◇市民の苦情、やがて励ましに 記録的な大雪で市民生活に大きな影響が出た長野県佐久市。柳田清二市長(44)はツイッターを活用して市民から情報を集め、被害状況の把握や災害対応の指示に役立てました。どのように使い、どんな課題が残ったのか、浜田和子記者が柳田市長に聞きました。 【自衛隊派遣断る】埼玉県が秩父市の要請受けるも 1メートル近い雪の壁に囲まれた佐久市役所を訪ねると、柳田市長はスマートフォンを見ながら、ツイッターで寄せられる大雪の情報を確認していた。同市の積雪は例年、靴が隠れる程度という。柳田市長は「大雪の対応に慣れていない役所内は、本当に手探りの状況。ツイッターの情報は大切な判断材料になった」と振り返った。 柳田市長がツイッターを始めたのは、2011年1月。地元のケーブルテレビのイベントがきっかけだった。「しばらくは使っていなかったが、最近は1日3、4回、市政に関する情報をツイート