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ブックマーク / garth.cocolog-nifty.com (11)

  • 2011年映画ベスト10 - 映画評論家緊張日記

    映画秘宝』2012年3月号が明日発売。ということでぼくのベスト10投票を転載しておきます。 1 『監督失格』(2011 平野勝之) 2 『引き裂かれた女』(2007 クロード・シャブロル) 3 『ヴィオレット・ノジエール』(1978 クロード・シャブロル) 4 『サウダーヂ』(2011 富田克也) 5 『ジェネシスとレディ・ジェイのバラード』(2011 マリー・ロジェ) 6 『祭りばやしが聞こえる』(1965 木村栄文) 7 『電人ザボーガー』(2011 井口昇) 8 『ファンタスティックMr.Fox』(2010 ウェス・アンダーソン) 9 『名前のない男』(2009 王兵) 10『スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団』(2010 エドガー・ライト) 去年『監督失格』をフライング一位にしたから今年はないと思ったろ! どうだ参ったか! 何度だって一位にしてやる! なお、コメントその他は

    2011年映画ベスト10 - 映画評論家緊張日記
  • もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011) - 映画評論家緊張日記

    監督:田中誠 出演:前田敦子、峯岸みなみ 公式サイト 「もし蓮實重彦が『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011)』を見たら」という評論を書きたくなったがもちろんそんな面倒臭いことはしない。初日に劇場に行ったらガラガラだった。国民的アイドルだというAKB48のファンはどこにいるのだ!? やはり映画入場券の半券でAKB総選挙に投票できるようにするとかしないといけなかったのではなかろうか? その意味で、まだまだこの映画作者たちは顧客のことを考え抜いていないと思わずにはいられない。ちゃんとドラッカーに学んでいるのか? さて、原作自体はどうしようもない一発企画ネタ。映画はいくらか知恵を使っているようではあったが、しょせんは副音声+字幕の寝ていてもわかる方式映画(難病おまけつき)。 映画を見ていて思ったのだが、これ、最大の問題はチームが強くなるプロセスにまった

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011) - 映画評論家緊張日記
  • 誰かが私にキスをした (2010) - 映画評論家緊張日記

    監督:ハンス・カノーザ 出演:堀北真希、松山ケンイチ 公式サイト 予告編とタイトルから「ある日階段から落ちて記憶喪失になってしまったわたし。でもどこかに誰とも知れない相手とした甘いキスの感触だけは残ってる。あの相手は誰なのかしら? わたしのまわりにちらつくイケメンのどれか? それにしても学園いちのイケメンってことになってるこの外人って何者?」というストーリーだと誰もが思うだろう。もちろんそれはおおまちがい! そんな幻のキスなんてどこにもないし、堀北のまわりにいるのはキモ男ばかりなのだった。今カレの外人(アントン・イェルチン…って誰よ!)はテニス部のエースでジョックス、会うとすぐ「セックスしようぜ!ホームカミング・デイの日予約な!」と言い出す。事故に遭った堀北を助けてくれた松ケンはメンヘラーで手首に傷多数、ストーカーの過去あり。YearBook編集仲間の手越裕也(眼鏡男子)は何かっていうとM

    誰かが私にキスをした (2010) - 映画評論家緊張日記
    katokitiz
    katokitiz 2010/04/17
    これは映画よりおもしろいんじゃないだろうか、まぁ映画観てないけど。
  • サヨナライツカ (2009) - 映画評論家緊張日記

    監督・脚:イ・ジェハン 出演:中山美穂、西島秀俊 原作:辻仁成 航空会社のエリートサラリーマン、西島秀俊は東南アジアの航路を開拓すべくバンコクを訪れた。同僚のマギー(って誰ですかこの人)がもよおしてくれた歓迎会にはなぜか美人を呼んでいるという。「もうノーブラで乳首なんかたっちゃってこんな!」とマギーが力説するミステリアスなノーブラ美女、それが真中杳子(中山美穂)であった。 西島くんはパンナムとの航空会社対抗草野球に出場する。ちなみに「新聞見ました? アメリカがヴェトナムに負けたんですよ」なんてセリフがあることから(まあそんな無理矢理なセリフを入れないと時代がわからないというところにそもそもの……)1975年の物語と思われる。パンナムは世界の空を支配する巨人で、西島くんの勤める日の航空会社はその牙城に切り込まんとしてるわけ。「好・青・年! 好・青・年!」のコールを受けてバッターボックスに

