小川榮太郎著「徹底検証『森友・加計事件』 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」に対する朝日新聞社申入書への回答 平成29年12月5日 株式会社 朝日新聞社 広報部長 後田 竜衛 殿 株式会社飛鳥新社 代表取締役 土井尚道 2017年11月21日付の、御社広報部長名義による申入書に対する、弊社としての見解は以下の通りです。 著者・小川榮太郎氏による原稿は、今年2月以降のマスコミ報道を逐一検証して、首相や首相夫人の関与が取り沙汰され続けている現状とはまったく異なることについて意見を表明した問題提起であり、出版して世論の幅広い評価を仰ぐ価値があると判断したものです。 実際、一新聞社による報道の個別の正誤問題をこえて、「森友・加計」報道自体が社会問題化した以上、政治全体へのマスメディアの関与がどうあるべきか、改めて国民的議論が必要な時期に入っているのは明らかと考えます。 十六項目の個別の争点に対す