今日ふと思ったのが、この日本社会とそこに属する組織というのはマトリョーシカ構造をしている傾向が非常に強いということ。これはつまり人の認識や概念そのものがこうした形によって大きく左右されているのではないかということで。具体的に言えば親は子を常に上回っていなければ気が済まないし、会社でも上司は部下を常に上回っていなければ気が済まない。これが逆になると体裁が悪いしカッコがつかない。そうなると是が非でも上でありたいと思うし、そうでなければ気が済まないということになる。そして上の人間(になった者)というものは物事や道理を捻じ曲げてでもそうしたことをしようとする節があるということ。 これが具体的にどういう形になるかというと、初代は超偉いということになる。そしてその後を継いだ次代はまあ相当偉い、その後は偉い、その下はまあまあ偉い、その後は凡人揃いとまあこういうことになる。こうして初代を神格化して超強力な