2025年1月27日にニューメキシコ工科大学のマグダレナリッジ2.4m望遠鏡で観測された「小惑星2024 YR4」。米航空宇宙局(NASA)提供(2025年1月31日提供)。(c)AFP PHOTO / NASA/MAGDALENA RIDGE 2.4M TELESCOPE/NEW MEXICO INSTITUTE OF TECHNOLOGY/RYAN 【2月19日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が18日に公表したデータによると、一つの都市全体に甚大な被害をもたらし得る「シティー・キラー」に分類される小惑星「2024 YR4」が、2032年に地球に衝突する確率が3.2%となり、現在の予測において最も脅威的な宇宙の岩石となった。 地球への衝突確率は高まっているものの、専門家らは過度な警戒は不要としている。世界の天文学界は状況を注意深く観察しており、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でも来月「2
2032年12月22日、小惑星が地球に衝突する可能性がある──欧州宇宙機関(ESA)は1月29日(現地時間)、こんな発表をした。ESAは29日現在、最近見つかったという小惑星「2024 YR4」が2032年12月22日に地球に衝突する可能性が1.2%あると推定。この結果は米航空宇宙局(NASA)などの計算とも合致しているという。
2025年1月2日にマサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード・スミソニアン天体物理学センターの小惑星センター(MPC)が新たに小惑星を発見し、「2018 CN41」と名付けたことを発表しました。この小惑星は地球から15万マイル(約24万km)以内に軌道を持つ地球近傍天体(NEO)であるとされていましたが、発表後に小惑星ではなく車だったことが判明し、登録が取り消されたことがわかりました。 MPEC 2025-A49 : EDITORIAL NOTICE: DELETION OF 2018 CN41 https://minorplanetcenter.net/mpec/K25/K25A49.html An asteroid got deleted because it was actually Elon Musk’s Tesla Roadster https://www.astronom
核爆発で放射されるエネルギーを利用すれば、地球の脅威となる小惑星の軌道を変えられる可能性があることを、実験とコンピューターシミュレーションで確かめたとする研究結果が発表された。ただし、手遅れにならないうちに小惑星を発見することが前提条件となる。 約6600万年前、直径10kmの「惑星破壊級」小惑星が地球に衝突した。このチチュルブ天体衝突によって地球規模の大量絶滅が発生し、全生物種のうちの恐竜を含む推定76%が絶滅した。 チチュルブサイズの小惑星が地球に衝突する確率は1億年~2億年に1回で、より小規模な衝突ほど発生頻度が高くなる。 地球近傍天体(NEO)の危険度リストには現在、約1200個の小惑星が登録されている。このリストには、理論上は今後1000年以内に地球に衝突する可能性のある直径1km以上の天体が記載されている。これらのNEOは、世界規模の破壊を引き起こすには小さすぎるものの、特定の
地球のパートナーといえばもちろん月だが、今後2ヶ月間、もう1つの小さなパートナーが増えるそうだ。 それは2024年8月に発見された「2024 PT5」という小惑星だ。 『Research Notes of the AAS』(2024年9月付)に掲載された研究によれば、2024 PT5は地球の重力に捕われ、9月末から11月にかけて私たちの地球を周回することになる。 つまり地球は短い間だが、月とミニムーン(小惑星)の2つのパートナーを連れて、宇宙空間を移動するということだ。 2カ月間だけ月が2つに。地球に寄り添うミニムーン 地球に近寄ってくる小惑星の多くは、楕円を描きながら地球をぐるりと周りつつ、最終的に遠くへと飛んでいく。「2024 PT5」もまたそんな小惑星の1つだ。 2024 PT5は、NASAとハワイ大学が開発した小惑星地球衝突最終警報システム「ATLAS(Asteroid Terre
今まさに、直径2310mにも及ぶ巨大小惑星「2011 UL21」が地球に向かって近づいています。 これは観測された潜在的に危険な地球近傍小惑星の中で最大級に近いサイズであり、「惑星殺し(planet killer)」と呼ばれています。 エベレスト山の倍以上ある巨大な岩塊が地球に衝突するようなことがあれば、地球は壊滅的な被害を受けることになるでしょう。 ESAによると、惑星殺しは、6月28日午前5時(日本時間)に地球に最接近し、上空約650万kmを通過するとのこと。 「2011 UL21」の規模と接近距離から、多くの天文学者や天体愛好家の注目を集めています。 このサイズの小惑星は、望遠鏡を用いれば観測できるといい、惑星殺しの観測配信なども予定され、話題の天文イベントになっています。 ‘Planet killer’ asteroid set to skim past Earth in just
地球に小惑星が接近することは珍しくありませんが、大きなサイズの小惑星が隕石(いんせき)として地球に衝突すると甚大な被害が出る可能性があるため、天文学者らは地球に接近する小惑星を常に監視しています。ところが、「2023 NT1」と呼ばれる20階建てのビルサイズの小惑星は、2023年7月13日に地球から月よりも近い位置を通過したにもかかわらず、天文学者らは2023 NT1が通過してから2日後まで接近に気づくことができなかったと報じられています。 IAU Minor Planet Center https://www.minorplanetcenter.net/db_search/show_object?object_id=2023+NT1 Airplane-sized asteroid found 2 days after brush by Earth https://earthsky.org
