1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/15(土) 21:24:54.08 ID:wN4m+DwO0 まえがき 私は以前に立っていた「やるおで学ぶ音楽史」「やる夫で学ぶクラシックの名曲」 の二方とは別人です。 この二つにとても感銘を受け、このスレを立てるに至りました。 この二つのスレを読んでおくと、私が書く内容がより理解しやすくなると思います。 この二方に失礼のないような内容に致しますが、それでも粗はいくつかあると思いますので、 二番煎じ以下のモノと捉えてくれれば幸いです 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/03/15(土) 21:25:30.94 ID:wN4m+DwO0 ※このスレは指揮者やオーケストラについて簡単に話したいと思います。 出来れば中身
ステンドグラス史の研究をしていますと言うと、おおかたの人が、「教会に入っている色の着いたガラスのことですか」と聞き返します。中には、日本語発音で「ステンドガラスのことですか」とも言います。 ガラスには違いないのですが、ただのガラスではありません。似て非なるもの、それがStainedglassです。色硝子を鉛線で繋ぎ、ひとつの美的世界を表したもののことです。具象・抽象・作家や職人が心を込めて造り出した作品に光線が入り、空気中の目には見えない震動が伝わると、何ともいわれぬ風景が生まれでるのです。 ステンドグラスは、建物の部分に入れられるものですから、建築物はとても大切な位置を占めます。ゴシック建築の壮大な寺院に入れられたステンドグラスは、世界中の人々に認識され、”バラ窓”と言うだけで、フランスのシャルトル大聖堂の名を挙げます。高くどっしりした石造りの中のステンドグラスは、暗い堂内に外からの陽光
眩しいとか、眩いというのではなく確かにその窓を通って柔らかな光が降り注いでくるのです。 例えば、祈りの場所に。かつては、学び舎の片隅に。 あるいは、旅先のくつろぎのひと時に。 ステンドグラスは、光の絵画です。敬虔さと謙虚さを、そのガラスに滲ませて。 穏やかで、柔らかく、満ち足りた平穏がステンドグラスの持つ力なのでしょう。 今日の作品が見つかったのは、ある日記がきっかけでした。 「大正9年、5月22日。青森、宮越氏、ステンドグラスの価格を尋ねくる」 それは、長い間日本のステンドグラス史の中で幻とされてきた作品だったのです。 青森県、津軽半島の付け根に「中里」という町があります。 宮越家は、12代続く町の素封家です。 御当主の、宮越靖夫さんは、町の文化財審議委員でもあります。 この離れは、10代目が妻の誕生祝いにと建てたもの。 庭に面したその窓に…。 今日の作品。タイ
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