アマゾンが最近開始した不在時配達サービスの防犯装置に、大きなセキュリティ・ホールがあることが明らかになった。たぶんこうなることはわかっていた、とだけ言っておこう。 アマゾン・キー はスマートロックとクラウドベースのセキュリティカメラを使用して、外出中でも配達員が家の中に荷物を配達するサービスだ。配達員はアマゾン経由でドアの開錠を要求し、客はアマゾンのクラウド・カム(CloudCum)を通して配達員の行動を監視できる。配達員による盗難なんて起きるはずがない、と信頼させる、すばらしい方法だ。しかもこの便利さ、たったの250ドルで手に入るのだ。 ただ1つ、問題が持ち上がった。ワイアードの報道によると、ライノ・セキュリティ・ラボ(Rhino Security Labs)の研究者は、Wi-Fi経由でクラウド・カムにコマンドを送り、カメラをオフラインにすることが可能だと実証したという。確かに不安ではあ
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