牛丼チェーンを展開する松屋フーズは14日、ラーメンチェーンに本格的に参入すると発表した。トマトを使って健康志向を強調したラーメンを売りにして主に郊外のショッピングセンターのフードコートに出店。家族層をターゲットに、牛丼、トンカツ両チェーンに次ぐ柱に育てたい考えだ。 18日に、「イオンモール日の出」(東京都日の出町)にラーメン店「トマトの花」を出店する。主力は「トマトスープ麺」(税込み580円)で、スープにトマト1個を使うほか、合成着色料などを使用せず、健康志向を前面に出す。 国内の1073の松屋フーズの店舗のうち、牛丼チェーンの「松屋」が9割、「松のや」などトンカツ業態が1割を占める。同社はすでに東京都内にラーメン店「セロリの花」2店舗を展開しており、ラーメン業態を第3の柱にすることを視野に入れる。
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