東芝は5月27日、同社の二次電池「SCiB」が、新型『マツダ3』のマイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッド」用バッテリーとして採用されたと発表した。 Mハイブリッドは、効率的なモーターアシストによって、燃費性能の向上をサポートする。SCiBは負極にチタン酸リチウムを採用したことにより、優れた急速充電性能と長寿命性能を発揮。急峻なエネルギーの入出力が必要なマイルドハイブリッドシステムのバッテリーに適しており、今回の採用に至った。 近年、SCiBの需要は拡大しており、東芝では設備投資とアライアンスにより製造能力を拡充している。国内では、現在の製造拠点である柏崎工場に加え、横浜事業所内に製造拠点の新設を計画、海外では、スズキ、デンソーとの合弁によるインドでの工場設立を進めている。 マツダ3に関するニュースまとめ一覧 《纐纈敏也@DAYS》