思わず目を奪われるような作品の数々、実はこれ飴細工なんです。独学で技術を磨いてきた若き職人・手塚新理さんが、2013年に「浅草飴細工 アメシン」をオープン。MADE IN JAPANの文化が再評価され始めたタイミングと重なり、瞬く間にテレビや雑誌などの露出を経て話題となりました。 そして2015年7月、東京ソラマチの一番目立つ場所に堂々出店! まだ26歳の手塚さんは高専卒業後、花火職人と木こりをしていたという変わり種で、手先の器用さや常識にとらわれない姿勢はその経歴からも察するものがあります。以前、別媒体で取材した記事がこちら→■ そんな彼の精巧な飴細工づくりを支えているのがこの握り鋏(にぎりばさみ)です。切って戻す動きが早くなければ、飴の性質上くっついてしまう。そのため指先に均等かつ、しっかり力がかかる握り鋏を新潟県・燕三条の職人に特注しているのだとか。 「触ってみたらめちゃめちゃカタい