    サヨナライツカ (2009) - 映画評論家緊張日記
    katokitiz
    katokitiz 2010/02/01
    ある意味で楽しんでることもすごい。さすがダメ映画を見続けてるだけある!
  • 電動のメリークリスマスFinal - 映画評論家緊張日記

    昼は文学フリマへ。ずいぶん大規模なイベントでびっくりした。とみさわ昭仁氏の『人喰い映画祭』他いくつか。を見ていて「『フロム・ヘル』面白かったです」と言われると買わざるを得ない罠にかかっていろいろ買った。飯田和敏氏がkindle同人誌販売するというのでkindle for iphoneでも閲覧できるか?といろいろやってみたのだがどうもうまくいかず。DiskAIDかiFunBoxがあればいけたんじゃないかと思うんだが…あと、two minutes warning氏のnamesが異常なクオリティの高さ。参加者が女性ばかりだというところもポイント高い。ぼくが着いたときにはすでに完売状態だったらしい映画同人誌Bootlegも運良く譲ってもらうことができた。これには古澤健監督による自主製作映画がおまけについていたのだが、その中身は……あえて触れまい。 夜は池袋のLive Inn Rosaで電動のメ

    電動のメリークリスマスFinal - 映画評論家緊張日記
  • 天使の恋 (2009) - 映画評論家緊張日記

    監督・脚:寒竹ゆり 出演:佐々木希 公式サイト ファッション雑誌にもモデルにもとんと興味のないぼくにとって、佐々木希というのは「tumblerで流れてくるやたら可愛い女の子」である。tumblrで流れてくるとき、そこにはなぜか「のまさん、どうぞ」とタグが打たれている。「のまさん」がどこの誰だかぼくはまったく知らないのだが、佐々木希の写真をreblogするときの礼儀であるらしい。そういうわけなんで、「のまさん、どうぞ」 「17歳のとき」とデカイ字幕が出る。次のカットでは裸で腰にシーツをかけただけの佐々木希が湾岸のお洒落ホテルで夜景を見ているバックヌード。まわりには万札がばらまかれている。17歳にして金で身を売り、「パパ」に高級マンションプレゼントしてもらう女である。学校へ行くとどんくさいメガネっ娘がイジメられている。「金持ってこれないのか? じゃあおまえのヌード撮ってインターネットのサイ

    天使の恋 (2009) - 映画評論家緊張日記
    katokitiz
    katokitiz 2009/11/08
    前半、セックスの魔女時代の佐々木希はやたら脱ぎまくるので無駄にエロくてたいへんよろしい。
  • 僕の初恋をキミに捧ぐ (2009): 映画評論家緊張日記

    監督:新城毅彦 出演:井上真央、岡田将生 主題歌:平井堅 公式サイト 監督は『ただ、君を愛してる』とか『Life 天国で君に逢えたら』とか難病映画で人を殺しまくってるティア・マイスター。殺した男女は五万人、サバ言うなこのヤロー!いやだが今度はただの難病映画と思ったらおおまちがいだ! 映画がはじまるといきなり病院のベッドの上でお医者さんごっこをしている小学生の男女。女の子が男の子の胸に聴診器を当てて 「うーん。心臓がすごく早いですね。精密検査が必要です。じゃあズボンを脱いで下さい。パンツも脱いで」 「えっ!」 「何を言ってるんですか。わたしは専門家だから大丈夫です。さあ早くパンツ脱ぎなさい。パンツ脱げ-!」 と少年に襲いかかってパンツを脱がそうとするようじょ。ほうほうのていで逃げ出した少年は両親を探しに行く。と、両親は医師の仲村トオル(変態幼女の父)から病状告知を受けている真っ最中であった。

    僕の初恋をキミに捧ぐ (2009): 映画評論家緊張日記
    katokitiz
    katokitiz 2009/10/27
    これネタじゃないんですよね?映画の中で起こる事ですよね??
  • 「フロム・ヘル」書評リンク集 - 映画評論家緊張日記

