2020.01.08 2020年1月8日(日本時間)、イランから発射されたミサイルが米軍及び有志国も駐留するアル・アサド及びエルビルの二つのイラク軍基地に着弾しました。イラン革命防衛隊は、地対地ミサイルの発射を発表しています。 イラクで何が起きたのか、公開情報で時系列に見ていきます。 2019年10月以降、イラクで米軍が駐留する基地に対する攻撃が多発しました。 バグダッドで10月2日、タジ空軍基地で10月28日、バグダッドで10月30日、アサド空軍基地で12月3日、バラド空軍基地で12月5日、バグダッドで12月9日、12月12日、ロケット弾などでの攻撃がありました。 アメリカ人には被害はなかったもののアメリカはソレイマニ司令官の関与を主張。 12月27日、対ISIL有志連合が駐留するイラク中部キルクークのイラク軍基地にロケット弾30発以上が着弾し、米軍が契約する民間人が1人死亡、米軍兵士4
アメリカ軍がイランの精鋭部隊の司令官を殺害し、緊張が高まる中、ロイター通信は、アメリカ政府高官の話として、アメリカ軍が展開するイラク西部のアル・アサド基地が、複数のロケット弾で攻撃されたと伝えました。また、アメリカのABCテレビはアメリカ政府当局者の話として「イラン国内からイラクにある複数のアメリカ軍関連施設に弾道ミサイルが発射された。政府当局者によるとこれらの施設にはイラク北部のアルビルやイラク西部のアル・アサド空軍基地などが含まれる」と伝えています。一方、イランの国営テレビは、イランの革命防衛隊が、アル・アサド基地を複数のミサイルで攻撃したと伝えています。 イラクの複数のメディアは、治安当局者の話として、アメリカ軍が展開するイラク西部のアル・アサド基地でミサイルもしくはロケット弾によるとみられる爆発音が少なくとも6回あったと伝えています。ただ、今のところ、被害についてはわからないとして
防衛分野の航空、海事、技術開発、サイバー、情報収集関連の話題を広く扱っています。
2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で
イランが支援する武装組織の拠点をアメリカ軍が空爆したことに対し、イラクの首都バグダッドで、アメリカ大使館に対する抗議デモが過激化していることから、アメリカのエスパー国防長官は、750人規模の部隊を直ちに中東地域に派遣することを明らかにしました。 これを受けて、アメリカのエスパー国防長官は31日夜、声明を出し、750人規模の部隊を直ちに中東地域に派遣することを明らかにしました。 その理由について「バグダッドなどでアメリカ人や施設に対する脅威のレベルが上がっていることを受けた適切かつ予防的な措置だ」としています。 一方、トランプ大統領はツイッターに「われわれの施設で死者が出るなどすれば、イランが全面的に責任を負う。イランは非常に『大きな代償』を支払うだろう。これは警告ではなく、脅しだ」と投稿し、イランがアメリカ大使館での抗議デモの背後にいるとして強くけん制しました。 アメリカ政府は、750人規
アメリカがイラン精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官をイラクで殺害し中東地域で緊張が高まる中、イラクのメディアはアメリカ軍が3日、現地の民兵組織を標的にした新たな攻撃を行い、6人が殺害されたと伝えました。 イラクでは、イランの影響下にあるシーア派民兵組織が活動し、現地に駐留するアメリカ軍との間で緊張した状態が続いています。 一方、アメリカ政府から発表はなく、詳しいことは明らかになっていません。 首都バグダッドではアメリカ軍の攻撃でイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害され、イランの最高指導者ハメネイ師が報復措置に踏み切る構えを見せています。 一方、アメリカ国防総省は、中東地域におよそ3000人の兵士を新たに派遣することを明らかにしていて、アメリカ軍による新たな攻撃でさらに緊張が高まることが懸念されます。 アメリカの複数のメディアも3日、イラクの首都バグダッドの北部で、イラン
アメリカ国防総省はトランプ大統領の指示で、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官への攻撃を実施し、殺害したことを明らかにしました。イランの最高指導者は報復措置を取る考えを示しており、アメリカとイランの衝突につながることへの懸念が高まっています。 アメリカ国防総省は声明を発表し、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の実力者として知られるソレイマニ司令官を標的にした攻撃を実施し、殺害したことを明らかにしました。 攻撃はトランプ大統領の指示で行われたということで、国防総省は、ソレイマニ司令官がイラクなどでアメリカの外交官や軍人を攻撃する計画を進め、多くのアメリカ人を死傷させたと主張しています。 そして「今回の攻撃はこの先のイランによる攻撃を防ぐためだった」として攻撃の正当性を強調したうえで「アメリカは、国民と国益を守るためには世界のどこにおいても必要なあらゆる措置を取る」と警告しています。 これに対し、イ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く