ドイツ北東部グライフスヴァルト(Greifswald)近郊ルブミン(Lubmin)の旧原子力発電所。ノルト中間貯蔵施設(Zwischenlager Nord)なども敷地内にある(2011年7月25日撮影)。(c)AFP/BARBARA SAX 【8月10日 AFP】3月に起きた東日本大震災による東京電力(TEPCO)福島第1原発事故を受け、2022年までに国内にある原子炉全17基の閉鎖を決定したドイツでは、1990年に廃止された旧東独の原発の処理が現在も続いている。「脱原発」がいかに時間のかかる作業であるかが分かる。 バルト海沿岸に位置するルブミン(Lubmin)の原発には、旧東ドイツに6基あった原子炉のうち5基があり、1990年に東西ドイツの統一を受けて送電を停止した時点で旧東独の電力の1割を供給していた。 この発電所にエンジニアとして勤務し、広報も担当していたマルリース・フィリップ(M
![15年たっても続く廃止された原発の除染作業 ドイツ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2da2cb3e610b54a2d8bfef41dc0ed3680a4d3d2c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2Fa%2F1000x%2Fimg_aa412e85f596f21fc8f314fa8bd2181e205381.jpg)