大阪府は24日、府などが出資する第三セクターが運行する大阪モノレールの延伸計画が大幅に遅れ、開業目標が従来の2029年から33年ごろにずれ込むと発表した。新設駅の一部で地盤が想定より軟弱なことが判明し、駅舎の工法の見直しが必要となった。物価・資材高などの影響で建設にかかる事業費も従前から約650億円増額する。吉村洋文知事は24日、記者団に対し「29年の完成に期待される方も多くいたと思うが、安全
JR七尾線で13日、ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」が利用できるようになった。乗客から「便利になる」という声が上がる一方、高松駅は同日から無人化され、沿線住民は人口減少が進む能登の鉄路の変化を感じ取った。 七尾線は津幡―和倉温泉駅の全20駅で、全車両が車載型IC改札機を備えた新車両によるワンマン運転に切り替わった。特急が停車する宇野気、高松、羽咋、良川、七尾、和倉温泉駅と近くに高校がある中津幡、能登部、徳田駅の計9駅では、混雑回避のため駅構内に置いたICカード対応の改札機を使用する。 七尾駅を利用した穴水町川島の会社員山下遼輔さん(22)は「ICカード改札機を使ってみたいと思ってカードを買った。とても便利になると思う」と喜んだ。 七尾駅によると、初日は利用者の約2割がICカードを使用した。駅員は「定期券の切り替えが進めばICカードの利用率が高くなる」と話した。 本津幡なども4月から
阿武隈急行が発売する記念フリー乗車券 阿武隈急行(本社・伊達市)は十四日、新車両の運行開始を記念してフリー乗車券を発売する。台風19号の影響で運休が続く富野(伊達市)-丸森駅(宮城県丸森町)間を除く同線の全区間で自由に乗り降りできる。一 …
つくばと東京・秋葉原を結ぶつくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道(東京都千代田区)は本年度から、現在の六両編成の車両を八両編成に増やすため、駅などで設備工事を始める。混雑緩和が目的で、二〇三〇年代前半の運行開始を目指す。(宮本隆康) 発表によると、六両編成に比べて輸送力が30%程度増える。沿線の人口が今後増えても、朝のラッシュ時の混雑率は一八年度の169%から、150%以下に改善することが可能としている。 各駅のホームを延ばすほか、信号や通信設備の新増設、変電所の増強が必要になる。終電から始発までの限られた時間に工事をすることなどから、完成まで十年以上かかるという。設備工事の費用は約三百六十億円を見込み、車両の調達費は未定としている。
JR東日本が、山手線や東北新幹線などで、運転士がいない自動運行の導入へ向けた検討を始めたことが分かった。ベテラン乗務員の大量退職で、将来的に運転士や車掌などの不足が見込まれることに対応するのが狙いだ。すでに社内にプロジェクトチームを設置しており、技術開発を加速化させる。 JR東が検討しているのは、列車に運転士が乗務せず、自動で運行するシステムの開発だ。第1段階として、緊急時の対応などのために車掌のみが乗車することを目指す。将来の完全無人の自動運行も視野に入れる。 国内では、当初から線路内に人が立ち入らない構造で設計された新交通システム「ゆりかもめ」などで、無人の自動運行が行われている。JR東海が現在建設中のリニア中央新幹線は、運転士が乗務せずに運行する予定だ。
多くの鉄道ファンがカメラを構える中、福井鉄道福井駅停留場に一日限定で乗り入れるえちぜん鉄道のキーボ=24日、福井市中央1丁目 公共交通の魅力を発信する「第2回ふくい交通フェスタ」は24日、福井市のハピリン屋根付き広場ハピテラスで開かれた。えちぜん鉄道の低床車両キーボが、この日限定で福井鉄道福井駅停留場に乗り入れたほか、電車やバスに関するさまざまな体験コーナーが設けられ、多くの鉄道ファンや親子連れでにぎわった。 北陸新幹線敦賀開業を5年後に控える中、公共交通の今後のあり方を考える機会にしようと福井県並行在来線対策協議会と県クルマに頼り過ぎない社会づくり推進県民会議が主催。約20団体が体験コーナーや展示ブーズを設けた。 キーボが同停留場に向かってくると多くの鉄道ファンが線路沿いに列を作りカメラを構えた。福鉄のドイツ製車両レトラムと並ぶシーンもあり、盛んにシャッターを切っていた。武生工高生が製作
南海電気鉄道は、世界遺産・高野山(和歌山県)に連絡するケーブルカーに、半世紀ぶりに新型車両を導入する方針を固めた。2019年2月をめどに現行車両から切り替える。 ケーブルカーは、南海高野線の極楽橋駅(同)と高野山駅(同)の約830メートルを約5分で結ぶ。標高差は約330メートル。1930年に開通し、4両ある現行車両は64年に導入した。 2004年に世界文化遺産に登録された高野山は、欧米を中心に外国人観光客の人気が高い。南海は09年に高野線の一部区間に、車窓が大きく眺望が楽しめる観光列車「天空」を投入した。ケーブルカーも刷新し、さらなる観光客の取り込みにつなげたい考えだ。 現在、ケーブルカーは昨年10月に発生した台風21号の影響で運休しているが、南海は3月末にも運転を再開する方針だ。
JR東日本が中央線に導入するE233系の2階建てグリーン車のイメージ。東京寄り4・5両目に増結して12両化する(同社提供) JR東日本が、平成32年度を目標に進めている中央線快速電車(東京-大月)へのグリーン車導入計画を延期することが23日、分かった。現在の10両編成を12両化することに伴う駅工事などに想定以上の時間を要すると判明したため。首都圏の主要通勤路線のうち唯一グリーン車がない中央線での「着席サービス」開始は33年度以降にずれ込む。 同計画は27年2月発表。全快速電車の東京寄り4、5両目に2階建てグリーン車(定員約200人)を増結し、青梅線(立川-青梅)にも直通させる。投資額は数百億円規模に上る。 同社は、快速が停車する44駅のホーム延長工事などの詳細設計に26年度着手。その結果、御茶ノ水駅のバリアフリー化工事と重なることや、江戸城の遺構調査など文化財保護対策に時間を要することがわ
JR西日本では、大阪環状線を新たな重点線区と位置づけ、安全性のさらなる向上はもとより、総合的なブラッシュアップに取り組む「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートさせました。その重点施策のひとつとして、平成29年度までに、新型車両を投入することを目指し計画を進めております。 大阪環状線では現在、1両あたり片側3枚ドアの車両と4枚ドアの車両が混在して走行しておりますが、新型車両投入に際してはドア枚数についても検討項目のひとつであるため、以下の期間、大阪環状線の朝通勤時間帯に3枚ドアの車両を集中運用いたします。 ○車両変更の概要 (1)平成26年2月17日(月曜日)、18日(火曜日) 外回り 大阪駅7時46分から8時11分発の列車 3枚ドアの車両と4枚ドアの車両 ⇒ すべて3枚ドアの車両 (2)2月19日(水曜日)、20日(木曜日) 内回り 大阪駅8時から8時28分発の列車 3枚ドアの車両と4枚
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