    [メルマガ] ガース柳下氏の有料メルマガ (Hagex-day.info) Jリーグ 第6節 FC東京戦 (鹿島アントラーズ原理主義) ■サッカー映画の祭典「ヨコハマ・フットボール映画祭2011」開催! (Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>) 「エリックを探して」 (RAY's Favorites) 【誰かが私にキスをした】、ただ一つ特筆すべきは・・・。 (この世界の憂と気紛れ) 「空気人形」@関東/中部/北海道 (映画コンサルタント日記) 映画『空気人形』(お薦め度★★) (erabu) 遠藤賢司 「第二回純音楽祭り」@Club Quatro (音楽) 「しんぼる」 第5位 (映画コンサルタント日記) [cinema]映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 (たまとわ (We don’t need no education))

    「フロム・ヘル」書評リンク集 - 映画評論家緊張日記
    katokitiz
    katokitiz 2009/10/22
    ぶっ!!なんかアクセス数が上がってると思ったら…
  • 少林少女 (2008) - 映画評論家緊張日記

    監督:広克行 出演:柴咲コウ 公式サイト 池袋シネマサンシャシンにて。 初日にもかかわらず、客は50人ばかり。配給東宝、製作フジテレ ビ、監督広克行、主演柴咲コウという最強の(最悪の)布陣でこの入り……格的に邦画バブルの終わりを感じずにいられない。それともドラゴンの祟 りだろうか。劇中、一度でもブルース・リーの映画を見たことがある人にはとうてい許し難いシーンがあるので、思わずブルース・リーを舐めるな! と呟いてしまったのである。 この映画、カンフーを舐めてるだけじゃなく、ラクロスに対してもたいがい失礼だと思われる(ゲームのルールすらわからない)。こんなのに協力しているラクロスU- 19日本代表チームこそいい面の皮だ。しかしそれよりもまず話の意味がわからない。これ、最大の敵が仲村トオル演じる悪の学校長なのだが、彼は「今時、売り物になるのは美だけだ!」とか言って、富士山麓にある大学の宣伝

    少林少女 (2008) - 映画評論家緊張日記
  • カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン - 映画評論家緊張日記

    カナザワ映画祭2008 フィルマゲドンに参加してきました。 今年の金沢はすごかった。クリスピン・グローヴァー見たさに藤原ヒロシから殊能将之、古泉智浩までが金沢に集結、映画の方もとうてい信じられないようなもので、ただただ呆然の時間だった。前のエントリにも書いたように、ぼくは字幕を担当したのだけれど、It is Fine. Everything is Fine!を見るのはこれがはじめて。話は知っていたのだが、まさかあんなイメジャリーが登場するとは思わなかった。度肝を抜かれたとはこのこと。 It is Fine. Everything is Fine!はすさまじい情念の映画だった。一生に一しか作れない類の映画だと思うけれど、What is it?もやはり一生に一しか作れない映画(こちらは正しくLAアンダーグラウンドの教養にのっとった、ケネス・アンガーの正統な後継者たる作品だ)だったので、クリ

    カナザワ映画祭2008 フィルマゲドン - 映画評論家緊張日記
  • しんぼる (2009) - 映画評論家緊張日記

    監督・脚・主演:松人志 公式サイト かなり積極的に見たくなかった映画である。なぜかというと松さんのファンの人はたいそう粘着質にしつこいからだ。左カラムの「最近のコメント」を見てもらうとわかるように、いまだに『大日人』と『ひぐらし』についての記事だけはファンから執拗にコメントがつくのだ。もういい加減にみんな忘れようよ!オレはもう『ひぐらし』のことなんかとっくに忘れたよ! ある日「ぼく」が目覚めるとそこは真っ白な部屋だった。壁からは小便小僧のちんこみたいなものが突き出している。「ぼく」がちんこを押すと、きゅっという音がして、壁からタイプライターが飛び出した。「ぼく」はタイプに向かって助けを求める手紙を打ちつづける…… あーごめん。途中で「リスの檻」(トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』所収)が混ざってしまった。というか、こういう話はそういうかたちにしか着地しようがないんですよ。もちろ

    しんぼる (2009) - 映画評論家緊張日記
    katokitiz
    katokitiz 2009/09/14
    もういい加減にみんな忘れようよ!オレはもう『ひぐらし』のことなんかとっくに忘れたよ!>噴いた
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