実在しないアニメキャラクターであっても、子供の過激な性描写があれば青少年に売らないよう規制する東京都の条例改正案について、都議会は18日、有識者から意見を聞いた。 18日に開かれた都議会の総務委員会では、六本木診療所・赤枝恒雄院長が「20年前から中学生の性がおかしいと言われてきた。もう待てない状態なんです」などと述べ、漫画やアニメを対象に加えた条例改正を急ぐべきだと訴えた。これに対して、首都大学東京・宮台真司教授は「波及効果が大きすぎて、表現者が萎縮(いしゅく)する」などと述べ、新たな規制は表現の自由を奪う恐れがあると主張した。 この条例改正案は、来月開かれる都議会の焦点となる。
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