こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 今日の夢中は、決戦!承久の乱…その勝敗を決したものは何か?永井路子「つわものの賦」より…です。 「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどころを綴る読書ブログです。あなたもお気に入りの一冊を見つけてみませんか? (承久の乱激戦の地・京都宇治川) ■承久の乱 承久3年(1221年)に起きた「承久の乱」…。 それは、日本史上初となる朝廷と武家政権との戦いでした。 3代将軍・源実朝の暗殺に端を発して、京の朝廷と鎌倉幕府との緊張が一気に高まります。 京の朝廷は、内諾していた親王の鎌倉下向を拒否。幕府との対決姿勢を鮮明にしました。 朝廷のトップ・後鳥羽上皇は、幕府に近い公卿らを粛清、独自に西面武士を組織するなど、決戦に向けた準備を着々と進めました。 そして承久3年(1221年)ついに挙兵…。執権・北条義時追討の院宣を発しました。 一