2月14日、東芝は2016年4─12月期に米原発事業関連の減損損失7125億円を計上すると発表した。写真は14日、都内で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai) [東京 15日 ロイター] - 東芝が2006年に社運をかけて傘下に収めた原発プラント大手、米ウエスチングハウス(WH)。その決断は10年余りの時を経て、日本を代表する名門電機メーカーとしての東芝を債務超過に転落させるという惨憺(さんたん)たる結果を招いた。東芝は2年間で1兆円近い原発関連の損失を計上、昨年の医療機器子会社の売却では事足りず、看板のフラッシュメモリー事業まで手放す可能性が現実味を帯びている。
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