空から降ってくる隕石を目撃できる人はそういません。 ましてや隕石に直撃されるとなると、宝くじの1等を当てるより難しいでしょう。 しかしこのほど、フランス在住のある女性が自宅のポーチでコーヒーを飲んでいた際に、小さな隕石が胸部に落下して打撲を負ったことがフランスのニュースサイト「The Connexion」により報じられました。 隕石が直撃した人物としては史上2人目になると見られています。 では、そもそも隕石はどれくらいの頻度で地球に落下し、人に直撃する確率は具体的にどれくらいなのでしょうか? Woman in France hit by suspected meteorite while drinking coffee on her porch https://www.livescience.com/space/meteoroids/woman-in-france-hit-by-suspe
2022年9月、地球近傍にある小惑星「ディモルフォス」にNASAの探査機「DART」を衝突させる試みが行われた。その目的は、衝突の衝撃によって小惑星の軌道を変化させられるのか試してみることだ。 その結果、探査機は小惑星に衝突することに成功。小惑星の軌道コースは確かに変化した。だが、その後の調べによって、その変化は当初の予想とは大きく違ったものであることがわかっている。 一体なぜ科学者の予想は裏切られたのか? そしてそれは私たち人類にとって良い知らせなのだろうか? この重要な疑問について、『Nature』に掲載された複数の論文が検証しているので、以下でその内容をお伝えしよう。 小惑星のコースをずらす、NASAの地球防衛ミッション 宇宙空間はがらんとした空洞どころか、大きな岩石がゴロゴロしている。もしそれが地球に衝突しようものなら、人類存亡の危機だ。かつて隕石の落下で恐竜が絶滅したことを思い出
新たに発見された小惑星「2023DW」は人類を恐竜と同じ運命に追いやることはなく、地球に何らかの影響を与える可能性は低い。だがそれでも、今のところ地球に衝突する可能性が最も高い天体として、天文学者の注目を集めている。 2023DWは、地球衝突の可能性がある地球近傍天体をまとめた欧州宇宙機関(ESA)の「リスク・リスト」で現在トップに位置しており、2046年2月14日のバレンタインデーに約625分の1の確率で地球に衝突する可能性がある。 2023DWは、科学者が管理しているトリノスケールに現在登録されている唯一の天体でもある。トリノスケールは、特定の天体に対して一般大衆が懸念すべき程度を示すために使われる。2023DWは同スケール上でレベル1とされており、これは記事で取り上げること自体が大げさだと言われかねないレベルだ。 トリノスケールのレベル1が実質的に表しているのは、その天体が追加の観測
米航空宇宙局(NASA)は8月24日(現地時間)、小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験を行うと発表した。ミッション名は「Double Asteroid Redirection Test」(DART)とし、地球へ衝突の恐れがない小惑星「Dimorphos」(直径160m)を対象に行う。衝突予定時間は9月26日午後7時14分(現地時間)。 実験では、無人の宇宙船が自律的に目的の小惑星に近づき、秒速6.6kmでDimorphosに衝突する。衝突時の地球との距離は約1100万kmの予定。衝突により小惑星の速度や軌道の変化を測定することを目的としており、シミュレーションでは速度が約1%変化すると推測している。これは小惑星の公転周期を数分変える影響を与えるという。 DARTは、小惑星や彗星の危険から地球を守る技術の検証ために発足したミッション。実験結果とシミュレーション結果を比較することで有効性を
コロナ禍でも着実に進む宇宙研究の最前線を、NHKコズミックフロント取材班は追い続けています。今回注目したのは恒星間天体(interstellar object)。1つめが4年前(2017年)、2つめが2年前(2019年)と、2年に1つのペースで見つかっています。今後も続々と見つかるだろうと、恒星間天体をターゲットにした新望遠鏡や宇宙探査ミッションの計画も進行中です。 史上2つめの恒星間天体・ボリソフ。太陽系の彗(すい)星にそっくりな姿をしていた・Credit:NASA,/ESA/D. Jewitt/J. DePasquale 拡大画像表示 そんな中、2021年3月に恒星間天体に関する注目の研究が発表されました。研究チームの1人、アリゾナ州立大学のスティーブン・デッシュさんは「恒星間天体は小惑星とも彗(すい)星とも似ていない、全く新しいタイプの天体だろう」と熱く語ってくれました。天文学者が興
無人探査機ドーンが撮影した準惑星ケレス(2015年6月2日提供)。(c)AFP PHOTO HANDOUT-NASA 【8月11日 AFP】太陽系内の小惑星帯にある準惑星ケレス(セレス、Ceres)は不毛の岩石小惑星と長年考えられていたが、表面下に海水をたたえる海洋天体であることが10日、主要探査ミッションの結果で明らかになった。 ケレスは、火星と木星の間の小惑星帯にある最大の天体で、自身の重力を持つため、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ドーン(Dawn)」が周回観測を行い、表面の高解像度画像を撮影することができた。 欧米の科学者チームは最新の研究で、ドーンから送信された、約35キロ離れた距離から撮影したケレスの画像を分析した。 研究チームは2000万年前に形成されたオッカトル(Occator)クレーターに着目し、その表面下に塩水の「広大な貯留層」が存在することを断定した。 英科学誌
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く