増強されたとは言うものの、実際に検査された件数は、1日当たり約600件から約1500件程度にとどまっている。「検査を断られた」という医療機関も出てきている。大規模流行の可能性が目前に迫っているのになんとも心もとない状況だ。なぜ、新型コロナウイルスの検査体制の増強がここまで後手後手になっているのか、本誌（日経バイオテク）の記者が時系列で検証する。 新型コロナウイルスの遺伝子検査（PCR法）とは？ 毎年流行するインフルエンザのように、既存の感染症の診断には、病院や診療所で患者から咽頭
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