南米エクアドルの外務省は18日、中国人渡航者に対して査証(ビザ)を免除する措置を一時停止すると発表した。写真は首都キトの風景(2024年 ロイター) [キト 18日 ロイター] - 南米エクアドルの外務省は18日、中国人渡航者に対して査証(ビザ)を免除する措置を一時停止すると発表した。多くの中国人が90日の滞在期間を超過し、エクアドルを経由して米国に密入国を図る者もいるため対応する。 エクアドルでは2022年以降、出国記録がない中国人渡航者が増加。外務省によると、23─24年に入国した中国人6万6189人のうち出国が確認されたのは3万4209人で、約3万2000人は出国記録がないという。