TOP > Bリーグ > B1 > 【Bリーグ開幕特集 宇都宮ブレックス】昨シーズンのロスターに一切の死角なし? 前代未聞のU22枠選手の補強のみで優勝を狙う! 積極補強が不要の理由をスタッツから読み解く 新加入選手は宇都宮にとって初のU22枠契約となる石川裕大のみで、四家魁人を除く13名が継続。これらが意味するのは、このロスターで充分優勝が狙えると判断したからに他ならない。その決断は妥当なものであったのか、2022-23シーズンと2023-24シーズンのスタッツを比較してその根拠を考察したいと思う。 まずはオフェンシブレーティング(100回攻撃した場合の平均得点)がリーグ14位と低迷し、課題となっていたオフェンスから見てみよう。長らく宇都宮の武器であったオフェンスリバウンド獲得率はリーグ5位(32.9%)から12位(30.4%)まで下降したものの、3ポイント決定率はリーグ9位(33.9%