Published 2023/02/28 00:32 (JST) Updated 2023/02/28 10:49 (JST) 【ワシントン共同】世界銀行は27日、今月6日に発生したトルコ・シリア大地震によるトルコの被害額が約342億ドル(約4兆6500億円)に上ると発表した。物理的被害額を推計したもので、同国の2021年国内総生産(GDP)の4%に当たる。 世銀は声明で「被害の推計額は、さらに増加する恐れがある」と指摘した。再建や復興に必要な費用は、この2倍に上る可能性があるという。 推計では、トルコでの建物の崩壊により、125万人が一時的に家を失った。シリアについては28日に被害額の推定額などを発表する予定。
右上から左下に延びる断層を挟んで、元は一直線になっていた土地の境界線(矢印)が最大7・7メートル左にずれたことを示す地震後の航空写真(産業技術総合研究所提供) マグニチュード(M)7・8~7・5だったトルコ・シリア大地震では活断層によって地表が最大約9・1メートルずれたことが、産業技術総合研究所(茨城県)による分析で判明した。地震後に撮影した航空写真を分析した。日本の観測史上最大の内陸地震で1891年(明治24年)に岐阜県などを襲った濃尾地震(M8・0)の約8メートルを超える。近藤久雄主任研究員(古地震学)は「内陸の地震で水平方向のずれとしては世界最大級だろう」としている。 M7・8は6日未明、北東部から地中海に伸びる東アナトリア断層で起きた。9時間後、この断層から分岐する別の活断層でM7・5が発生。トルコの政府機関が公開した航空写真から道路のずれなどを分析し、M7・5の震源真上周辺で9・
トルコ南東部で発生し、トルコとシリアに甚大な被害をもたらした地震では、多くの建物が倒壊した。その中には、耐震性能をうたう比較的新しいものも含まれた。真新しいマンションが崩れた様子に、トルコ国内では怒りの声が上がっている。BBCは、がれきと化した新しい建物3棟に注目し、その安全性について調べた。 マグニチュード(M)7.8と7.5の2つの地震が6日未明と同日午後にトルコ南東部で発生し、トルコ南部とシリア北部にまたがる広い地域で数千棟の様々な建物が倒壊。2万人以上が死亡した。
トルコ地震、死者4300人超 シリアも被害、1.6万人負傷 2023年02月07日12時02分 6日、トルコ南東部ディヤルバクルで、生存者の捜索作業を見守る人々(AFP時事) 【イスタンブール時事】トルコで6日未明に起きた強い地震で大きな被害が出たトルコ南部・南東部やシリア北部では、同日夜も捜索活動が続いた。AFP通信によると、両国合わせてこれまでに4300人以上の死亡が確認され、1万6000人以上が負傷した。 トルコ・シリアへ支援続々 ロシア侵攻のウクライナも トルコでの死者は2921人に達し、シリアでは少なくとも1444人が死亡した。両国で数千棟の建物が倒壊し、今も多くの人ががれきの下敷きになっている。トルコのエルドアン大統領は甚大な被害が出ていることを受け、「12日まで7日間の服喪」を宣言した。 被災地は厳冬下にあり、被害が特に大きかったトルコ南部カフラマンマラシュ県などは大雪に見舞
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